いつもお馴染み、みうけん家いきつけの「中国蘭州牛肉拉麺 王記」さん。
ハマのランドマーク大通公園沿いにあり、公園で昼から上半身裸で寝る人や街頭将棋に興じる人たちが屯すのを横目に見ての入店です。
もともとは注文のたびに手打ちしてくれる贅沢な麺で作られる蘭州牛肉麺がウリだったけれど、マスターの腱鞘炎を機に市販の麺に変わってしまいました。
しかし、このお店のマスターの人当たりの良さと、居心地の良さ、そして蘭州牛肉麺だけではない美味しい料理の数々に魅せられて、結局通い続けているお店です。
今回も笑顔が優しいマスターがお出迎えです。
まずは「蘭州牛腩麺」(蘭州牛バララーメン・大盛・790円+大盛り代?)です。
通常は辛いんですが、みうけん家は子供に食べさせるためにあえて辛み抜きをオーダーです。
優しげな牛骨の出汁と、市販ではありながらプリプリの太麺。
そして柔らかな牛肉に大根と人参。
手軽ながらもバランスの取れた一杯なのですよ。
「蘭州炒麺」(蘭州焼きそば・820円)も、同じ市販の太麺を使用。
基本的な味付けは中国醤油ですが、ほのかに感じるコクのある酸味。
野菜もたっぷり入っていて食べ応えがあります。
これは香醋も入れているかな? 独特な美味しさがあって、なかなか箸が止まりません。
大人のおつまみ「口水鶏」(よだれ鶏・568円)は、芝麻醤ベースのタレにキュウリの細切り、プリプリな鶏肉がたっぷりのって辛いソースとパクチーが乗ったもの。
麻辣ダレの辛さと芝麻の甘さが程よく絡み合って、おつまみにもおかずにも丁度良い逸品です。
「(高菜入り豚肉焼き餃子・550円)。
手作りのプリプリの皮にしっかりと包まれたアンにはたっぷりの豚肉が入り、高菜がほどよい酸味を加えてくれます。
一口かぶりつけば、ジュワリと溢れ出てくる肉汁がたまらないのよね!!
やはり肉汁あふれるこの作り方は餃子を味わう上での真骨頂だと思いますよね。
今回のイチオシ「回鍋肉」(豚肉とキャベツ炒め・868円)。
普段はあまり注文しなかった回鍋肉ですが、今回はなんとなく食べてくなって注文してみました。
これが個人的には大当たりで、ピリ辛なタレに絡められたシャキシャキなキャベツとプリプリなお肉の相性がバッチリ!!
味もしっかりと味付けされた味噌味で、これはゴハンが進む味です。
麻辣は弱め、ニンニク葉ではなくキャベツを使う日式回鍋肉ですが、今回の注文でもう少し回鍋肉の美味しさも研究してみても良いのではないかと思いました。
いつものデザート「炸饅頭」(揚げ饅頭・280円)。
揚げた花巻のような中華蒸し饅頭にコンデンスミルクをつける定番のスイーツ。
サクサクに揚がった中華饅頭はほんのり甘くて、しかして素朴な味。
ここにコンデンスミルクをつけて食べる、なんともシンプルながら奥の深いスイーツです。
このお店は麺が手打ちではなくなってしまったのは残念だけれど、マスターの人柄良いし味付けも好み。
さらに、ゆっくりとできるお店なのでいつもダラダラとしてしまいます。
このお店はこれからも通いたいと思いますし、みうけん家が入った後は次から次へと常連さんが来てほぼ満席になったので、やはり実力店なんだなぁと実感できるお店なのです。
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
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中国蘭州牛肉拉麺 王記 (中華料理 / 伊勢佐木長者町駅、阪東橋駅、日ノ出町駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.8