みうけんの原付ツーリングの定番、三浦市。
三浦市の「油つぼ入り口」交差点のすぐ脇にあるお店で、地元の方向けにひっそりと営業している食堂です。
なんと言っても、日曜は休みで営業もランチ時間帯のみですから、通える人も限られてくるのですよ。
それでも、こうして根を張って堅実な商売をされているのは頼もしいなぁと思います。
その時に、さすがは三浦と言わんばかりのマグロの旨さ、コスパの良さに類稀なる高評価を叩き出したのですが、これならば漬けも旨いであろうと思っていたので、今回は「トロまぐろづけ丼」(1250円)を注文です。
寡黙ながら時折素敵な笑顔を見せるお父さん、黙々と真面目に作って下さいまして到着したのが、思わず「んまぁ」と素っ頓狂な声を上げてしまいそうになる、見事すぎる漬け丼だったのです。
そんじょそこらの店であれば、ごはんを覆い尽くす錦糸卵の上にちょいちょいと漬けが載っている場合が多いんです。
三崎の観光地にあるアノ店とか、それで1800円とかね。
ヘソが茶を沸かすわ!!
このお店の漬け丼は、しっかりと漬けを敷き詰めて、それだけでゴハンが見えなくなっている本格派なのですよ。
「味はついてますけど、もし足りなかったら醤油をまわしかけてくらさいねぇ」と優しげなおばちゃん。
しかしね、見るだけで分かりますよ。
これはこれ以上の味変はせずとも、この時点で充分であろうことが!!
いただきますというが早いか一口頬張れば、口中にトロけるまぐろの旨味がキリッとした塩気の漬けダレと共鳴して、自分の口までトロけてしまいそうです。
こりゃスゴいとばかりに、思わずゴハンをシュバババとかき込めば、これ以上の至福がありましょうや。
こんな美味しい漬けですが、大葉をめくってみると丼全体にしっかりと載っているんですもの。これはスバラしいコスパですよ。
ごはんの炊き加減もよく、マグロの旨味をしっかりと頂いたタレを染み込ませているから、それだけでも充分に食べられます。
時折口にする味噌汁は、具の青菜が素朴な味わいで、まさにホッコリさせてくれる美味しい味噌汁です。
ミニサラダ、香の物もついてきます。
このサラダも美味しいんですが、やはりここに来たらマグロの余韻をしっかりと口に残して帰りたいというもの。
以前は食後にキムチを食べてしまって美味しいマグロの余韻を台無しにしてしまったので、優しい味付けであることを確認して、前半で全て食べ切りました。
感動にむせびながら食べ進んで、最後はやはりトロトロな漬けとゴハンで〆たいもの。
今回は失敗がないように運用方をしっかりと考えて、お腹いっぱいになるまで美味しいトロの漬けと、タレが染み染みのご飯を堪能したのでした。
やはり、三浦でマグロを食べるなら観光地よりもここです。
これからも三浦ツーリングは基本的に平日なので、機会があれば利用させていただきたいと思います。
御造作!!
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