大きな肉の塊がグルグル回りながら焼かれていき、そのお肉を大きなナイフで削ぎ落としてパンに挟む、「ドネルケバブ」の世界。
「ドネル」は「回転する」、「ケバブ」は「焼いたもの(特に串焼き)」を指す言葉で、トルコでは「シャワールマ」という名前でも親しまれています。
日本にも、たまに街頭でケバブ屋さんが回転しているのを見る事があり、日本社会にも馴染んでいる印象。
このたび、JR洋光台駅の駅前にもケバブ屋さんが新規オープンしたとの通報を受けて、さっそく出動してきました。
こちらは、以前はバスの定期券発売所だったところ。
まさか飲食店になるとは、思いもよりませんでしたねぇ。
そのお店の名前は、「洋光台ケバブ tandoori and spicy」さん。
駅前である事に加え、物珍しさもあってひっきりなしに人が訪れていました。
呼び込みの女性も、一生懸命日本語でメニューの説明をされていましたが、実にニコニコされていて愛想が良く好印象でした。
メニューは、ケバブがメインで、ビリヤニもあります。
カレーはないけれど、ナンはあるというのも面白いところ。
チラシもいただいたので、スキャンして掲載させていただきます。
スパイスも売っているようですが、この洋光台の街でどのくらいの需要があるのか・・・。
今回はケバブとサモサをテイクアウト致しました。
ソースは普通と辛めがあるので、もちろん「辛め」でお願いしましたよ。
◆ケバブサンド(650円)
自宅に帰って、さっそくケバブをご開帳。
開けた瞬間、スパイスとヨーグルトの香りがすごくいいです。
お肉はたっぷり入っていて、こぼさずに食べるのが大変なくらい。
ソースもたっぷりなので、口をベッタべタにしてかぶりつくのが幸せですねぇ。
お肉はチキンがメインです。
こういったケバブ屋さんで使われているのは、チキンであることが多いです。
日本で手に入りやすいという事も原因ですが、チキンは多くの宗教で禁忌となっておらず、食べる人を選ばないというのが理由だとか。
ピタパンはコンガリ焼かれていて香ばしいです。
個人的には、やはりケバブはケバブ丼よりもケバブサンドが好きですねぇ。
ガブガブッと食べた時の断面は、キャベツの千切りがたっぷり。
これは野菜もしっかりとれますね。
ピタパンの下の方にもしっかりとお肉が入っているので、食べ応えもしっかりです。
◆サモサ(1P300円:2P550円)
個人的に好きなのが、サモサです。
サモサはインド料理屋さんでは定番のおつまみです。
実はインドだけではなくパキスタンやアフガニスタン、ミャンマーやイランなど広い範囲で親しまれている軽食なんですよね。
カリッとしたパイ生地をザクザク切ってみると、中にはたっぷりのジャガイモが入っています。
香ばしく、程よい辛さのカレー味がつけられていて、中にはお豆やらコーンがたっぷり入っています。
ジャガイモのモッタリとした食感の中から、コーンのプチプチを感じる事ができて楽しい食感ですね。
もともと、ドイツなど国によってはジャガイモは炭水化物扱いなので、お腹も充分いっぱいになりました。
◆◇◆後記◆◇◆
洋光台駅前には商店街がありますが、こうして新しいお店が出来るのは嬉しいものです。
洋光台駅前には美味しいハンバーガー屋さんや海鮮居酒屋さん、インド料理屋さんなども揃っていて、まだまだ発展の余地はあるところ。
みなさまも、ぜひとも洋光台の新店「洋光台ケバブ tandoori and spicy」さんをお試しになってください!
お試しを!
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
【みうけんさんおススメの本もどうぞ】
※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★
洋光台ケバブ tandoori and spicy (ケバブ / 洋光台駅)
テイクアウト総合点★★★★☆ 4.5