じっくりと煮込まれ、ホロホロになったお肉とたっぷりの野菜で味わうカレー。
真っ白いご飯にたっぷりとかかったルーを食べると、お口の中に響き渡るコクと共にじんわりと伝わってくる辛味で、一気に爽やかな気分になれる一食ですよね。
今回紹介するのは、そんな魅力に溢れるカレーライスのお店。
インドカレーでもなく、タイカレーでもなく、正真正銘の日本式カレーのお店です。
そのお店の名は、「牛すじカレー LABO」さん。
地下鉄の弘明寺駅から鎌倉街道を北上し、徒歩6分のところにあるお店です。
※グルメサイトやインターネット地図によって店名表記にぶれがありますが、当記事では公式サイトの表記を尊重し、「牛すじカレー LABO」さんへと統一させていただきました。
店内はテーブル席とカウンター席があり、お一人でも複数人でも利用しやすいお店です。
マスターさんはニコニコとされており、とても笑顔がステキな男性。
ただ、この日は後から何人ものお客さんが来た事もあり、大変お忙しそうでした。
仕方ないんです。これも人気の証ですからね。
このお店は2018年12月に開店され、悪夢のようなコロナ禍をも乗り越えて、着々とファンを増やしています。
それもそのはず、カレーが美味しくて「また食べにこよう」と思うのはもちろんのこと、いつも明るく笑顔でサービス精神旺盛なマスターさんにお会いするたびに、「またマスターさんに会いにこよう」と思わせてくれるお店なのです。
メニューは基本の「牛すじカレー」を中心に、しょうが焼きやそぼろ、野菜をトッピングしたものが人気。
ナポリタンや焼きカレーもあるので、これも試してみたいですよね。
◆牛すじカレー(800円)
◆中盛(100円)
お願いします!辛さは普通で!
注文するとさっそく、何かを炒める香ばしい香りがするな・・・と思っていたら、華麗なる到着です。
ルーはトロッとしており、モッタリと濃厚なルー。
まずはルーだけ頂いてみると、うーむ。味わいが深いです。
お口にグイグイと押し寄せてくる旨味とコクのあとに、じんわりと辛味が来る感じ。
以前(2020年)に中辛を頼んだら、その辛さに悶絶した経緯があり、それからは「普通の辛さ」でお願いしていますが、それでも家庭の中辛より少し辛いかな? という印象です。
ご飯の上には、たっぷりのもやし、ひき肉、時々シメジとウインナー。
香ばしく炒められていてパリッとした食感です。
これで野菜もたっぷり摂れて、栄養バランスもバッチリですねぇ。
しかし、カレーライスのトッピングが野菜炒めというのは面白いですよね。
カレーは、牛すじもしっかり入っています。
大きいのがゴロゴロ・・・という感じではなく、繊維に近くなるまで煮込まれてホロホロになった牛すじがしっかり入っている感じ。
カレーそのものが美味しいので、ごはんもよく進みます。
このご飯の量ですが、「中盛」なのでかなりたっぷりありました。
他のお客さんが「大盛」を注文していた時に、「当店の大盛は1キロはありますが、大丈夫ですか?」という会話が。
うーむ。1キロのカレー(大盛)にしても、800円+大盛200円とは。
このコスパの良さ、実に驚異的ですねぇ。
食後に、コーヒーを頂きました。デザートにカップケーキまで・・・。
嗚呼、なんという旺盛なサービス精神。
手塚治虫先生の代表作「ブラック・ジャック」において、主人公のブラック・ジャックがレストランで注文時に発するセリフの多くが「カレーライスとコーヒーだ」という一言なのです。
ブラック・ジャックのファンであるみうけんは、ついついブラック・ジャックの気分になって一人で「カレーライスとコーヒーだ・・・」とつぶやきつつ、美味しい食後のコーヒーをすすったのでした。
◆◇◆後記◆◇◆
国産牛すじ肉にこだわり、研究に研究を重ねて来られた「牛すじカレー LABO」さん。
こちらの牛すじ肉たっぷり、旨味たっぷり、量もたっぷりのカレーはサービス精神までたっぷり。
本当に、リーズナブルなお値段でたっぷりと食べられる、食べ盛りさんにとっては無くてはならないお店ですよね。
店内のインテリアもすべて手作りという「牛すじカレー LABO」さん。
イートインだけではなく、テイクアウトやレトルトカレーの製造販売、デリバリーサイトでの注文も受け付けておられるとの事で、もっともっと多くの方に愛されてほしいお店です。
カレー好きな皆さん、またたくさん食べたい皆さん。
弘明寺駅から徒歩6分、「牛すじカレー LABO」さんはオススメですよ。
お試しを!
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
【みうけんさんおススメの本もどうぞ】
※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★
LABO まーちゃんの牛すじカレー (カレー / 弘明寺駅(横浜市営)、弘明寺駅(京急)、蒔田駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.7