横浜で有名なカレー屋さんはいくつかありますよね。
ガッツリ系ならバーグ、駅ナカならリオ、彩り豊かなカレーなら丸祇羅。
そして、忘れてはいけないのが横浜でスープカレーと言ったらココ!の「アルペンジロー」さん。
1990年代は、「横浜ウォーカー」の常連のお店で、その存在はよくよく存じておりました。
ただし、みうけんは今まで50年近く生きてきて、実は一度も行ったことがなかったのですよ。
本店は伊勢佐木長者町と阪東橋の間くらいにありますが、ここ元住吉店は懇意にしているグルメブロガー仲間さんが紹介されていたので気になっていたお店。
この度、仕事の関係で元住吉にきたところ昼飯難民となったので、寄らせていただいた次第です。
この日は平日のお昼時で商店街は賑わっていましたが、こちらは先客さんはいらっしゃいませんでした。
これはゆったりだな、とニコニコなスタッフさんに促されるまま端っこの席にドフン。
◆ハーフペアカリー(1300円)
ヨロシク! 数量限定、人気のジロー鶏&ハンバーグのセットです。
辛さの選択は辛い順に高くなる山の名前で依頼するのですが、今回は上から2番目だっけな。エベレスト(上級)でおねがいしまーす。
お漬物は福神漬けとラッキョウがつきますが→はい、ラッキョウだけで大丈夫です!
しばし待って運ばれてきた、ぐっつぐつなスープカリー。あっつあつです。
ご飯はメスティンに入っていて、お皿の上にパコンと出された状態です。
グラグラと煮えたぎっている光景は圧巻ですが、油断していると肉が硬くなるので、急いで肉とハンバーグを救い出しましょう。
救出完了したら、ご飯の脇のスペースに置いてナイフとフォークで切って食べるよろし。
スープはサラッとしていて、スパイスは軽めの印象。
スープカレーというもの自体めったにお目にかかれるものではないけれど、サクッと軽めに食べたい時には良いのかもね。
何と言ってもアルペンジローさんの特徴は、ガンガンに焚かれた炭火でカリッと焼かれたお肉にあります。
焼き目も美しく、肉汁をよく閉じ込めて、外はカリッと・中はムッチリと。
まずはハンバーグですが、肉肉しさ100%を感じるむっちりハンバーグ。
ナイフでザックリ切ってみると肉汁がじゅわじゅわ溢れますが、もちろんお味も肉を食べている実感がモノスゴい肉々しいハンバーグです。
チキンも一口大に切っていただくと、しっかりと鶏の旨味を閉じ込めていながら皮目はカリッとしていて、これは好み。
むっちりプリプリな噛みごたえは豚とも牛とも異なった、鶏ならではの魅力的な美味しさで、これは素晴らしいですねぇ。
お野菜もゴロゴロ入っていて、ごはんとスープカレーの相性も良いです。
スープカレーはご飯にかけてもよし、個人的にはご飯をスープカレーに浸して食べるのも好みかな。
◆◇◆後記◆◇◆
横浜のカレー好きであれば誰もが知っている名前であろう、アルペンジローさん。
横浜で50年近く美食を追い求めてきたみうけんが行った事ないとはグルメブロガーの名折れでもありましたが、この度ようやく訪問する事ができました(元住吉店だけどね)。
体力勝負の仕事とはいえ、もう揚げ物ばかりの弁当には飽き飽きしているので、こういうサラリとした食事も良いものです。
このお店はスタッフさんの対応も丁寧だし、スープカレーは独自性があってなかなか珍しいので、是非一度お試しになってみてはいかがでしょうか。
お試しを!
再訪希望値:★★☆ 機会があれば
【ほしいものある?】
※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★
ALPINJIRO 元住吉店 (スープカレー / 元住吉駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.4