ずいぶんと久々なイセザキモールです。
この日は夜勤明けで、昨晩から何も食べていなかったばかりか、行きたかったお店がみんな定休日だったりして昼飯難民となり、彷徨っていたところに救世主の如く現れたのがこのお店でした。
もうなんでもいい、とりあえずお腹にいれたい!! とフラフラしながら入店。
「営業中」の札が燦爛と輝く姿は、無限地獄に降りてきた一本の糸のようです。
こういう時に通し営業というのは、本当にありがたいものですね。
店内では、たくさんの先輩たちが 紫煙くゆらせ、談笑に花を咲かせる平日の昼下がり。
緊急事態宣言も解除になって19時までお酒が出るとあって、この日も飛ぶように紹興酒のボトルが開いているようでした。
まさに、ハマの元気はここにあり^^
さて、みうけんもちょっと飲みたいなと思いつつ、今回は定食メニューから「泡椒魚片」(白身魚の四川炒め:800円)にしてみました。
忙しそうなのに笑顔を絶やさない姐に注文し、5分くらいで到着です。
まずはスープから。
優しい味付けで、具材はワカメ・豆腐・玉子といったオーソドックスなもの。
これで胃にエンジンをかけて、臨戦態勢にもっていくのです。
ではさっそく、泡椒魚片を。
泡椒というのはあんまり辛くない唐辛子を酢漬けにしたもので、中国版ハラペーニョともいうべきか。
魚はしっかりと衣に包まれていて、フワフワな食感。
麻辣が際立つタレは酸味も効いていて、これはたまらなくうまいですね!!
具材も魚の他にキクラゲ・ニンジン・タケノコ・キュウリと種類が豊富で、実にご飯がススム味わいです。
ごはんはちょい固め、量はたっぷり。
まぁ特筆すべき事もない普通のごはんなんですが、この泡椒魚片には白いご飯がよく合いますね。
ピリ辛でしっかり麻辣な泡椒魚片をオカズにバババとご飯をかっこめば、これだけで生きてて良かったなぁと思えるごちそうです。
デザートは、杏仁豆腐。
大きなバットに作って、お玉で掬い入れた手作り感のある杏仁豆腐。
杏仁の爽やかな香りを感じる、本格的な杏仁豆腐です。
また、こういう店ではだいたいザーサイが出て来ますが、この時は漬物でした。
これは大根ではないな。瓜かな?
ちょっと不思議な食感と風味が、なかなかイケるのです。
やはり、このお店は麺類を食べても、定食を食べても間違いがないお店ですね。
通し営業というのもありがたいし、また機会があれば利用させていただきたいと思います。
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
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杜記 海鮮火鍋菜館 (中華料理 / 伊勢佐木長者町駅、日ノ出町駅、関内駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5