皆さんは、中華料理はお好きですか?
一口に中華料理と申しましても、北は東北料理から南は海南料理まで、国土の広さと民族の多様性、長い歴史の中での紆余曲折をへていろんな食文化が複雑に絡み合っているのが中華料理です。
今回は、中国でも南側、福建省のお料理のお店を紹介したいと思います!!
やってきたのは、伊勢佐木長者町駅近く、親不孝通りに面した新しい福建料理のお店「老福州」さんです。
中国の南東部に位置する福建省は、お米の料理と海鮮料理がおいしいところ。
海に面しているので、さまざまな海産物を食べることができます。
横浜の中華といったら、四川料理や東北料理が多い印象がありますよね。
その中で、福建料理を前面に出すお店というのはそれだけで珍しいなと思います。
店内は1階と2階がありますが、1階はこぢんまりと少人数むけ。
4人がけのテーブルと、カウンターもあってお一人さまでも使いやすい構成。
取材である事を伝え、2階も見せていただきました。
2階は広いですからお食事も2階でどうぞ、との事でお言葉に甘えて2階へ。
なるほど、2階の窓際は円卓になっているんですね。
これは宴会や会食などにも良さそうです。
宴会などに向いている個室もありますよ、との事。
カーテンなどで仕切る半個室タイプではなく、完全な個室なので気楽でいいですよね。
さて、メニューはいろいろありますね。
この他にもたくさんあるので、それは記事の最後に掲載します。
いちおう一瞥はしてみるけれど、実は何を食べるかはもう完全に決めていたりします。
冷たいおしぼりが出て来ました!
紙タイプではなく、ちゃんとしたタオルおしぼりというのはポイント高いです。
お茶も熱いのと冷たいの、どちらか選べるとの事で冷たいほうをお願いしました。
すると、キンキンに冷えた烏龍茶をくださいました。これは嬉しいなぁ。
さて、このお店は焼きビーフンがモリモリで美味しいよ!! と読者の方からオススメを受けていました。
なので、ゴ注文ハ?→「福清炒米粉」(焼きビーフン:1180円)でお願いします!!
しばらくして、奥の厨房から豪快に炒める音と、すんごい芳しい香りがして来たなと思ったらニコニコと到着です。
うーん、さすがは びっくりなボリューム。
焼きビーフンって優しげなイメージありますが、さすがにこれだけの量があると壮観です。
きちんとスープもついて来ました。
玉子と豆腐、人参が入った優しい味わい。
さっそく麺をすすってみると、塩と海鮮ダシが主張した優しい味付け。
パッと見て野菜しか乗ってないのかと思いましたが、麺の中を探してみてビックリ。
あさり・えび・かに・かき・豚肉など具沢山です。
野菜も、もやし・玉ねぎ・青菜・にんじんなど具沢山で食べ応えバッチリ。
個人的にアゴの力には自信があるので、カニもエビも殻ごとバリバリ食べました。
よく噛んで食べるのは健康の秘訣!! 自信ある方は、ぜひ。
麺は見ての通り2人前ほどあります。
実際、2人でシェアしてちょうど良い量になるので、1180円ならばコスパはいいと思います。
◆◇◆後記◆◇◆
さすがは海沿いの街・福建省。
海鮮の出汁を効かせた米料理が美味しいとは聞いていましたが、噂に違わずの美味しさです。
横浜に数ある中華のなかで、麻辣もいいし四川もいいんですが、福建料理の優しさも捨てがたい。
この「老福州」さん、他にもいろいろ気になる料理があってこれはハマりそうです。
参考までにメニューを掲載しておきます。
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
【みうけんさんおススメの本もどうぞ】
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