ここには、以前は上海軒という中華屋さんがあって一回だけ行った事があります。
日々、この鎌倉街道をバイクで通るうちに「あー、上海軒つぶれたのかー」なんて思っていましたが、気がついたら中国東北料理のお店になっていました。
なんて嬉しい変革!!
これはいてもたってもいられず、とりあえず原付を飛ばして駆けつけてみた次第です。
みうけん家では、美味しい中国東北料理を食べるのはもっぱら関内か福富町という流れができていました。
子らも中国東北料理は大好きです。幼児のクセに食通なんだよ!!
このところ、こうして弘明寺にも中国東北料理の店が進出してきたのですね。
遊牧騎馬民族の流れを汲む旧満州地区の料理が、大陸の上海料理を駆逐して進出してくる瞬間ですから、まるで清朝が出来上がっていく様をみているようです。
まぁ、そんな戯言はともかくとしてだな。
店の入り口に堂々と掲げられたビャンビャン麺の写真よ!!
これを見て歓喜に打ち震えたのは言うまでもありません。
店内はテーブルメインで落ち着いた構成。2階席もあるみたい。
早くも地元の老夫婦たちがビールを飲み飲み歓談していました。
姐たちの接客は元気で良いし、PayPayも使えるようで、これは使い勝手が良さそうですよ。
さてメニューを開くと本格的なメニューが揃っていて、目移りします。
みうけんの大好物である水煮牛肉や夫妻肺片、毛血旺まであるではないですか。
これは実に期待ができますが、とりあえず今日のところは「ビャンビャン麺」(800円)を注文です。
ビャンビャン麺というのは、ひもかわうどんよりはるかに平たく、モチモチに茹でた麺の上に唐辛子や刻み葱をかけて、熱したピーナッツ油などの油を回しかけて香りを出し、混ぜ混ぜして食べる料理。
みうけんの大好物です。
姐が「辛めにしますか?」というので、答えはハイかYESか喜んで!しかないでしょう。
てなわけで、厨房の奥でドスンドスンと麺を打っている音が聞こえたかと思ったら、いつの間にか着丼です。
具材は豆もやし、チンゲン、ひき肉、唐辛子など。
これを満遍なくあえて食べるので、元祖油そばといったところか。
しかしここの油は本当に油だからね!!
カロリーがすごいよ、たぶん。
豆もやしが、とにかく大量に投入されています。
これは野菜もたくさん食べられるね!! 緑のチンゲンサイ、白の麺、赤の唐辛子、といったように中華料理は色々な「色」を入れるのにこだわりますが、このビャンビャン麺はまさにその好例でしょう。
麺は期待通りの幅広モッチモチ麺。
厚みはしっかりプルプルで、噛むごとに口中に広がる素晴らしい食感、唐辛子の辛味や油のコクが全身を元気にしてくれます。
このタレと油とが最高の相性で、最高にうまいですね!!
このお店は出来たばっかりだけれど、もともと中華街でコックさんをされていた方が独立したみたいです。
中華街でビャンビャン麺を出すといったら、あの店かな。
どうりで美味しいわけです。
このお店は通し営業で使い勝手も良いし、これからもいろんなメニューを試してみたいと思います。
備忘録としてメニュー写真をあげておきます。
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
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中国東北料理 唐明楼 (中華料理 / 弘明寺駅(横浜市営)、弘明寺駅(京急)、蒔田駅)
昼総合点★★★★☆ 4.5