JR関内駅から歩いてすぐ、地下鉄の伊勢佐木長者町駅からも歩いてすぐ。
鎌倉街道と伊勢佐木モールの間にある东北菜と川菜のお店で、みうけん家の行きつけです。
ハイ、さっそく出てきました新出単語!!
东北菜=中国東北地方、昔でいえば旧満州のあたりの料理。
川菜=四川地方の料理です。
期末試験に出ますよ!!
この2つの地方は千キロ以上はゆうに離れている、中華人民共和国の中でも対極のような地理や気候の地方なんです。日本で言えば北海道料理と鹿児島料理を出すような感覚で、この両方の料理を出すと言うのは実に奇妙な感じがします。
しかしそんな不思議な店が横浜の関内地区には多いのです。
さらに、このお店では延辺朝鮮族料理も出してきますから、いろいろ食べられますよ。
あ、まずは定番の突き出し3種ですね。
まずは定番の「羊肉串」(ラム串:1本130円)から。
2本は辛くない味付けでお願いしました。相変わらずジューシーで、噛むごとに旨味が溢れる実にうまい羊肉串!!
お値段もお手頃です。焼き鳥より好き!!
「蒜蓉空芯菜」(空芯菜のにんにく炒め:980円)は、野菜が食べたい一心で頼んだ逸品。ジャキジャキした空芯菜の食感と、ギュムッと効いたニンニクのパンチあふれる香りに、もうクラクラします。
野菜炒めに980円!?とも思いますが、まぁ量もあるしね。
「海鮮鍋巴」(海鮮おこげ:1000円)。
これも野菜がたくさん摂れて、体にも心にも良いメニューよね。
アツアツのオコゲに海鮮アンがジュワ〜ッとかけられるビジュアルは、この料理ならではのもの。
最初はカリカリ、だんだん柔らかくなるオコゲと具沢山のアンで、食べるたびに幸せになれる逸品です。
「羊肉蒸饺子」(ラム肉入り蒸しギョーザ:980円)も自信を持ってオススメしたいメニューです。この餃子は少し冷めて、皮がしっかりしてから持ち上げた方が良いのかな?
焦って持ち上げると皮が破けてせっかくの肉汁がジャバーするので気をつけよう。
出来てからすぐに食べても熱いだけだしね!!
上手にお取り皿に乗せることができたら、この餃子の肉汁ジャバーを存分に楽しみましょう。ラムの風味とあふれる肉汁、モチモチで食べ応えのある皮。
これは本当に素晴らしい逸品です。
サイズ的な問題で一口ではイケちゃえないので、お取り皿の上でお楽しみくださいまし。
〆には麺が食べたいねと、「玉米温泉面」(トウモロコシ温麺:900円)を注文。
しかし、実際に出てきたのは冷麺のほうでした。う〜む。まぁいいか、と頂きます。
サッパリと冷たく、砕いた氷がキメてあるスープは実にあっさりとして、脂っこい口をリセットしてくれます。
麺はトウモロコシ麺ですが、なかなかシコシコして食べ応えもあり。
具もきゅうり、りんご、茹で卵がきちんと入っていて食べ応えもあって、これはこれでうまいな!!
このお店はいつ、何を食べても美味しいお店。
もうね、日本人に忖度した中華街なんか行く気になりませぬわ。
次回は杀猪菜と、手扒羊排と、蒜泥血肠も気になるぞ!!
このお店は店員さんの対応は大陸接客だけれど、味も大陸だからお気に入りです。
また美味しい餃子を食べたくなったら、再訪させていただきます!!
御造作!!!
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