みうけんのヨコハマ原付紀行

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。※現在アップしている「歴史と民話とツーリング」の記事は緊急事態宣言発令前に取材したものです。

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②歴史と民話とツーリング-横浜市港北区

ハマの住宅街にオアシスがあった!市民に愛される秘蔵の癒しスポットを訪ねる(横浜市港北区)

みうけんは、もともと港北区の出身でもあるので、港北区は縁が深いところ。 今回も昔をなつかしんで、やってきたのがこちら「菊名池公園」です。 立地は東急東横線の妙蓮寺駅から徒歩5分。 水道道をはさんで南北に分かれ、北側は池、南はプールになっていま…

明治期の職人の腕を伝える 樽町本長寺の山門彫刻(横浜市港北区)

鶴見川を渡って綱島の南に行くと、樽町というところに出ます。 現在ではすっかり宅地化もされ、綱島街道には多くの車が行き交う活発な街ですが、かつては一面の田畑が広がると共に、遠くには綱島温泉郷を眺める風光明媚なところであったと聞いています。 そ…

今も残る力石 村と村の力くらべの思い出(横浜市港北区・鶴見区)

横浜市港北区はニュータウンとして発展が著しい一方で、昔々からの人々の暮らしが垣間見えるところでもあります。 今日は、そんな昔の人の暮らしぶりに会うために、師岡町(もろおかちょう)にある師岡熊野神社へやってきました。 師岡熊野神社の歴史は古く…

働き者の老夫婦を救った 鳥山の鼻取り観音さま(横浜市港北区)

新横浜駅西側の岸根交差点から小机の方角に向かっていくと、左手には秀麗な本堂がたたずむ瑞雲山 三会寺(ずいうんさん さんねじ)があります。 このお寺は御本尊様には弥勒菩薩をいただいた高野山真言宗の寺院で、創建年代こそ分かっていないものの、鎌倉幕…

琵琶法師に調伏された大蛇の話 新横浜の蛇幸津神社(横浜市港北区)

今では新幹線の駅もできて発展いちじるしい新横浜のあたりですが、新幹線の駅ができるまでは一面の湿地帯で人も住まないところでした。 しかし、昭和39年(1964年)に国鉄新横浜駅が開業すると駅の周りはみるみるうちに発展していきます。 特に、今で…

かつての人々の暮らしを伝える 小机の猿田彦大神(横浜市港北区)

第三京浜、港北インターチェンジのところから小机大橋を経て鶴見川を渡り、小机町へと向かいます。この小机大橋を渡ったところは古くは矢之根、または北根方という字で呼ばれていたところで、ちょうど小机城の北側に当たります。 明治時代初期の古地図には、…

虫歯の痛みを自ら引き受けた 鳥山の乞食地蔵(横浜市港北区)

横浜市港北区、岸根交差点から小机へと向かう道が横浜上麻生道路で、環状2号線と交差する重要な生活道路です。 又口橋の信号を越えてすぐに鳥山川を越えますが、この鳥山川を少し下ったところの堤の横に小さな地蔵堂と松の木が見られます。 これは、地元で…

目の見えない村人が信心した 新羽の蓮華寺のお薬師さま(横浜市港北区)

今では第三京浜も通り、地下鉄まで開通して著しい発展を遂げている横浜市港北区の新羽町ですが、ほんの30年前までは町じゅうが小さな町工場で埋め尽くされ、さらにもっと昔は一面の田んぼと豊かな野山が広がるところでした。 そんな新羽町の中でも、通称「…

かつての城と処刑場 北新羽オシカリバの伝説(横浜市港北区)

30年ほど前に地下鉄が開通してから、発展の度合いが日に日に加速している新羽町の近辺であるが、北新羽と呼ばれるあたりはまだ自然も多く、かつての原風景をそのまま留めているかのような道を愛車シグナスXで駆け上っていく。 この細い道を登りきると、東…

どのような由来でつけられたか 神隠の地名と神隠公園(横浜市港北区)

横浜市北部を縦断する第三京浜道路の都筑インターチェンジの南側は、横浜市港北区新吉田町のなかでも「神隠(かみかくし)」という字がついているところである。 横浜とはいっても、この辺りは元々はのどかな農村地帯であったが、港北ニュータウンの開発が進…

琵琶法師の足跡を伝える 岸根の琵琶橋(横浜市港北区)

横浜市を周回する環状2号線の岸根交差点から、東側の岸根公園にかけての一帯を岸根町と呼んでいるが、このあたりの老人会や盆踊りでうたわれる「岸根音頭」には、つぎのような一節がある。 〽ハァ~ヨイホ 岸の根 琵琶橋 武蔵の名所 むかし琵琶法師 むかし…

勉学に生きた高僧 印融法印の墓と三会寺の幼稚園児たち(横浜市港北区)

JR小机駅から岸根に向かう横浜上麻生道路を東進し、鳥山川を渡る手前にある三会寺入口という交差点を入ると、秀麗な山門の瑞雲山三会寺がある。 東国八十八ヵ所霊場25番、旧小机領三十三所子歳観音霊場2番である。 この寺の創建年代は明らかになってい…

今なお里に残る「おいづか」の伝説(横浜市港北区)

地下鉄の北新横浜駅を降りて西口へ出て、新羽小学校や新羽中学校の建つ丘へ向かって歩いて行くと、いかにも旧道然とした曲がりくねった道に出る。 小さな道祖神の背後にはコインパーキングや月極駐車場があるのだが、そのさらに背後のこんもりとした塚が、地…

雨水の穿ちが徳本上人の高徳をあらわす 専念寺の揮毫石塔(横浜市港北区)

横浜市営地下鉄の北新横浜駅から、地図で新羽小学校を目指していくと、新羽小学校が立つ小高い丘のふもとに浄土宗の古刹である亀甲山専念寺があり、これこそが戦国時代末期の慶長6年(1601)に耕公上人が開山したとされる由緒ある古刹である。 亀甲山と…

港北区に今なお伝わる「いのちの池」を訪れてみた(中編・「の」の池編)

(前篇・「い」の池編からつづき) www.miuken.net 港北区師岡に残された「いのちの池」のうち「い」の池の見学を終えて、歩みを「の」の池に進めることとする。 「の」の池は師岡熊野神社の境内の奥にあり、それ程規模は大きくはないものの今でもきちんと整…

港北区に今なお伝わる「いのちの池」を訪れてみた(前篇・「い」の池編)

東急東横線の大倉山駅を降りて綱島街道に出る。そのまま字の通り綱島方面へ向かい、途中で住宅街に入って行く細い路地を進むと、八咫烏信仰がサッカーW杯に勝利をもたらすとされ、若者にも信仰を受けている師岡の熊野神社がある。 この神社の前にはかつて農…

復活したワラ蛇の神事 「注連引百万遍」の由来(横浜市港北区)

横浜市営地下鉄で新羽駅と北新横浜駅を降りた地域は、平成になってから一部の町名を「北新横浜」と風情なく変えてしまった地域もあるが、古くから新羽という地名であり、昭和の中ごろまでは一面の田んぼと丘が広がる農村地帯であった。 その新羽には現在でも…

今なお信仰する 菊名池弁財天の秘話(横浜市港北区)

東急東横線の妙蓮寺駅を降り、今なお活気ある妙蓮寺駅前商店街を抜けると、かつてため池であった菊名池のほとりに出ることが出来る。 菊名池は水道道に分断され、北側は菊名池として、南側は妙蓮寺プールとなっているが、かつて戦前まではひとつの大きな農業…

 

 

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