みうけんのヨコハマ原付紀行

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。※現在アップしている「歴史と民話とツーリング」の記事は緊急事態宣言発令前に取材したものです。

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②歴史と民話とツーリング-海老名市

親子の盗みを思いとどまらせた わかれ坂のお地蔵さま(海老名市)

海老名市の有馬浄水場の南西がわ、中河内の里には貴日土神社という神社があります。 地元の方に崇敬されるばかりのこぢんまりとした神社ですが、大東亜戦争(第二次世界大戦)の際には陣地が構築され、そのために移転した鳥居についての石碑が残るなど、ここ…

6キロを隔てた水もらいの神事 水源地の有鹿さま(相模原市・海老名市)

相模原市南区、新磯小学校入り口の交差点に立つ大きな青面金剛の石碑を見ながら、交差点の道を東に進むと、突き当りまでの坂は「ねこ坂」と呼ばれています。 なんでも、この坂はむかし猫が化けて踊っていたとかで、嫁入りや兵隊の送り迎えの行列は避けて通っ…

武士を捨て帰農した先祖をたたえる 中新田の六刀碑(海老名市)

海老名市の中新田のあたり、県立中央農業高校の近くに「川寿稲荷神社」という神社があります。 ここは昔からの農村地帯で、30年ほど昔は一面の田畑の合間合間に家が建つような所だったと記憶していますが、最近になって徐々に住宅地へと姿をかえていってい…

結核の夫を完治させた 稲荷がくれたアリの卵(海老名市)

海老名市の農業高校のあるあたりを中新田といいます。 今でも田んぼが広がり、時おり牛の声が聞こえてくるようなのどかなところです。 実はみうけんはここの農業高校の出身ですが、その時に聞いたお話を思い出して、中新田にある「川寿稲荷」を尋ねました。 …

今も農村に語りつがれる ごまんどうの狐行者の伝説(海老名市)

発展の著しい海老名の街ですが、海老名駅の喧騒から離れると、そこには昔と変わらない農村風景が広がっています。 以前、日蓮上人の不思議な法力が伝わると紹介した、海老名市大谷の「ごまんどう」というところです。 日蓮上人の逸話は前回の記事を読んでい…

日蓮上人が蓮を咲かせた ごまんどうの伝説(海老名市)

30年の昔に比べると、海老名市の発展の著しさは目を見張るばかりです。 駅前の田畑はすっかり開発され、町田や本厚木にならぶ都市化の波をすすむ海老名駅前から消防署の前を通り、中央農業高校へとむかっていく中新田境のあたりは、かつて「ごまんどう」と…

絶えて久しき 中河内地区の辻飯行事(海老名市)

現在、海老名市の有馬小学校があるあたりは、かつては中河内という字名で呼ばれていました。 このあたりは現在では静かな農村地帯が広がり、小高い小山たちの間を縫うようにして田畑が広がり、その中を真新しいランドセルを背負った1年生たちが列をなして下…

美しい娘の姿 国分寺の白椿の精(海老名市)

海老名駅から歩いて15分もかからない住宅街の中に、通称「お薬師様」と呼ばれ、親しまれている相模国分寺という高野山真言宗の古刹があります。 これは寺伝によれば、天平年間に聖武天皇の御勅願によって建立された「相模国分寺」そのものであるとされ、行…

漁師をしけから救った 観音妙智の竜灯の松(海老名市)

海老名市の国分というところに、臨済宗建長寺派の瑞雲山 龍峰寺(ずいうんさん りゅうほうじ)というお寺があります。 ここにはかつて「清水寺」(せいすいじ)というお寺があったために、その名前は「清水寺公園」などの名前となっています。 この清水寺は…

だまし討ちにあった悲運の盗賊 国分の御法塔様(海老名市)

海老名駅の東側、相模国分寺跡の近くの交差点の脇に海老名市消防団の第一分団の詰め所があります。 ここでは、普段はサラリーマンや自営業などで働く方々が地域の防災を担う拠点として、日夜訓練や消防車の手入れなどをされています。 いつもお疲れさまです…

不思議な美女と若者の伝説 鶴松の彦六ダブ(海老名市)

海老名市下今泉の鶴松交差点のところは、田んぼが広がる中に徐々に新しい建物も出来始め、道路も大きく広がって日々その姿を変えつつあります。 昔、この鶴松というところに、とても働き者で正直者、かつ親孝行の彦六という若者が住んでいたそうです。 ある…

娘を意地悪から守った 門前の田の草仁王さま(海老名市)

海老名市の国分というところに、臨済宗建長寺派の瑞雲山 龍峰寺(ずいうんさん りゅうほうじ)というお寺があります。 ここにはかつて「清水寺」(せいすいじ)というお寺があったために、その名前は「清水寺公園」などの名前となっています。 この清水寺は…

弘法大師の霊跡 海老名の蛭沼(海老名市)

JR相模線の海老名駅と入谷駅の中間あたりに、蛭沼踏切という踏切があります。 蛭沼・・・ 聞くだけでウズウズというか、鳥肌が立ってしまう名前です。 みうけんはヒルが大嫌いです。 ヒルに罪はないんですし、ナメクジやゲジゲジやムカデを見てもふーん( …

法華経と共に生きた 長寿の尼僧「綱の尼」(海老名市)

海老名駅から小田急線に沿って北上していくと、線路沿いの住宅街の中に大きく開けた芝生の公園があります。 公園とは言っても目立った遊具などはありません。 その中には小さな庚申堂の祠と、いくつかの石仏が残されていますが、ここはかつて相模国分尼寺が…

悲運の母娘の悲しみを今に伝える 椿地蔵尊(海老名市)

海老名市の中心からは遠く離れた杉久保の里は、現在では住宅が立ち並ぶ住宅街であり、かつてどのような光景が広がっていたのか想像すらかなわぬ変貌ぶりである。 そのバス停に並ぶ一角に、時の流れを止めてしまったかのようにひっそりと建てられた地蔵堂が地…

何百年もの長きにわたり衆生を救ってきた大谷八幡宮の梵鐘(海老名市)

小田急線と相鉄線・相模線が交わる海老名駅は、20年ほど前まではある程度の発展を見せながらもどこかにのどかさを残し、駅前には多くの田んぼも見られたが、ここ20年ほどの間に著しい発展を見せ、その賑わいはもはや本厚木駅のそれを抜かそうとしている…

恋の病に命を落とした 哀れな尼僧の涙の伝説(海老名市)

開発の波著しく、日々その姿を変えていく海老名駅前から国分寺の跡に向かい、その裏の細い急坂を原付でグイグイ登っていくと、こぢんまりとした墓地の向こうに丹沢大山の遥かなる山並みを望み、顔に当たる風も清々しい丘の上に出る事ができる。 この坂道は、…

戦乱に散った 不運の姫と幼子の哀話(座間市・海老名市)

小田急線の座間駅近辺は、今となっては閑静な住宅街となり東京や横浜のベッドタウンとして宅地開発も著しく、発展する海老名の駅前と合わせて日々その姿を変えつつある。 その住宅街を蛇のようにうねりながら貫いて行く目久尻川の、かつては農業用の用水とし…

人柱となり一命をとしたお松の供養地蔵尊(海老名市)

JR相模線の入谷駅の近辺は、首都圏の駅前とは思えないのどかな農村地帯であるが、入谷駅から南側の鳩川という小川にそそぐ用水路をまたぐ踏切を目印に、原付を走らせていく。 このあたりは農業指定地区となり、周囲は田んぼばかりが広がって聞こえるのはカ…

民百姓のために散った義民 鈴木三太夫の伝説(海老名市)

発展著しい海老名駅から南側に離れると、なつかしい光景を今なお留める大谷の里に出る。この地域を南北に走るのが大谷座間線と呼ばれている生活道路である。 この道路沿いには人知れずしてひっそりと立つ社があり、その隅々にまで掃除は行き届いて清潔に守ら…

突如として街中に現れる旧帝国海軍の標柱(海老名市)

ある日、海老名市は大谷というところを原付でチャリチャリ走っていて、ふと住宅街の一角にあるゴミ集積所に目が止まった。 写真のとおり、普通ならば何も意識せずに通り過ぎてしまうような小さなゴミ集積所なのだが、その片隅にあり、とても気になったものが…

 

 

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