JR鶴見駅から5分ほど歩いた所の老舗広東料理のお店。
なんとなく食べログをチェックしていたら見つけたのですが、みんなが食べている牛バラご飯がやたら美味しそうだし。
なんとっ! あのっ!
恰幅の良い彼の良いカレーまでが牛バラご飯を食べて絶賛しているではありませんか。
よって永らく「お気に入り」に入っていたお店ですが、なかなか鶴見に来る機会がない中で、夜勤明けのお昼ご飯として意を決してやってまいりました。
営業は基本昼だけ、しかも11時〜13時半と言う実質2時間半だけの強気な営業ですからね。
このコロナ禍でもやっててよかった!!
なるほど、皆さんおっしゃるように絞りに絞ったメニュー。
お昼だから?? お酒すらありません。
こりゃメニュー写真を撮るのが楽だわ。笑
メニューは主にご飯、麺。
具材はそのままで米か麺を選ぶ感じです。
この他にも焼売や餃子も隠れメニューとしてあるみたいね。
もうね、最初から何を食べるかすっかり決めてあったのよ。
これだけ書きゃ皆さんお分かりでしょう、元気に「牛バラご飯」(800円)でお願いしま〜す。
注文してから、供されるまで実質5分程度。
このスピード感がハラペコの身には有り難い限りです。
立派な牛バラに心奪われるところではありますが、まずは心を落ち着けてからスープを一口。
うん、あっさりしておきながら優しいコクがジ〜ンワりと口に広がります。
どこまでも丁寧に煮出された美味しいスープだからこそ、入っているのはネギだけというシンプルさが良いのです。
これは空腹の胃を鎮め整えてくれる、食前にはピッタリなスープですよ。
なんてカッコいいこと書いてるけどさ、実は空腹は全然鎮まってないのよ。
ハァハァ言いながらレンゲを肉に突き立てます。
崩れるほどにトロトロなバラ肉もいいけれど、こちらの肉は肉らしい食感をビシッと残した絶妙な煮込み加減。
甘めのアンがよく絡んで、醤油の塩気と旨味も合わさって、まさに老舗の古き良き中華の味なんですよね。
この甘めのアンと肉のガッツを優しく受け止めてくれるのが、そう、白いご飯です。
と言ってもすっかりアンを吸い込んで茶色いご飯になってしまってるけどな!!
肉と白米というのは他の追随を許さぬゴールデンメンバーデラックスなわけですが、この深い味のアンをいただいてマッタリと味付けされたご飯を嫌う男子が、果たしてこの世にいるのだろうか?
これはイイな!
とバババとかっ込み、口の中がコッテリした時の助け舟こそが、香の物と呼ばれるお漬物。
まぁ早い話がザーサイです。
しっかり塩抜きしてありカリコリな食感が楽しめる、キホンに忠実なタダしいザーサイですね。
このお店は、やはりウワサ通りの名店でしたね。
これはぜひとも再訪して、五目焼きソバも試してみたいなぁと感慨にふけりつつ、しみじみとザーサイをかじったのでした。
御造作!!
↓↓↓食べログもごひいきに願います↓↓↓