みうけんのヨコハマ原付紀行

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。※現在アップしている「歴史と民話とツーリング」の記事は緊急事態宣言発令前に取材したものです。

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港南区大久保の「川の先の上」でラーメン3種食べ比べ

 

久々にやってきました、上大岡。

上大岡駅の西側に旧鎌倉街道とされている「さかえ通り」があり、そのさらに西側に大岡川が流れています。

 

その大岡川を渡り、少し歩いたところのビルの2階に美味しいラーメン屋さんがあるので紹介したいと思います。

その名も、「川の先の上」さん。

 

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駅を出て大岡川を渡った先、中華屋さんの入るビルがあります。

このビルの2階に上がっていくと、「川の先の上」さんがあるのです。

 

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階段を上がっていくと、すぐに見えてくる木の引き戸。

その脇には製麺室が見えるのが頼もしいですよね。

 

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「川の先の上」さんのラーメンは、とにかくスープが秀逸なのです。

鶏や豚などの動物系スープをベースに、羅臼昆布やマグロ節、小羽(マイワシ)、シイタケの茎などの天然の和出汁を合わせたスープが旨味が深く、そこに長野県から取り寄せた「大久保醸造」の醤油のスッキリとした風味と香りが、実に良い味わいを出してくれています。

 

さらに、自家製の麺も秀逸なのは言わずもがな。

北海道産の「春よ恋」「つるきち」など、こだわりの小麦粉を配合して丁寧に自家製麺された麺ですから、このスープとの相性もバツグンなのです。

 

さて、事前学習はこのくらいにしまして、さっそく店内へ。

入ってすぐのところにメニュー表を兼ねて食券機がありますので、そこで食券を購入します。


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今回は家族で訪問させて頂きました。

個人的には塩の気分だったけれど、醤油も塩も食べたいな・・・という事で、家族の意見も一致して1種類ずついただくことに。


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店内も木目を活かした内装で、とても落ち着きます。

広々とした席が自慢のテーブル席はゆったりとしています。


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お一人様でも気軽なカウンターもありますね。

このカウンターからは厨房の様子が良く見える、実は特等席。


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お茶はセルフです。右が黒烏龍茶、左がジャスミン茶。

ラーメンの後の烏龍茶は、お口の中をスッキリさせてくれて格別ですよね。


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「らーめん塩」(930円)

 

まずは塩ラーメンから。

澄んだスープに心躍る、まさに「塩」好きにはたまらないビジュアルです。

 

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スープを一口飲むと、一口目からガツンと来るほどに濃ゆいのに、しょっぱさを感じないという秀逸さ。

これは、出汁の旨味を前面に押し出した「出汁を味わう」スープですね。


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麺はストレートな細麺です。

食感がシッコシコでスープとの馴染みもよく、スープを味わいながらプチプチと噛み切っていく瞬間がたまりません。


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「らーめん正油」(930円)

 

お次は醤油ラーメンです。

こちらのラーメンは醤油の色合いが美しく、まさに目で見ても楽しめるラーメン。


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こちらのスープは醤油の作用でしょうか、より一層昆布の旨味を感じるような気がします。

醤油ならではの香りの良さも際立って、スープを味わうごとに爽やかな香りが鼻を抜けていきます。

 

麺は醤油と同様の麺のようです。


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「らーめん味噌」(970円)

 

味噌ラーメンは、あっさりと淡麗な塩、出汁と香りで楽しむ醤油とはまた違った味わい。

最初からガツンと味わえる味噌の奥深い旨味、全体をキリッと引き締めてサッパリさせるショウガの作用が前面に出た力強いラーメンです。


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さらに、具材にワンタンでしょうか、水餃子でしょうか。

底の方に仕込まれているのが面白かったです。

 

麺も塩や醤油とは異なり、若干太めの麺。

塩や醤油は細麺で、味噌は太麺で、その時々に応じて麺を変えていらっしゃるというキメの細やかさ。

 

食べ比べしてこそわかる、このお店の努力を垣間見た気がした、実に価値のある一杯でした。


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具材もそれぞれ特徴的で、チャーシューは2種類です。

つるし焼きのモモはしっとりしていて、プリッとした食感がお口にも優しい。

 

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もう一種類はバラ肉ですね。

梅酒で煮こんだという煮豚も絶品で、「肉を食っているぞぉっ!」という実感がわいてきます。


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穂先のメンマは、たっぷり入っていて食べ応えも充分。

シャクッと柔らかで、ほのかな甘味があって、このラーメンとの相性も抜群です。


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また、塩と味噌には味玉をトッピング。

しっかりと味付けがされた味玉は、黄身はトロトロ。

 

食感も良く、このラーメンのために作られた相性の良さが、たまらなく嬉しくなる味玉でした。


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脇役のはずの焦がし長ネギも秀逸で、甘くてトロリ。

外側は香ばしく、内側は甘くて、こんな細かいところにもこだわりを感じました。

 

◆◇◆後記◆◇◆

 

このお店はラーメンがものすごく丁寧に作られているのが、よく分かります。

器からスープ、麺、具材に至るまで一切の妥協を許さず、日々真剣勝負で挑まれているからこそ美味しくなれる、「川の先の上」さんのラーメン。

 

その成果は言うまでもなく、つねにお客さんが途切れることのない人気ぶりに現れています。

 

上大岡で、美味しいラーメンを食べたくなったら是非ともオススメしたい「川の先の上」さん。

ただの水ではなく、烏龍茶やジャスミン茶が用意され、サービスとして食後のわたあめがセルフで作れるなど、エンターテイメント性もあるラーメン屋さんは珍しいのではないでしょうか。

 

川を渡った先の階段の上、外側からは決して目立たないお店だけれど、とっても価値のある一杯をいただけるお店です。

 

お試しを!

 

 

 

 

再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい

 

 

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川の先の上ラーメン / 上大岡駅港南中央駅
昼総合点★★★★ 4.0

 

 

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