小田急線は本鵠沼にやって来ました!!
本鵠沼の駅を降りて、まずはお昼でも・・と食べログを検索して、みうけんアンテナに唯一引っかかったのが、このお店です。
や~、もう年季入り過ぎてテントがなくなってしまっていますね(笑
店頭に飾られたガラスケースの中の見本は、意外とまともだったりします。
これが、やる気をなくしてしまった店だったりすると、見本がホコリだらけで茶色くなっちゃったりしていますが、このお店の見本はまだまだ食べられそうなレベル(爆
これは期待できそうですねぇ。
気合い入れて、ガラガラっと入店。
店内も安定して年季が入っていますねぇ。
席は、カウンター4席と4人がけテーブル×2という構成。
テレビの下の観音扉が微笑ましいなぁ。
きっと、このお店を切り盛りされているご夫婦のお子さんか、お孫さんが貼ったのかなぁ。
こういう、微笑ましいの大好きです^^
とりあえず、すっかり腰が曲がってしまった奥さんに「ワンタンメンとー、半チャーハンあります?」と聞いてみる。
「はいよーワンタンメンと半チャーハンね!!
おとうさーーん ワンタンメンと半チャーハン!!」
両方単品じゃ多いからねぇ!!
と言いながらニコニコと水を持ってきてくださいます。
と思いきや、なにやらご主人とご婦人のケンカが始まった様子。
注文されたのが、果たして半チャーハンだったか半ライスだったかで言い争いになっていましたが、どうやら最初から半チャーハンは取扱いなかったようです 笑
じゃあ、とりあえず「ワンタンメン」(570円)でお願いしまース!!
注文してから音もたてずに黙々と作って下さり、あっという間に着丼です。
まずはスープから。
うーーん、脂分がほとんど見当たらないクリアなスープ。
その割にはコクがしっかりしており、また濃いめに入れられた醤油が全体をキリッと引き締めています。
麺はどうでしょう?
ちょっと柔らかめな茹で加減で、量はそこそこ。
細麺ストレートで、スープとの相性もなかなかです。
コシを楽しむといった感じではなく、柔らかな麺です。
ワンタンは、いくつ入ってるんだろう?
ちょっと数えるのが難しかったので、数は不明で。
ただ、けっこうな数が入っていると思います。
ワンタンを食べても具をほぼ感じないワンタン。
皮のみ、といっても差し支えなさそうですが、ほのかにごま油を感じます。
皮がツルツルで、この皮の食感を楽しめるので問題なし!!
他の具材は、なぜか薄い玉子焼きと、小さな海苔。
そして小さなチャーシューです。
また、食べている途中に追加で「餃ギーづ子」(320円)も注文しておきました。
タイプミスじゃないですよ。
だって壁のメニューにそう書いてあるんだもん(笑
こちら、早い話がギョーザなのです。
「叉焼」にはちゃんと横に正しいルビがふってあるのに!!
堂々とした大きな餃子が6個。
ふだんはあまり餃子は食べないんですが、ここのお店の餃子が気になってしまったので衝動的に注文しちゃいました。
こんがり焼けて外見も素晴らしい!!
しかし、皮の貼り付けが弱くてすぐバラけてしまいます 笑
箸で持ち上げて、醤油小皿に入れようとしたらバラバラになってしまいました 苦笑
具材はひき肉、白菜、ネギでしょうか?
ただし味付けかなりしっかりしていて、せっかく醤油がついて来ましたが必要なかったです。
これは餃子だけでゴハンが進みそうですね!!
このお店は常にマスターと奥様がケンカされていて、逆になんだか微笑ましいですねぇ。
いつだったか、結婚した時に先輩が教えてくれた結婚論を思い出します。
結婚は地震と同じだ。我慢、我慢とエネルギーをため込んで最後に爆発させるよりも、ふだんからちょくちょく言い合ってガスを抜いたほうが、結局は仲良く暮らせるのだ、と。
なんだか、そんな言葉を思い出してクスッと笑ってしまう水曜日の昼下がりだったのでした。
備忘録としてメニューの一部を上げておきます。
マスター、奥様、いつまでもお元気で!!
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