千葉駅から歩いて5分くらいかな。
千葉駅ってなかなか栄えているのね。20年も前に知り合いが住んでいていて何度か来たことはあったけれど、それ以来だったと思います。
今日は事前に予約しておいて博多料理とお酒をガッツリと堪能すべくやってまいりました。
まずはお通し。
どこぞのやっすい居酒屋とは違うんです。切り干し大根だとかサツマアゲを煮ただけのやつとか、そんなもん出てきません。
酢もつです。うまいんです。ちょいと添えられたユズコショウがいい風味を出しています。
お通しだって、きちんとやっつけじゃないんですよ。
九州といったら、博多といったら「辛し高菜」(320円)でしょう。
サクサクとした食感もいいし、この高菜独特の食べ応えってやみつきになりますよね。
高菜ってごはんにのせても、ラーメンの具材にしても、お粥に混ぜても最高に美味しいのに、なぜ関東ではあまりメジャーではないのか不思議でなりません。
「ごまさば」(980円)です。
博多料理のごまさばって、こういう感じで出てくるんですね!
ただのサバの刺身が出てくるんだろうと思っていた自分の無知を呪いましたよ。豆腐の角に頭を打ち付けたい気分です。
このお店では、ご飯が合うからとわざわざご飯つきで出してくださいました。
こういう心遣いが、ますます肉い!!
関東では馴染みがないですが、博多の「ごまさば」は甘口のたまり醤油のタレに漬け込んだサバの刺身を、すりゴマやワサビなどに和えて味わうもの。
福岡あたりでは当たり前な郷土料理らしいですね。
サバは鮮度が落ちやすいし、太平洋のサバには寄生虫が付いていて生で食べられないので、こうして生の刺身で食べられるのは玄界灘に近い福岡ならではの料理なんだとか。
このゴマサバをホカホカのご飯に乗せて食べるときの幸せったら、ねぇ。
こんな美味しいものが関東で食べられるとは、良い時代になったものです。
これも鮮度に自信なくては出せません。
「ハツ刺し」(680円)です。ハツというのは家畜の心臓ですが、焼肉屋さんなどのホルモンコーナーにはよくあるメニューですよね。
こちらも牛のハツですが、ここのは鮮度が良くて生でいただけるんです。
柔らかながら心臓の筋肉独特のシャックリした食感。こってりとした赤身のコクがたまらず、焼酎か日本酒が欲しくなる逸品です。
「極上牛タン」(1280円)も捨てがたい。
まぁ、分厚いんです。
そしてコリッコリ、プリップリ。
これぞ牛タン!! って感じですが、シンプルに粗塩で食べるのが通、っぽい。
「ホルモンキャベツ」(980円)。
炒めたキャベツ、ホルモン。鉄鍋の下の方には炒めた時に出るタレが溜まっていますが、これに辛味噌を溶いて食べるのです。
キャベツさっくり、ホルモンぷりぷり、辛味噌のタレがピリッと辛くてビールが進むな!!
博多料理といったら、外せないのは「もつ鍋」(塩味:1人前1280円)でしょう。
しょうゆ味は1人前980円、辛みそ味・塩味は1人前1280円です。
この塩味は牛のテールでダシをとっているという、手の込んだ逸品。
今回は、とりあえず2人前で注文しました。
もつにはあらかた火が通してあるので、ニラがしんなりしたら食べごろだそうです。
う〜ん、プリプリなもつクッタリした野菜が好相性。
やはりダシも美味しくて、こういう料理を自分でも作ってみたいものです。
「ちゃんぽん麺」(1人前300円)も2人前投入。
やはりもつ鍋にはちゃんぽんでしょう。
このお店は店員さんの接客も丁寧だし、料理も美味しくてこれならばコスパも良いと思います。
千葉は最近お気に入りな県の一つなので、また機会があれば千葉駅周辺に宿をとって飲んだくれてみたいと思います。
備忘録としてメニューをあげておきます。
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
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