大久保のミツワセンターという、分かったような分からんようなビルの2階にひっそりと店を構えるラーメン屋さん。
上大岡の有名店「G麺7」の系列店だそうです。もうかってるね!!
とは言っても、食べログやラーメンサイトでわざわざ情報を仕入れずに、何も知らずにこのあたりで昼飯難民となり彷徨っていたら、うっかりして通りに面した赤い看板に吸い込まれる事請け合いです。
あっぶねー!!
入り口は階段を上がっていくのですが、目をかっぽじって見て、ようやく湯気のたつ丼マークが目に入るくらいです。
こんな分っかりにくい店にしたって、きっちりと客は入ってるんだからインターネット社会というものの力を感じますなぁ。
さらに階段を上がっていくと、ようやくラーメン屋さんらしき入り口が見えてきて安心します。それでも、とっつきにくい事には変わりはないんだけどね。
今回のオーダーは「らーめん正油」(850円)と「餃子3個」(150円)。
食券機で食券をポチ。実は餃子はあまり好きじゃないので滅多に食べないんですが、愛読しているグルメブログ「恰幅の良い彼」で褒められていて気になった次第です。
なんて書いていると、手際よく着丼。
見るからに、清くタダシク美しい醤油ラーメンですよね。
まずはスープから。煮干しと鶏ガラのコクが!!
巷の多くの醤油ラーメンは、その名の通りにまずは醤油がアピールしてきますが、こちらのラーメンは、舌にビヤ〜〜ンと染み渡る深いコクが全面に押し出されてやってきます。
こらスゴいわ。さすがはG麺系。
麺はストレート。中くらいの太さで、シコシコな茹で加減が絶妙でスープとの相性も素晴らしいですよ。
量もしっかり入っていて食べ応えあります。
チャーシューは2種、1枚ずつ入っています。
バラチャーシューはトロトロなんですが、だいぶ油っこくて、四十路には少々重いかなと感じます。
ロースのチャーシューはミッシリで。肉の旨みもじんわり。個人的にはロースの方が好みですねぇ。
シナチクはサクッと柔らかくて、味付けも良くてなかなか美味いですね。
ただ硬くてしょっぱいだけのシナチクが多い昨今、こちらは脇役となりがちなシナチクにすら「慶び」を感じる一杯です。
付け合わせというか薬味の青ネギのみじんぎりと、白ネギもイ〜イ仕事をしているんですよ。
最後に食べると口がサッパリします。
さて、まだギョウザを食べていませんでしたね。
ぷっくりした焼き加減は、ギッシリと詰め込まれた具でパンパンになっている事を示唆します。
ひとつひとつが具沢山で、しっかり練り込まれた肉の旨みを感じるギョウザですよね。
とにかくズッシリしてるので、みうけんとしては3個で充分でした。
ラーメンとは関係ないですが、この日は誰だか分からないけどキラキラツヤツヤした女性が、やたら甘ったるい声でテレビのグルメリポーターしていて、全然落ち着いて食べられませんでした。
💕見てくぅださぁ〜ぃ、この大っきなチャぁしゅうぅ〜💕 甘くて肉汁がじゅわ〜っとあふれますぅ〜💕 なんて声をずっと聞かされながら食べていたので、いつか夢に出てきそうな勢いです。
音声さんの前で咳払いしたら怒られるかなぁと思いつつシナチクをかじったのでした。
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