関内ではすっかり有名な行列店、黄色いマシマシな看板の店の脇にある中華スイーツのお店。
このお店は大陸ではそこそこ知られた中華スイーツのチェーン店でありながら、日本進出第一号店が長者町という、なんとも微妙の一言に尽きるお店です。
この日は先客もあり、それなりに認知されてきたようですが、相変わらず日本人が入っているのを見たことがねぇ!!
まずは「多種野菜入り焼き餃子」(5個300円)から。安いなぁ!!
大手チェーンの200円にはかなわないけれど、手作りで肉汁たっぷりで食べごたえもある、こんな餃子が300円!!
「セロリ入り水餃子」(8個580円)も注文です。
餃子っていったら、基本は水餃子ですからね。中国の人は、これだけで一食が完遂されてしまうのだという。決して、これにラーメンを付けたりはしないのです。
だから中国人って肥満が少ないのかな。
それにしても、この水餃子のモチモチな皮にかぶりつくと、ジュワッとあふれ出る旨味たっぷりの肉汁!!
これはうまいですね。やはりこのお店はコスパも良く、天才的にうまいな!!
この餃子のタレもなかなですよ。これも手作りなんだろうけれど、酸味と辛味と塩気とってな感じで、色んな味が複雑に絡み合っていて、タレですらやっつけ感がまったくないのです。
このタレだけでも持ち帰りしたいくらい。
「牛バラ肉麺」(580円)は、見ての通り牛バラがたっぷり入った和え麺。
いわゆるローメンなんですが、ゆでたての麺にたっぷりの角煮、大根、そして汁を和えちゃった件です。
この角煮がプリプリと柔らかく、大根のホクホクと麺のシコシコとの相性がとてもよいのはもちろんの事、味付けも満足感の高いしっかりした味付けで、これは何度食べても良きかな良きかなです。
ついでに注文するは「牛モツ和え麺」(580円)。
角煮も柔らかく煮込まれていますが、こちらは輪をかけて柔らかいモツです。
痛風の患者はモツなんて食べたらいけないのよ!! プリン体の宝庫なんだから!!
でもね、このムニュムニュに煮込まれたホルモンと、イ~ィアンバイにゆでられた麺をタレで絡めちゃったようなものだなんて・・・手を出さないわけに行かないじゃないか!!
こうして着々とプリン体を摂取しているのです。
細君が常々絶賛しているのが「骨付き鶏肉飯」(680円)。
ネギダレに絡められた柔らかな鶏肉と、そのタレを惜しげもなくご飯にかけて頂くと・・・痩せる気が全くしねぇな!!
やはり、このお店の一番のメニューだと思います。スイーツの店でスイーツを誉めないのはナンですが、だってこれが一番うまいんだもの!!
「鶏の足の香港式アワビソース煮込み」(380円)は、みうけんが大好きな逸品です。
庶民の出ですからな。こういう安い食材に目がないのです。
皮はプルンプルン、軟骨はコリッコリ。
鮑ソースなる濃厚な味付けも素晴らしくて、これはビールが進みそうな逸品です。
「揚げミルク羊羹」(380円)は子供向けメニューですね。
薄皮でミルク羊羹を巻いて揚げたもの。食べる時に熱いのがブチュッアチッするから、猫舌なみうけんは苦手なメニューです。
子供たちは充分に冷まして、うまいうまいとむさぼってました。
食後の〆に、皆で「芋圓1号」(500円)。
この1個を大人二人でシェアして充分にいただけます。
ドラゴンフルーツ・麦・芋圓・ゼリーの上にアイスが乗っていて、そこにコンデンスミルクとミルクを回しかけて頂く贅沢なデザートです。
餅もさることながら、ドラゴンフルーツがたくさん入っているのが個人的に嬉しい。
ドラゴンフルーツお高いのよ!! 大丈夫? 赤字じゃない??
ついでに、価格は失念しましたが中華風フライドチキンをお持ち帰りしました。
確か800円くらいだったような・・・もっと安かったかな?
これは翌日には完全に子供に食いつくされているので、次回じっくりと味わってまたコメントしたいと思います。
これだけ食べてビールも1杯飲んで5000円ちょい。
本当にこのお店はコスパが良いですね。
このお店はもっともっと評価されるべきお店です。いつの日か、もっと多くの日本人が訪れたら2号店もどこかに作るのかな。
その日が楽しみです。
御造作!!
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五条人糖水舗 (中華菓子 / 伊勢佐木長者町駅、日ノ出町駅、関内駅)
夜総合点★★★★☆ 4.5