池上本門寺の近くにある、くず餅屋さん。
大寺院の近くには必ずあったのが宿坊、花街、くず餅屋でした。
戒律により肉を食べてはいけないお坊さんが、刺身の代わりに食べたのが始まりだそうです。
これも精進料理の一種だったんですね。
さっそく開けてみると、真空パックになっているから日持ちするんですよ。
きちんと黒蜜と黄な粉もついてきます。
冷やすと固くなって美味しくないので、常温で頂きました。
適度にてきと~に包丁で切って、黒蜜と黄な粉をかける!!
モチモチでいいですね!! 個人的にすあまとか、豆餅とか、モチモチ系でありながらアンコでギトギトしていない、あっさりなお菓子が好きなのでくっちゃくっちゃ頂くと幸せな気分になれますよ。
あんこも嫌いじゃないんですけどね、甘いものは疲れた時にはいいですよね。
池上本門寺も川崎大師も、大きなお寺にはつき物のくずもち。
これからもずっとずっと長い歴史を歩みながら、すっかり俗化してしまった日本仏教のかつてあった姿をわずかに思い起こさせてくれることでしょう。
このお店のくずもちは、単純においしいし誰からも喜ばれるし、しかして珍しい逸品なので、またいつか本門寺に参詣に行った際にはお土産に買い求めようかなと思いました。
ご造作!!
↓↓↓食べログもごひいきに願います↓↓↓
元祖久寿餅 池上池田屋 (和菓子 / 池上駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0