いつだったかな、横浜は弘明寺というところにある牛すじカレーのお店で、美味しい牛すじカレーを頂きました。
その時に美味しかったので、これは自宅でもチャレンジしてみたいなと思いつつ幾星霜。
とうとうハナマサで買ってしまいました、煮込み用の牛すじ肉 100g148えん。
まぁ他の部位に比べればそれでも安いんですけれど、昔は東日本では牛すじなんて捨てるところだったから、スーパーでも100g10円とかで売っていたし、近所の顔馴染みの肉屋さんではタダでくれたもんです。
しかし、日本の食文化が成熟して西日本の食文化が流入すると、それまで見向きもしなかった牛すじにこうして光が当たるようになり、きちんと値段が付くようになりました。
ベロっと広げてみると、こんな。
これは大きい!! まぁどうせ煮込むので手軽にザクザク切っていきます。
包丁をよく砥がないとなかなか切れませんね。なんだかビニールを切っているみたい。
イィ感じに切れました!!
ちなみに、みうけんが愛用しているこの包丁は20年以上前にダイソーで100円+税で買ったもの。
ずっと研いで使っています。
齢40をこえ、もっと良い包丁に変えたいなと思った時もありましたが、結局この包丁に愛着が湧いてしまっており手放せなくなってしまいました。
これ一本で魚も野菜も肉も、どんな料理でも出来てしまいます。
一度茹でこぼす。
うん、怪しげな物体がアクになってゲロのように大量に浮いていましたが、これですっかり清らかな牛すじになりました。
やはり下ごしらえって大事ね。
再び水を入れて、おろし生姜、おろしにんにく、ローリエを入れて煮込むこと4時間。
もうね、プルプルのホロホロです。
牛すじは煮込むと柔らかくなるので良いのですねぇ^^
別に北京鍋を熱して油を熱くし、タマネギを炒めます。
強火で、絶えず混ぜながら振りながらサササササッと!!
コンガリと飴色になるまで炒めます。
写真では分かりませんが、これだけでも充分に香ばしい!!
やはりカレーはタマネギが命です。
玉ねぎを入れてグツグツ。
途中でルーを入れて煮込んで完成です。
結局はそんじょそこらのジャワカレーを使いましたが、下ごしらえがしっかりなのでお店に負けず劣らずのカレーができました。
牛すじは時間がかかるけれど、牛の他の部位に比べれば圧倒的な安さなのが魅力ですね。
また牛すじを見かけたら、買って色々と調理したいなと思います。