ある日、晴れの日。
思い立って急に豚足を煮込み始めました。
冷凍の状態から鍋の水に入れて、 解凍と臭み抜きを兼ねてグツグツ。
アクが抜け切ったらお湯を捨てて、よく水洗いして。
さらに新しい水、醤油、酒、みりん、砂糖、酒、チューブしょうがで煮込む煮込む。
材料の量は全て「だいたい」。煮込む時間は「柔らかくなるまで」。
そんなんでも、それなりに美味しく仕上がってしまうのですから不思議なものです。
出来上がったら一晩冷蔵庫に入れて脂を固め、脂を全部捨ててから温め直して頂きます。
こうして柔らかく煮込まれた豚足。
もちろんそのまま食べてもいいんです。
しかし、茹でキャベツとたくさんのネギを添えて、そんじょそこらの醤油ラーメンに入れて食せば、なんと!!
台湾名物・猪脚麺(ズージャウメン)っぽくなるのです。
猪脚麺(ズージャウメン)は、本当は素麺のような細い麺で作ることが多いですが、中華麺で作ることもままあります。横浜で頂けるのは素麺タイプの方が多いでしょうか。
どちらにしても、外で食べるのはこんなに立派な豚足は入っていません。
そのあたりは、みうけんの過去記事に詳しいので、ぜひ。
箸でほぐしてみれば、トロットロすぎて萌えます。
箸でもプリッと切れてしまう豚足のお肉。おぉ。コラーゲン コラーゲン。
食べた食感もムニュつるで、うん、うまい。
これなら店で出してもおかしくないけど・・・いくらとれるかな?
材料費そのものは安いのですが、けっこう手間がかかるので難しいところです。
材料費は安いくせに、お店で食べるとなぜか高く感じる豚足料理。
これからも、せっせと自炊で美味しく仕上げて美味しくいただこうと思います。