横浜市の中でも、すっかり鎌倉よりにある栄区。
昔は鎌倉郡でしたよね。
山一つ隔てれば鎌倉市だし、ところどころに今なお鎌倉時代の「やぐら」が口を開けている。そんな栄区で人気のレストランです。
カウベルとは、牛がつける鈴のこと。
ヨーロッパでは幸せのお守りとして珍重されているようです。
で、このお店は本店とありますが、知る限り「支店」はないのですよ。
昔はあったのかもしれませんけどね。
このお店は平たく言えばイタリアンで、しかも上質なチーズをたっぷり使ったお料理がなかなかの定評がありますよね。
この日も数人のコックさんたちが、忙しく動きまわっていました。
大きな石窯で丁寧に焼かれていくピザさんたちに期待が高まりますねぇ(´Д` )
今回はセットメニュー「プレーゴ」(2人前4816円)です。
カウベル名物のシーザースサラダ、ピッツァ・パスタ・石焼料理がどれか人数分、デザート、ドリンクがつくセットです。
まずはシーザーズサラダ。
もはや、みうけん家はこのサラダだけを食べに来ていると言っても過言ではありません。
巨大なパルメジャーノレッジャーノを荒削りするさまは、壮観そのものですよ。
うむ。
ブツ切りのロメインレタスに、これでもかと乗せられた荒削りなチーズ。
粉チーズとチーズ風味のドレッシングでごまかす、どこかの店とは大違いです。
それだけの代金とるけどね!!
ジャキジャキなレタスの上に乗せられたチーズは、一口一口が濃厚で口じゅうにチーズのこってり感と塩分が広がります。
食べるだけで充分に幸せになれるレタスですよね^^
ピザは、「いろいろ魚介の漁師風」(1482円相当)です。
まず特筆すべきは、ピザもチーズが美味しいのです。
もちろんピザ生地はサクサク、真ん中はしっとりで食べ応えあって素晴らしい!
あさり、ムール貝、エビ、イカ、小柱といった魚介はそれぞれがしっかりとしたダシを出して、そのコクがチーズに混ざり合うのでしっかりとした食べ応えも出してくれていますね。
しかし、それ以上にチーズの風味がしっかりと主張してきて、心の奥底まで存分にチーズを楽しめるピザに仕上がっていますね。
パスタだって外しちゃいけませんやね。
「魚介のペスカトーレビアンコ」(1380円相当)です。
もともと、漁師のまかないだったペスカトーレ。
いろんな魚介をトマトでごった煮にしたのが始まりですが、ロッソ(赤)ではなくビアンコ(白)に仕上げたことであっさりとした味わいで、魚介の旨味も他に邪魔されることなく楽しめますね。
煮込まれてコクを出した白ワインの旨味に、魚介のコクが追いコクされているわけですから、魚介好きにとってはたまらないメニューです。
しかし、これらだけでは大人はいいですが、子供の分がないということで単品で「グラナパダーノと鎌倉ベーコンのカルボナーラ」(1204円)を単品追加です。
ここで使われているのは、リングイネという平打ちの生パスタ。
本来であれば、不必要なほどにデカいペッパーミルと一緒にやってきて、好きなだけ粗挽きの黒コショウをかけてもらえます。
しかし、今回は子供が食べるぶんなのでコショウはなしで。
これは子供用に注文しましたが、このモッチモチで独特な麺にからむのが濃厚極まりない極上なチーズ味のソース。
このお店はいちいちチーズが美味しいのですが、なるほどそれに比例してカルボナーラもこってりと濃厚で美味しいな!!
子供たちもうまいうまいと、かっさらうようにして食べていました。
デザートはソフトクリーム。
こちらは子供が食べたので評価の難しいところ。
一口もらいましたが、普通に美味しいソフトクリームでした。
下にはコーンフレークがたくさん!!
このカウベルさんは久々に来ました。
本当に数年ぶりですね。
やはり、美味しいチーズを手軽に、近場で食べるのであればこのお店だなぁと思います。
また無性にチーズが食べたくなった時は、また再訪させていただきます!!
御造作!!
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レストランカウベル 本店 (ハンバーグ / 港南台駅、本郷台駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0