みうけんのヨコハマ原付紀行

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。※現在アップしている「歴史と民話とツーリング」の記事は緊急事態宣言発令前に取材したものです。

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中区長者町の「華隆餐館」で緑麻婆刀削麺

 

中国の長い長い歴史と広大な国土、急峻な山々と大海原。そして、世界中の美味しい文化を吸収してきた、その多様性。

 

まさに中華料理というものは一言では語りきれない奥深い世界ですが、特に日本人に人気があるのが花椒のシビレと唐辛子の辛味を重視する「麻辣」(マーラー)を特徴とする四川料理です。

 

今回は四川料理の中でも横浜でアツい支持を得る刀削麺のお店、伊勢佐木長者町の「華隆餐館」さんにおじゃましました。

 

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誤解を招かないように申し添えますが、「刀削麺」は大きな生地の塊を金属の板で削り出す山西省の料理。

 

山西省は四川省の東北にある離れたところで、もともとは元の時代に王朝が国民の反乱を恐れたがために各家庭の包丁まで取り上げ、麺切りができなくなった民衆が困った挙句に考え出した調理法だとか。

 

このお店では四川料理の代表格である麻婆豆腐を中心に辛い料理に定評があり、そこに山西料理の名物である刀削麺を合わせて、大人気となった一杯を楽しむことができるお店です。


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◆緑麻婆刀削麺(1200円)

 

唐辛子には大きく分けて赤色と緑色(青色)のものがありますが、みうけんの個人的な感想では「赤唐辛子は突き刺さり燃えるような辛さ、青唐辛子はスキッとした涼しげな辛さ」だと思っています。

 

一般的に麻婆豆腐といえば真っ赤な唐辛子を使いますが、こちらの「緑麻婆豆腐」は青唐辛子を使用しており、サッパリとしつつも刺激的な辛さと花椒のシビレが効いているのが特徴的です。


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こちらの刀削麺の多くは汁あり・汁なしを選ぶことができ、今回は汁ありをチョイス。

 

刀削麺は汁なしが主流で、日本の「あぶらそば」のようにタレと混ぜて食べることが多いそうですが、この「華隆餐館」さんは牛骨をガンガンに煮出したスープも美味しいので、汁ありも是非とも試しておきたいところ。


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まずはスープをいただきます!

 

真っ白に白濁した濃厚な牛骨スープは、それ単体でもけっこう美味しい。

 

その上に爽やかなピリ辛をたっぷりまとった油が層になっていますから、これが美味しくないわけがありません。


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麺はたったいま自動刀削麺削り機で削られ、茹で上げられたばかりのモチモチの麺。

 

開店当初は王社長みずから麺を手作業で削り出していましたが、他の作業が何もできなくなってしまうからという事で機械式に変わりました。

 

それでもピロピロとしながら厚みのある麺はモッチリとした食感が良く、スープとの馴染みも最高です。


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麻婆豆腐は豆腐たっぷり、挽肉たっぷり。

 

豆腐の優しい美味しさ、挽肉の力強い旨味、そして容赦のない麻辣が後を引く美味しさが最高です。

 

今回は「辛さ増し」(50円)にはしませんでしたが、それでも頭皮にじんわりと汗をかく辛さで全身が爽快になりました。


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◆パクチー(250円)

 

お嫌いな方もいらっしゃる食材ですが、みうけんは個人的にはこれがないと始まらない、終われない。

 

以前「ゴメンネー、パクチー品切レ」と言われた時、料理ができるまでの間にバイクに乗って横浜橋商店街にパクチーを買いに走ってしまったくらいの好物なので、この日も迷わずオーダーです。


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やはり、個人的にはこの刀削麺にはパクチーがすごく相性が良いです。

 

たっぷりと入れて食べれば爽快な香りが鼻腔を通り抜けていき、嗚呼生きていて良かったと思える美味しさでした。


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◆◇◆後記◆◇◆

 

やはり、いつ来ても間違いのない「華隆餐館」さん。

 

それもそのはず、このお店を切り盛りされる王社長はかつて中華街の中でも屈指の人気店である四川料理店「杜記」で、永らく厨房を任されていた人。

 

その美味しさは折り紙付きで、今日も自らを麻辣で痛めつける好事家たちの汗を流させ、涙を流させつつ「辛い!辛い!でもウマい!」と言わせている光景を目にします。

 

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この「緑麻婆刀削麺」は王社長がいらっしゃらない時は出来ない時もあり、ある意味でレアなメニュー。

 

しかし、横浜の麻婆豆腐好き・四川料理好き・辛いもの好きな御仁には、是非とも一度は試していただきたいメニューです。

 

お試しを!

 

 

再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい

 

 

【ほしいものある?】

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華隆餐館四川料理 / 伊勢佐木長者町駅関内駅日ノ出町駅
昼総合点★★★★ 4.0

 

 

 

 

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