酔っ払いと石鹸の香りが漂うハマの不夜城、曙町。曙(あけぼの)って、夜が明ける頃って意味よ。
飲んだくれた〆にピンクな店に集まる男どもが、曙まで遊び歩くから曙町か。日本語ってよくできたもんです(違
さて、そんなどうしようもない曙町の一角にあるこちら。
あの刀削麺の銘店「華隆餐館」の姉妹店で、これでもかという程の濃厚な牛骨のコクがウリのスープで、前回2018年に「地獄麻辣牛肉面」を頂いた時には感動にむせび泣いた記憶がありました。
店内は先客なし。
昨今のコロナ過の影響か、市内の外食産業も大打撃で営業時間を短縮したりお店を閉めてしまったり。
この日も夕飯難民になっていましたが、ギリギリこちらが開いていたので滑り込んだ次第です。
店内はダルダルと台湾のニュースが流されています。
切り盛りは日本語上手なバイトのお兄さん。
「牛肉麺」(800円)しか出来ない、とのことでそれでもいいや。
辛いのがいいですか?と聞かれたら、答えはハイかYESしかないでしょう!!
なんかね、見た目からして前回とは違う気がしました。
コクも前回よりだいぶ弱いペラッペラなスープ。インスタントラーメンのように単調なベースで、味に深みがまったくなくて・・・
中華4000年の偉大さをまったく感じず、辛さとパクチーのみがしっかり主張するのみの残念なスープです。
一体、どうしちゃったのよ・・・
麺は太めの縮れ麺。
固めの茹で加減で食べ応えありますね。
量はしっかり入っています。この麺も、そんじょそこらの麺なので特に特別感はありませんね。
特筆すべきは牛肉でしょう!!
柔らかな牛肉のカタマリがゴロゴロ入っていて、けっこうな食べ応えがあります。
しっかり付けられた下味も良く、この牛肉に関しては許容レベルに達していると言ってもいいかな。
ほかには、青菜が少し入っているくらいですね。
正直、このお店は以前の方がうまかったですねぇ。
バイトのお兄さんだから、メニューが限られてしまうのは仕方ないにしてもベースのスープも麺も、なんだこりゃって感じで感動は全くなかったです。
これは、今日だけのたまたまなのか?
それとも手を抜きコストを削って改悪されたのか?
好きだったお店だけに、是非ともまた来て見極めなくてはなりませんね。
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富寅馬 (中華料理 / 伊勢佐木長者町駅、日ノ出町駅、阪東橋駅)
夜総合点★★☆☆☆ 2.5