7月の終わり頃、突如右目が痛み出しました。
目やに、涙はそんなに出ませんが見ると右目だけ真っ赤に充血しています。
まぶたを動かすたびに走る痛み。
これはイカンと眼科に駆け込んだのは言うまでもありません。
しかし、いつも通っている眼科は運悪く定休日でした。
翌日は仕事だし、仕方なく港南区内のとある眼科に初診で行きました。駅から少し離れていますが、クリニックビルの中に入った比較的きれいな眼科です。
そこで受けた診断は、みうけんの目を先生が目視で確認した上で「コンタクトの長時間装用で、目に曇りができている。とりあえず目薬を処方するから、それを指して様子を見なさい。1週間後すれば痛みも引くでしょう。それまではコンタクトは禁止です」との事で、眼医者の言う通りに1日に4回の点眼は欠かさず、コンタクトも我慢しました。
しかし、1週間経っても痛みは引きません。
充血は少し引きましたが、痛みが増すばかりか光が眩しく見えてくるようになりました。
そこで、とうとう近所の行きつけの眼科へ。
やはり行きつけの眼科の方がいいし、今回は逆に、前回行った眼科が定休日でもあったからです。
さて、行きつけの眼科は非常に丁寧な診察と、柔らかな対応の先生が評判のところです。
いつも混んでいるのが玉にキズですが、それはリピーターが多いと言うことでもありますよね。
そこでは、色々な機械を使って丁寧に目の表面を見てくださいました。
そこで、みうけんさんはバイクに乗りますね?? と突然言い当てたのです。
実はみうけんがシグナスでいつも近所を流しているの、知っているのかな?と真剣に考えましたが、話を聞くとナナナなんと「眼球に金属片が刺さっています」ということ。
先生の話では、
①金属片がハッキリ見える。それくらい大きいもの。
②その周囲が白濁して光を乱反射させている。
③このまま放っておいても決して良くならない。むしろ、白濁が広がるばかり。
④金属片が鉄の場合、錆が生ずるともっとやっかいになる。
とさんざん脅かされました。
その時の写真がこちらです。
8月6日撮影の右眼球の写真。
瞳の左下、先生がボールペンで○したところが白濁したところです。
この中心に金属片が刺さっているらしい。
色を変えて、さらにハッキリと写したのがこちら。
決して口には出していませんでしたが、「ちょっと拡大すればすぐ分かるのに、こんなのも見つけられなかったんですか??」と先生の顔にハッキリと書かれていたのが印象的でした。
前回の眼科はとんでもないヤブだったのです(怒
さて、ではどうするか。
金属片をすぐに摘出しましょう!!と言われてホッとしたのも束の間、ドリルのような器具を使って眼球の表面をほじって取り出すとか何とか衝撃的な発言。
眼球の表面をほじくるって、なんと的確でありながら無慈悲な説明・・・
しかも、ちょー笑顔で言ってくるし。
Sか!!
こんな事言われて凍りつかない人、たぶんいないと思います。
でも、やってもらわない事には治らないんですから。
ここはひとつ、先生を信頼して全てを委ねるしかないんです。
頭が真っ白になり、眼鏡をはずして下さいと言われても茫然としてしまって上の空。
しびれを切らした先生にメガネを外してもらう始末でした。笑
かくして顔を固定され、麻酔薬を点眼されて、目を大きく見開いたままで一点を凝視し続ける瞬間。
眼球の、しかも瞳の部分にだんだんドリルのようなものが近づいてくるのが、よっく見えるんです。
うん、この文章書いているだけで肛門に力がキュッと入ります。
全身から冷や汗がジャバジャバです。
これは今までに経験したことのない、新しい恐怖でしたねぇ。
施術されている間は、痛くないといったらウソになります。
チクチク痛いです。
でも我慢できないほどではなく、むしろ眼球に向けられたドリルに対する恐怖心の方が尋常ではなかったかな。
これは、もし子供だったら耐えきれないでしょう・・・。
かくして、金属片を除去した後の写真がこちら。
なんだかよく分かりませんが、これで無事に取り出せたらしいです。
その後、眼帯とお薬を処方してもらいました。
お薬は
「オフロキサシン眼軟膏0.3%『ニット―』」。
→細菌のDNA複製を阻害し、増殖を阻害することにより、抗菌作用を示します。
通常、結膜炎や麦粒腫(ものもらい)などの治療、また眼科手術前後の感染予防に用いられます。
1日1回、結膜に入るように使用。
「ガチフロ点眼液0.3%」
→細菌のDNA合成を阻害することにより抗菌作用を示します。
通常、結膜炎や麦粒腫(ものもらい)などの眼感染症の治療や眼科手術前後に目の細菌を殺菌するために用いられます。
1日3回、点眼。
「フルオロメトロン点眼液0.1%『わかもと』」
→合成副腎皮質ホルモン(ステロイド)製剤で、抗炎症作用や抗アレルギー作用をもち、目のいろいろな炎症を抑えます。
通常、眼瞼炎、結膜炎、角膜炎などの眼の炎症の治療に用います。
1日3回、点眼。
そして、昔ながらの紐タイプの眼帯を頂きました。
しかし、眼鏡をしていると眼帯がずれるので近所のドラッグストアで貼るタイプの眼帯を購入。
これ、ずれないし蒸れないし、隙間からホコリが入ってこなくてとってもいいですよ!!
現在は一晩たって、そこまで痛くもなくなりましたが、ここで油断して眼をこすったりしたらこれまでの努力が水の泡になるので、しばらく眼帯は付けておきたいと思います。
暑い夏は、ついつい風が気持ち良いのでヘルメットのシールドを上げてバイクに乗ったりしてしまいますが、こんなリスクもあったのですね。
バイク乗りさんは要注意ですよ!!
また、お子様の外遊びで目にゴミが入ってこすったりしてしまう事があると思います。
すぐに、流水で洗うべきです!!
絶対にこすらないように注意しましょう。
そして、眼科選びってとても大切だなぁ、と思いました。
常日頃から安心信頼できるかかりつけ眼科を作っておくのは、とても大切ですね。
歯が虫歯になったって入れ歯があります。
骨が折れたって義骨があります。
しかし、眼が見えなくなったら代わりの眼球はありません。
つくづく、眼って大切だなぁと、片目の状態で苦労してブログを書く今日このごろです。