みうけんのヨコハマ原付紀行

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。※現在アップしている「歴史と民話とツーリング」の記事は緊急事態宣言発令前に取材したものです。

愛車はヤマハのシグナスX。 原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。
風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。
※いままではカタい文章の書き方でしたが、徐々に改めていきます。

②歴史と民話とツーリング-秦野市

美しき姫君の哀話を伝える 街道沿いのかりがねの松(秦野市)

小田急線渋沢の駅から曲松の交差点を南下していきます。 このあたりは原付で走ると気持ちよく、三浦半島に続いてお気に入りのところです。 やがて峠隧道の手前、「渋沢中学校入口」のバス停の近くから山路へと入っていきます。 その山路をずっと登っていくと…

仇討ちの悲話を今に伝える 源実朝の首塚(秦野市)

小田急線秦野駅から北へ向けて20分ほど原付を走らせると、やがて長閑な農村風景の中に家屋が点々とする東田原の里へ出ます。 その東田原の駐在所の裏手にある田原ふるさと公園の脇には、源実朝の首塚といわれている五輪塔が今もひっそりと立っています。 …

処刑された修行僧の悲話 秦野の道永塚(秦野市)

小田急線の秦野駅の北側、神奈川県道70号秦野清川線は国道246号線名古木交差点から宮ケ瀬へと向かう主要道路です。 その秦野清川線の藤棚バス停の南側の分かれ道のところに、こんもりとした塚とともに、いくつかの石碑が建っているのを見ることが出来ま…

あまりに巨大で運べなかった 落幡延命地蔵(秦野市)

小田急線の鶴巻温泉駅から駅前の通りを南下していくと、ほどなくして延命地蔵尊前という交差点にさしかかる。 このあたりは落幡といって、以前紹介した「中将姫」が織り上げたという大きく美しい幡(旗)がこの地に舞い降りたという伝承が、落幡という地名の…

旧街道の旅人たちを見守り続けた 二つ塚の道標(秦野市)

小田急線の渋沢駅から南側、曲松一丁目の交差点のあたりが、かつての街道である矢倉沢往還の道となる。 矢倉沢往還は過去記事でも紹介したが、江戸の赤坂見附にあった赤坂門を起点として武蔵国、相模国から足柄峠を経て駿河へと至る街道であった。 江戸時代…

師匠に近づこうと山を登った 弘法山の亀の子石(秦野市)

秦野の里を眼下に一望する小高い山全体に広がる弘法山公園は、家族連れが多く集まる美しい公園であると共に、その昔弘法大師が修行されたとも伝えられている関東屈指の霊山であり、かつては真言宗の聖地ともされた山である。 その弘法山公園へ上がっていく小…

旅人たちに道を示した 矢倉沢往還と善波御夜塔(秦野市・伊勢原市)

神奈川県を東西に結ぶ大動脈のうちの1本が国道246号線であるが、そのランドマークの一つとなっているのが伊勢原市と秦野市の境にある善波トンネルと善波峠である。 ここはかつて、矢倉沢往還と言って峠越えの街道であり、時代は令和となった現代にあって…

娘の歌声に惚れた 今泉の龍の伝説(秦野市)

小田急線秦野駅の南側、駅から程近いところに太岳院という寺があり、その脇には今なおこんこんと清水を湧き出させる沼があるが、この沼には聞くも悲しき龍の伝説が残されている。 今となっては「今泉名水桜公園」という公園になっているが、かつてこの沼には…

平将門に吉夢を授けた 秦野の鴨居稲荷(秦野市)

小田急線秦野駅の北側に元町という地域があるが、この元町の龍門寺のあたりは古くから御門と呼ばれていた。 それというのも、今から千年以上も昔に、平将門が秦野に来た時、地形が京都によく似ているとの事で大層気に入り、現在の龍門寺辺りに館を構えたのが…

弘法大師の錫杖が穿った 不思議な臼井戸の由来(秦野市)

小田急線の秦野駅から東側すぐの住宅街は、かなり古くから人が暮らしを営んできた、実に風情ある街並みである。 その秦野駅から歩いて5分もかからない住宅街の中に、立派な屋根を据えられては冷たい清水を滝のように噴き出す湧水があり、これを地元の人は弘…