ケバケバしくて近づきたくない横浜のアンダーグラウンド、長者町。
その名とは裏腹に、およそ長者なんてめでたい雰囲気から遠く離れたオドロオドロ町です。
そんな中にあって、みうけんが数年に一回ペースで気が向いたら再訪するのが、こちら「京味居」さんです。
ここも羊肉串をはじめとした羊グループを出す店で、横浜中華街の観光客向けのちゃんちゃらおかしい中華料理とは一線を画した本格さ、現地仕様がウリなのです。
店内はこぢんまりとしていて、テーブル席がいくつか。
この時はゲームか何かのオフ会で盛り上がっていました。楽しそうだね!!
そのワイワイを尻目に、日本語をもう少し頑張って勉強した方がいい、かわいいお姉さんから突き出しです。
枝豆ともやしの和え物。ナムルに近いのかな。
ここに来たら、「焼烤类」はぜひとも頼みたいところ。
「羊肉串」(羊串焼き・1本130円)です。
普通の味付けが2本、辛くない仕様が2本。うん、ジューシーでおいしい。
味つけも優しい味付けながらしっかりしていて、なかなか。お酒欲しくなるね!!
「盐水鸭」(塩付け鴨肉・小680円)。
大だと980円です。塩付けではなく、本当は塩漬けです。けっこう塩気が効いているけれど、そこまでイヤらしいしょっぱさではないのよ。これも酒のツマミにちょうどいい味付けです。
少し固めでギュッとした食感。小さな骨の周りに結集した鴨肉は、ぜひとも箸なんかじゃなく手づかみでかぶりついてほしいね!!
昔から好きなメニューです。
「拌豆腐干」(スモーク豆腐の和え物・800円)。
細君はチーズのような、と言ってました。なるほど、そう言われて見れば・・・そのように思えてしまうから不思議。
スモーク豆腐のキュムキュムした歯応えに、シャクシャクな野菜が合わさって、後から追いかけてくる麻辣な味わい。
うん、これはなかなかうまいわ。
チーズに比べて、豆腐だからヘルシーです。
「莞爆羊肉」(香菜と羊肉の強火炒め・1280円)は、紹興酒をたっぷり入れて炒めた感じですね。
こちらも羊肉の歯応えが小気味よく、強火でザッと炒められた野菜にはしっかり紹興酒の香りがついています。
香菜はパクチーでしょうけど、あまりパクチーパクチーしてませんでしたね。ほんのり香る程度です。
「羊肉汤面」(羊肉スープ麺・880円)は、かなりなあっさり味付け。
いや、味付けしていないのでは。
完全に羊骨を煮出したスープに、野菜と羊肉と麺をぶち込んだものでしょう。
そのまま食べると物足りないので、韓国のソルロンタンのように塩などを適宜入れて味をつけていきます。
みうけんは塩分を気にして、そのまま頂きました。みうけんは薄味に慣れていたので物足りなさはなかったですが、皆さんは好きに味付けしてください。
「羊肉水饺」(羊肉の水餃子・10個800円)。まぁ、読んで字の如くです。
ふつうに美味しいですよ。羊肉が香り高い!!
誰は黒酢を出して頂きました。醤油もありますが、日本の醤油ではなく中国の生抽ですね。
香り高く、塩分が立ってます。
この店も基本的に美味しいですね。
この界隈に住むニューカマー華僑にも愛されているもよう。
また機会があれば是非とも再訪したいと思います!!
備忘録としてメニュー写真を載せておきます。
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