前回、ここに来たのは5月の中旬でした。
じつに2ヶ月ぶりの訪問となります、みうけん家行きつけの「中国蘭州牛肉拉麺 王記」さんです。
この日も多くの常連さんたちで賑わっていました。
まずは「葱油鶏」(蒸し鶏のネギソースがけ:418円)から。
このメニューは初めて注文しました。ふっくらに蒸された鶏肉には優しげな塩味がついて、たっぷりのキュウリの千切りとネギ、そして熱して回しかけられたラー油が良い感じです。
これはしみじみうまいな!!
もう逸品、「酸菜豚肉焼餃子」(高菜入り豚肉焼き餃子:5個550円)です。
ここの餃子はいつもパリパリの羽根が楽しいです。
丁寧に皮から手作りされたモチモチの餃子とほとばしる肉汁は、やはり美味しいです。
そんじょそこらの既製品の薄皮餃子には、もう戻ることはできません!!
やはり餃子の皮は手作りに限ります。
この羽根をパリパリと味わってから黒酢をたっぷり付けて頂くと、皮のモチモチ感の中からジュワジュワァな肉汁があふれ、鼻には爽やかな高菜の風味が抜けていきます。
醤油もいいけどさ、やはりこの餃子は黒酢だよ!!
やはり、このお店に来たからには「蘭州牛腩麺」(蘭州牛バララーメン:790円+大盛り)を食べないと気が済みません。
メニューに「舌の上で味じ 丁寧に作る」と紹介がされているように、優しい牛のダシがじんわりと舌に染み入ります。
本来は麻辣も入って赤いスープのはずですが、子らが食べるのでいつも辛さは抜いてもらっています。
以前はマスター自らがドタンバタンを打ってくださる麺だったのですが、マスターの腱鞘炎により市販の麺に変わって幾星霜。
麺は市販の麺となっても、相変わらず飽きの来ない美味しさで、トロトロに煮込まれた牛バラと、そして丼を彩る大根や人参、パクチーが良い感じです。
子らが焼きメシが食いたいとのたまうので、「什錦炒飯」(五目チャーハン:580円)です。
これで1人前か? 明らかに多いだろう!!
五目といいうますが、具材はあまり感じません。
レタス、玉子、たまにエビ・・・まぁシンプルですよね。
この炒飯は適度にしっとりしていながら、すくってみると実にパラパラな炒め加減で、味付けもちょうど良いです。
とにかく、この炒め加減にマスターのウデを感じます。
そして、他にもこのお店で絶対に外せない逸品というのがあります。
みんな大好き「水煮牛肉」(牛肉の激辛煮込み:1080円)です。
これは、下味をつけた牛肉を炒め、たっぷりの野菜も炒め、大量の中華香辛料と煮えたぎった油をジャバーした料理。
これを「水煮」と言い切る中国文化の雄大さを肌で感じるわ。
このうまさ、美味しさ文章では表現できないんです。
とにかく食べてもらうしかない。
水煮牛肉に最も合うもの。
それはやはり紹興酒ですが、お酒が出ない昨今であれば白いご飯でしょう。
このあまりのウマ辛さに、白いご飯も止まりませんよ。
〆のデザートに「炸饅頭」(揚げ饅頭:4個280円)です。
中華のデザートは杏仁豆腐しかないと思っているチミ!!
一度、これを食べてみて。
あったかくて甘くて脂っこくて背徳のウマさだから!!
うーん、このお店はやはり何度来ても満足度の高さはピカイチです。
相変わらずマスターは元気で優しいし、うちの子らも大好きなお店なので、また足繁く利用させていただきたいお店です。
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
【みうけんさんおススメの本もどうぞ】
★☆食べログもごひいきに願います☆★
中国蘭州牛肉拉麺 王記 (中華料理 / 伊勢佐木長者町駅、阪東橋駅、日ノ出町駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0