みなさんは、横浜市の本牧ってご存知ですか?
場所は元町中華街駅から南東に行った海沿いの街。
かつては横浜市電が通っていたので広く栄えた町ではありますが、横浜市電が廃止となった現在では交通手段はバスのみ。
しかも、そんな本牧の中心地からも離れた錦町というところに、その食堂はあるんです。
しばしば、このお店を訪れる方々は「陸の孤島」「ハマの秘境」と呼んでいる、そんな所にあるのです。
周囲をコンテナヤードに囲まれた本牧埠頭の入り口ともいえる本牧錦町。
その本牧錦町のマリンハイツ1階にあるのが、「台湾料理 百鶴楼」さん。
入り口のあたりには、メニューの写真がこれでもかと貼られています。
さらに奥に入ると、本当の入り口が。
やー、初めての人は正直入りづらいですよね。
なにしろ中の様子が全く見えません!!
しかし、中からは北京鍋を豪快に振るう音と中国語の会話が。
入り口の横にも、メニューが貼られています。
主にランチでの利用が多いようで定食が充実。
ご飯モノあり、麺類あり、一品料理あり。
なんでもござれなお店です。
お昼時はライスのお代わりも自由なんです!!
お店が太っ腹すぎて、通うこちらまで太っ腹になりました。
入り口付近でも、しつこいくらいに台湾料理が強調されています。
しかし、店内にもメニューがあって香港炒飯があったり、刀削麺(山西省料理)があったり、ぜんぜん台湾料理に統一されていません。
まぁ、美味しければ細かいことは無問題!!
店内はテーブル席がたくさん。
手前にはカウンターもあります。
台湾語のテレビを眺められるし、おトーさんがお料理をする姿も見学できる、なにげに特等席。
奥には円卓もあります。
仲間内でワイワイと宴会をするには、やっぱり円卓。
お子さんもきっと楽しいでしょう!!
この後に来た家族連れのお客さんも、お子さんが喜んで円卓をグルグル回して遊んでいました(笑)
さて、今回注文するのは、このお店の名物料理。
「からあげ定食」(880円)です。
これだけで、実にものすごい量なんですよね。
普通の町中華の唐揚げ定食の2人ぶんはありそうです。
ただの唐揚げではなく、揚げたネギが大量に乗り、不思議なスパイスというか調味料がどっさりかかっていて、かなりジャンキーな味わい。
衣カリッカリ、お肉じゅわっじゅわ!!
このジャンキーさで、ものすごくゴハンがススムのです。
そして、食べても食べても無くならないというパンチ力の強さ。
いつもは薄味嗜好のスープが付いてきます。豆腐と卵のスープなのですが、この日はワカメと台湾海苔のスープでした。
このスープは、いつもあるわけではない気まぐれ品。
海苔の香りが香ばしくてクセになります。
わかめ、豆腐、溶き卵など具材もしっかり入っていて、これだけで充分ごちそうに。
ごはんも大量にありますよ!!
アニメ声が可愛いという評判の看板娘さんが、「オカワリ、ホシカッタラ言ッテネ」と笑顔で渡してくれましたが・・・
オカワリ、イラナイヨ!!
むしろ、食べきれないからテイクアウト用のパック(20円)がホシイヨ!!
結局、みうけんは個人的にたくさん食べられないので3分の1くらい残してしまいます。
しかし、無問題!!
この唐揚げは家族からも大好評なので、家族で美味しく頂けます。
単品もあって、単品だと定食の唐揚げの1・5倍くらい。1000円です。
このお店の唐揚げ定食は中毒症状でもあるのか、しばらくすると無性に食べたくなります。
食べたくて、食べたくて、いてもたってもいられない。
しかし、なかなか全部は食べきれない。
たくさん食べる方は余裕で完食できる量だと思いますから、たくさん食べる方はぜひともチャレンジしてください!!
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
【みうけんさんおススメの本もどうぞ】
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