みうけん家行きつけの中華屋さん。
以前は注文の都度、麺をビッタンバッタン手打ちして食べさせてくれる、手打ち麺の蘭州牛肉ラーメンがウリでした。
この界隈に住んでいる中国人からもそこそこ人気があるお店で、どちらかというと日本人よりも中国人コミュニティの中で知られた存在のお店ですよね。
どうやらマスターが腱鞘炎になってしまったとか。
したがって、今は麺をガッタンドッタン手打ちする事はなく、市販の麺に変わってしまった為にしばらく足が遠のきましたが、結局は穏やかなマスターの人柄に釣られてたまに家族ぐるみで訪問している次第です。
今回の注文は、ますは「黒豚焼き餃子」(450円)。
いわゆる羽根付き餃子なわけですが、このカリカリな羽根、もっちりした皮、そして肉汁たっぷりなジューシーなアン。これが旨くないワケがないんですよね。
アチッ!!
続いては、これも酒のツマミですねぇ。
「ラムの串焼き」(1本218円)です。適度な塩気とスパイスの香り、この羊肉のジューシーさがイイ!!
正直言って、この串焼きはこの界隈の他の中華屋さんに比べてコスパはイマイチなんですけれど、やはり従来の中華街から外れた横浜ニューチャイナタウンでは欠かせない存在ですからね。
子供達も好きなのでだいたい注文します。
「焼鶏翅」(2本318円)。
これもツマミとしてはコスパに優れた部類に入ります。
みうけん家は多少食べづらくても、骨付き肉を愛するのです。
鶏の手羽先もその一つで、カリッとジュワッと焼かれたジューシーさは、いつ食べても飽きの来ないものですよね。
そしていよいよメインの「蘭州牛バララーメン」(790円)。
これは辛くないバージョン。
麺は製麺所の、タンメンとかに使ってそうな麺が入っています。
まぁ、これはこれで美味しいのよね。
なんと言っても丁寧に煮出された牛骨のダシと、柔らかく煮込まれた牛バラがたまりませんよね。
続いて「蘭州チャーシュー麺」(790円)。
これは通常バージョンなのでガッツリとラー油がブチ込まれています。
爽やかなパクチーの香りとシャキシャキ感が良いねぇ。
今回の大ヒットが「スペアリブの塩コショウ炒め」(1000円)です。
ハッキリ言って、この店では高級な4ケタ越えなメニューです。小さく切ったスペアリブを唐揚げにして、香辛料や唐辛子の輪切りとともに炒めた?のか?
ちょっとレシピが謎なメニューですが、衣はカリカリっとしており、肉はジューシー、濃い目に味付けされたその破壊力。
思わずビールが欲しくなる味です!
高菜入り水餃子は、正式な名前とお値段を失念。
高菜をしっかり感じる優しい味の水餃子。
モチモチした皮に仕込まれた旨味と肉汁は高菜の風味と香りが混成し、小麦と肉と高菜の芸術的なる三位一体です。
これは紹興酒が欲しくなるね!!
子供が大好き、「ゴマ団子」(3個350円)。
正直、みうけんには個人的に美味しさがわからないメニュー。
でも子供は好きなんですよねぇ。意外と。
最後にお会計の際、コロナの影響でお客さん来なくて大変でしょう? と聞いたら「いやー、毎日イソガシイデス」と言っていました。
この日も、絶対お客さんゼロだろうと思ってきたのですが、意外にもちょこちょこお客さんは来ていました。
コロナに関してはいろんな考えもありますが、これからもコロナ禍にめげずに末永く頑張ってほしいと思います。
御造作!!
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中国蘭州牛肉拉麺 王記 (中華料理 / 伊勢佐木長者町駅、阪東橋駅、日ノ出町駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0