磯子区の汐見台という、山あり谷ありの地域で集まりがあり、さてどこで昼を食らうかという時に汐見台会館に中華屋を見つけました。
横に広い駐車場もあって訪問はしやすいと思います。
店内はテーブル席、御座敷などあり使い勝手がよい様子。このコロナ禍の外出自粛ムードの中でも、ずいぶん賑わっていました。
そんな中でも、たまたま御座敷があいたので御座敷へ。なんだか中華街の高級店にでも来たみたいだね!
まずは「台湾風豚角煮丼」(980円)。
期間限定メニューです。名前からして魯肉飯を連想しますが、あくまで台湾「風」豚角煮丼なのですよ。
白米の上に載っているのは、実際は豚バラ肉のあんかけ。横浜でよく見る魯肉飯のそれは、あんかけではないのです。そして、定番のそぼろも無し。
やはりここの料理は他とは一線を画しているようです。
しかし、通常はない青菜が彩りとして載っているし、これはこれで全く別料理としていただけば問題はなく美味しいです。
スープはあっさり目の味付けでほっこり。
ところどころに浮いたみじん切りのニンジンが、良い彩りとなっています。
やはり日本の中華には卵スープですよね。
ごはんもの2品目は、「レタスチャーハン」(860円)。
パラッとした仕上がりで、なかなか上手に作られています。味付けもシンプルで、どんな料理にも合わせられるもの。
レタスチャーハンというからには、しっかりとレタスが入っています。
炒めの段階で最後のほうに入ったレタスが、適度にシャッキリして、適度にシンナリして、これもまた面白い食感を味わうことができます。
これは手早くやらないとベシャッとしてしまうので、実はなかなか火加減とスピード感が難しい料理なんだそうです。
横浜名物、「サンマー麺」(850円)。
他地域の方にはあまり馴染みがないものでしょうけれど、何気にハマッ子のソウルフードでもあります。ただ、やはりもやし主体の野菜あんかけラーメンなので若い人は家系のほうが好きなのかな。
こちらのサンマー麺もあっさり、野菜たっぷりでヘルシーな味わいです。
麺は中麺。中細より少し太めかな。
この系統のラーメンは細麺が多いかな、と思いますが、これはこれでウマい。
茹で加減は絶妙でシコシコもっちり。あんによく絡んでハフハフ食べられます。
「フカヒレ入りおこげ」(1390円)は、出てきてからジュワァァァァーしてもらえるのでイベント性ありますね。大きなおこげが4つ、アツアツの状態で出てきて、そこにフカヒレたっぷりのアンが豪快にかけられます。
このおこげ料理の醍醐味は、あんを吸って適度にモチモチになった時の食感でしょう。こちらのおこげももちもちシャックリで食べ応えは充分。
モチモチのおこげ、熱々のあんかけ。そして、あんをかける時の演出。これだけで特別感がすごい料理です。
「焼きギョウザ」(5個580円)は、かなり大きなジャンボサイズ!!
もちろん食べ応えも充分です。
箸で持ち上げると、ズッシリときます。
これだけ大きくて5個なら、餃子だけでお腹いっぱいになれますよね。
挽肉、ニラ、野菜を主体としたあんは優しい味付けです。
このお店は特別感というものはなく、あくまでも日本人向けに作られた中華であり誰が食べても無難な味です。
この街では老若男女から広く指示されており、これからもこの街でいつまでも愛されて行く事でしょう。
備忘録としてメニュー写真を載せておきます。
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