みうけんのヨコハマ原付紀行

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。※現在アップしている「歴史と民話とツーリング」の記事は緊急事態宣言発令前に取材したものです。

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②歴史と民話とツーリング-横浜市保土ヶ谷区

弁天さまの願いが姿を現した 正観寺の大蛇伝説(横浜市保土ヶ谷区)

相鉄線は西谷駅を出発して横浜方面へと向かうと、やがて横浜方面へ行く線路と、新横浜方面へ向かう線路に二手に分かれます。 この新横浜へ向かう線路はつい最近開通したものです。 この分岐した線路に挟まれるようにして、住宅街の中に建つ静かな寺院が、曹…

一人の高僧が切り拓いた 裕慶坂と十三品塚の伝説(横浜市保土ヶ谷区)

かつて、鎌倉が日本の中心であった頃のお話です。 鎌倉幕府に何かあったとき、日本全国から武将たちが鎌倉へとはせ参じることができるように何本もの道が整備されました。 その多くは、今なお「かまくらみち」と呼ばれて人々の生活の中にあります。 広く開か…

流行り病をいやす霊験と 帰りたかった阿弥陀如来のはなし(保土ヶ谷区)

保土ヶ谷区川島町を流れる帷子川にかかる「鷲山橋」を渡って西側につながる急な坂は、昔から「りょうけ坂」と呼ばれています。 この坂は、むかし坂の上と坂の下にあったの二つの家の住人が中心となって、村の発展のために道の整備をしたことにちなんで「両家…

国の境で数々の伝説を生み出した 権太坂の境木地蔵尊(横浜市保土ヶ谷区)

横浜市を南北に縦断する大動脈に環状2号線というものがある。 この環状2号線の「環2境木」という交差点を折れて海側に入っていくと、やがて境木地蔵尊と呼ばれる静かな地蔵堂に辿りつくことができるが、この地蔵尊はいまでも地域の方々から篤い信仰を受け…

民衆の信仰いまなお篤い 和田町の和田地蔵尊(横浜市保土ヶ谷区)

相鉄線の和田町駅は、駅前に帷子川の静かな流れを望み、その帷子川を渡れば昭和の香りを色濃く残す駅前商店街が伸びて、人通りも多く活気に満ちた街である。 駅前の橋を渡ってすぐの所には風情のある居酒屋が何軒かあり、それらに挟まれるようにしながら、い…

多くの人の病を癒した 霊泉の出た菊水観音堂(横浜市保土ヶ谷区)

JR線の保土ヶ谷駅を降り、東海道を西へ下ってしばらく行くと、保土ヶ谷本陣の跡の碑が残る。 そのさらに先にある路地を入っていくと、車が1台通るのがやっとという細い路地の奥に、瀬戸ヶ谷の八幡社が静かな雰囲気のまま残されている。 この瀬戸ヶ谷の八…

大人を叱った 子供好きな道祖神(横浜市保土ヶ谷区)

保土谷駅からJRの線路に沿って走る国道1号線はかつての東海道として交通の要衝でもあったが、その1号線と今井川とを越えたところにある外川神社は、その創建は比較的新しく江戸時代のことである。 江戸時代、このあたりは湯殿山・月山・羽黒山を祀る山岳…

難所の坂で旅人を救った いわな坂の北向地蔵(横浜市保土ヶ谷区)

JR東海道線保土ヶ谷駅の南にある、岩井町の福聚寺前の坂を石名坂(いわなざか)という。 石難坂とも書かれ、石がごろごろして歩きづらい険しい坂道だった。 坂の途中には、今なお古井戸が残されており、いまだに絶えることなく清水が湧き出ている。 これは…

人間の傲慢を狐が戒めた 保土ヶ谷のおなべ稲荷(横浜市保土ヶ谷区)

JR線の保土ヶ谷駅を降り、東海道を西へ下ってしばらく行くと、保土ヶ谷本陣の跡の碑が残り、そのさらに先にある路地を入っていくと、車が1台通るのがやっとという細い路地の奥に瀬戸ヶ谷の八幡社が静かな雰囲気のまま残されている。 この瀬戸ヶ谷の八幡社…

 

 

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