ハマの中心部、ザキにやってきました。
古くからのハマっ子にとって、横浜の中心は横浜駅前ではありませんよね。
やはり、横浜といったら伊勢佐木町。
古くはザキブラという言葉もあったほどです。
みなとみらい?
へっ、ちゃんちゃらおかしいぜ!!
この伊勢佐木町は、近頃は横浜中華街からハミ出してきた本格的な中華なお店が続々と進出してきました。
ざっと見ただけでも、中国農家料理店や福建料理店。
東北料理店や四川料理店が軒を辛ねています。
さらに、「寅騰」跡地には華隆餐館系列の出店が噂されているなど、なかなか面白い群雄割拠ぶりでもあります。
そんな中でも、中国の奥地も奥地。
職の蜀の成都よりももっと奥地な、蘭州というところの手打ち麺のお店です。
このお店のウリは、なんと言っても注文ごとに麺職人がビタンバタンと手打ちしてくれる麺なのですよ。
麺職人というとどこぞのカップラーメンのようですね。
しかし、見ているとまさに麺職人と呼ぶにふさわしい手練れの技です。
このお店は外の食券機で食券を買って、店員さんに渡すときに麺のタイプを選べます。
極細からスーパー幅広まで、いろんな麺を瞬時に手打ちしてくださいます。
先に出てきたのが、
「羊肉串」(2本400円)
以前に食べた時より、若干小ぶりになったような。
それでも肉はジューシーで、スパイスの加減もよくてなかなか美味よね。
今日の主人公です。
「蘭州油そば」(1080円)
「麺大盛」(120円)
いわゆるひとつのビャンビャン麺ですね。
きしめんよりも幅広で厚め、食感モッチモチ。
あ、味玉無料券があったので卵をサービスしてもらいました。
細君に持ち上げてもらいました。
この麺はラー油をベースとしたタレに絡めてあるので、モグモグこってりピリ辛です。
持ち上げるときに気をつけないと、箸から容易に滑り落ちてはビタンと汁を跳ねさせるので、食べるときに技術を要する一品です。
なお、注文時に言えば辛さなしもできますよ。
続いて
「蘭州ラーメン」(0円)
これはスタンプカードがめでたく満願となったのでいただきました。
麺はちょっと太めの麺にしました。
こちらも味玉無料サービス、子も食べるので辛さはなしで。
スッキリと澄んだスープが見ていて気持ち良いですね。
こちらも、麺はモッチモチ。
こんな麺を一瞬で手打ちしてしまうんだから、なかなか大したものです。
スープはクリアなスープで、じんわりとしたコクがある。
麺もスープもけっこうな量があります。
途中から辛いのが欲しい時は卓上のラー油を足しても良いと思います。
ちょっとサイドも欲しいのね。
絶え間なき食欲、聞こえてくる悪魔のささやき。
ささやきに促されてポチっちゃいました。
「ミニ紅焼牛肉丼」(290円)
これがうめぇんだ、これが!!
ごはんの上に、こってりした牛肉が載っているんですが、この牛肉がトロトロ!!
味付けも日本の牛丼とは違って中華な味なんですよね。
だけど、白いご飯との相性が良すぎて、このウマさに毎回泣き崩れています。
肉と白米を愛する大和男児は、ダマされたと思って試してみて!!
まぁ、今回はイロイロと無料券があったので格安なお食事となりました。
裏を返せば、無料券やスタンプが溜まってしまうほどに、みうけん家は通い詰めているという証左でもありますね。
このお店は何度通っても満足感が高いので、また車を飛ばして通い続けたいお店です。
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
【みうけんさんおススメの本もどうぞ】
★☆食べログもごひいきに願います☆★
国壱麺 中国蘭州牛肉ラーメン 関内店 (ラーメン / 伊勢佐木長者町駅、関内駅、日ノ出町駅)
夜総合点★★★★☆ 4.5