横浜に生まれ、横浜に育ち、横浜を心から愛してやまないハマッ子であるみうけんには、かねてより気になっていた存在があります。
それは、横浜発祥の醤油メーカーである「横浜醤油」さんです。
やはり日本人にとっては、なくてはならない醤油。
ごはんに卵をかけたとき。
刺身を食べるとき。
煮物をつくるとき。
冷ややっこを食べるとき。
「あ! 醤油がない!! ま、ソースでいっか」とは絶対になりません。
そう、この偉大な調味料である醤油は東西南北で味こそ違えど、日本人にはなくてはならない存在なのです。
そんな醤油を、横浜でも作っているメーカーがあると聞きました。
それも、昔ながらの製法で、無添加で。
それならハマッ子として応援しないわけには行きませんよね。
というアツい思いをキメて原付を飛ばしてやってきたのが、こちら「横浜醤油」さんなのです。
工場の玄関に貼られた浜菱が輝いています。家紋風に言えば、「二重丸に浜菱」といったところか。
これぞ、横浜の企業の証し!!
昔はもっと浜菱を入れた会社がありましたが、最近は減ったように思います。
そして、やけに目を引くのが
「売小りよ本1 。すましたい」・・
なにがすましたいんだか、と思ったら右から読むのね!!
早速中に入ってみました。
中ではほんのりと醤油の良い香り。
工場の一部が即売所になっています。
見てください、この醤油の数々!!
お値段は、さすがに業務スーパーで売られている大量生産品とは比べられません。
そりゃそうだ、手間暇かかってるんですもの。
どちらに価値を見出すか、はその人それぞれですから。
でも金ラベル醤油とか、1リットルで380円ならいいかも。本牧のスーパー三和では倍以上の金額して二の足ふんじゃいましたから。
金ラベルの醤油もいいですよね。
見た目が豪華、そしてシンプル。
質実剛健です。
しかし、今回は東海道しょうゆにしましょう!!
この横浜醤油さんの看板商品で、ラベルもおしゃれです。
250mlを2つお買い上げ!!
あ、アマゾンなどにもセットが販売されています。
めんつゆも気になりますが、こないだ買ったばかりなので次回ということで・・・
なんと卵かけご飯専用の醤油もあります。
なんと、小さいのを1本サービスしてくださいました!! 高いのに!!
その名も「はまこっこ」。ちょっと甘めな味付けで、いろんな料理にかけていただいています。
こちら、3代目の社長さん。
とても気さくなお人柄で、なんでも話しやすそうな方です。
この時も「醤油の写真撮っていいスかw!?」って聞いたらどんどん撮って!! 何かに載せるの? じゃあこれもあげる!! って、上記のはまこっこを下さいました。
良い人!!
帰ってさっそくいただきました。
これぞ昔ながらの味、横浜醤油の看板商品「東海道醤油」です。
大量生産の工場では無理やり2か月くらいで完成させるものを、昔ながらの方式で1年かけて大切に作られた醤油です。
保存環境によってはカビが発生するのだそうで。
もともと醤油なんてのは発酵食品なんですから、考えてみれば当たりまえなんですよね。それを添加物やら殺菌やらで抑えているのが現在の大量生産品です。
そう、こちらの方が自然なのです。
原材料を見た感じ、変なものも入っていません。
お子様にも安心して食べさせられる醤油だと思います。
うちには子供がいるので、このような無添加の味は常にありがたいですねぇ。
キリッと澄んだ美しい醤油。
口に含むと、口中に広がる芳醇な香りと、キュッとした塩気。
そして、ジンワリと沁みてくる旨味。
これぞ求めていた醤油なのです!
そもそも、この醤油の存在は前から気になっていました。
でも、どこのスーパーでも売ってないんですよね。一部イオンや三和スーパーにあるそうですが、いくつも拠点を通るたびにマージンが発生するので、結局は倍近い値段になってしまうそうです。
だから、出来立ての醤油を直接工場に来て安く買うのが、横浜醤油のプロってぇもんです。
この醤油は、横浜で人気の「まるう商店」さんでも使われていました。
こうして横浜のお店が横浜醤油を使って下さるのは実に嬉しい事です。
このお醤油は個人的に好きなので、また原付を駆って買いに行きたいと思います。
いろんなお店でも手広く販売してほしいし、使ってほしいなと思います。
次回は「金の醤油」を試してみようかな、と感激しながら刺身に付けて頂いたのでした。
アマゾンなどにもセットがあります!!