南区の範囲もずいぶんと広くて、こちらはどちらかというと弘明寺よりです。
随分前から鎌倉街道沿いにあるお店で、ちょっと目立たないのだけれどいつもそこそこお客さんが入っている印象なのよね。
正直、この界隈は中華が多すぎて競走も激しいと思うんですが、こうして生き残ってくれる店ってのはそれだけで実力を感じさせますよねぇ。
いやぁ、久しぶり!!
ここに来るのは4年ぶりですね。
テーブルのみの店内は当時と少しも変わりません。先客はいませんでしたが、後から後からお客さんが来て賑やかになっていきました。
今回はいろいろと種類があるチャーハンと迷ったんだけどね。
すぐに油を欲しがる食生活は改めねばならないお年頃になって来たのです。
というわけで「鶏塩そば」(780円)にしましょうか。
注文して5分くらいで着丼とは、また手際が良いこと!!
まずはスープから。
丼の底まで透き通ったクリアなスープは、コクと塩気がしっかり。
あっさりしていながら味わいの深いスープで、ついついレンゲが動いてしまうスープです。
油分を控えたら塩分を取ってしまうというね。だからいつも主治医にけちょんけちょんに言われるんだよな!!
麺はごくごく普通の市販の麺なのです。
まったく特筆すべきものはない麺ですが、茹で加減はちょうど良いのかな。
このスープにはストレート細麺が合うなぁと思いますが、メニューによって麺を使い分けるのは大変なのでこれでもいいのかな。
具は、なんと言っても鶏肉!!
ニンニクを感じる、プリプリなモモ肉の蒸し鶏です。
うん、これはうまいね。
刻んだネギと合わせてご飯に乗せて食べてもイケそうな感じです。
野菜も白菜とチンゲンサイがたっぷり入っています。
今は野菜が高騰しているので実にありがたいのよ。
茹で加減がシャキシャキしており、スープの塩気と鶏の肉気を緩和してサッパリと食べさせてくれます。
いやはや、やはり年を取ったら野菜ですなぁ。
このお店は、わざわざ狙って遠くから来るほどの店というよりはサンダルつっかけてプラりと立ち寄るようなお店ですね。
お客さんも、そう言ったご近所さんが多いようです。
これからもこの地域コミュニティの中核企業として、末長く発展して行って欲しいなと思います。
再訪希望値:★★☆ 機会があれば
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楊州人家 (中華料理 / 弘明寺駅(横浜市営)、弘明寺駅(京急)、蒔田駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5