今日もやって来ました。
いつも大好き香港路、みんな大好き香港路。
いつもは「湘厨」さんに行くことが圧倒的に多いのだけれど、今日はちょっと趣向を変えて新しくリニューアルオープンされたばかりの「杜記」さんにやって参りました。
このお店は、言わずと知れた刀削麺が美味しいお店。
関内の超有名な刀削麺のお店「華隆餐館」の創業者である王社長も、もとは杜記で厨房を任されていた人です。
では、今回も刀削麺を食べるのか? もちろん刀削麺もいいんですが、1日1回は白米を食べないと死んでしまうので、今日はランチ定食で!
◆口水鶏(四川風蒸し鶏・よだれ鶏:900円)
ご飯のお代わりは2杯目までは無料、3杯目は300円です。
お米、今高いからね! つか、3杯も食べる人いるのか。
そして、注文してからとてつもない速さで供された、なるほどヨダレが出そうな真っ赤っかさん。
はやる気持ちを抑えて、まずはスープからいただきましょう!
スープは少しピリ辛、トロみと酸味もしっかり聞いたサンラースープ。
具材はいろいろ入っていて、ワカメ・細切り牛肉・玉子・豆腐と具沢山。
飲むごとに濃厚なコクが胃に響いて、空腹エンジンをジワジワと回転させていってくれます。
次はメインのヨダレ鶏へ!
箸でドッサリと持ち上げてバクっと食べてみると、むっちり食感の鶏肉はキリッと冷えていて涼しいです。
そして、惜しげもなくたっぷり注がれている真っ赤なタレがシビシビで実に良い!
肉の下にはたっぷりのもやしが敷かれています。このもやし自体は実にシンプル、そしてタンパク。
しかし、この真っ赤なタレを絡めて食べると一気にオカズ力が爆発して、これだけでなるほど白米3杯いけてしまいそうな美味しさ!
これはたまらん! とご飯を抱え、猛然とカッ込めばこれ以上の相性の良さはありません。
ヨダレ鶏は本来が冷菜なので冷たいのだけれど、だからこそ辛味も程よく抑えられるし暑い夏でも涼しくいただけます。
このご飯も、ふっくらツヤツヤな炊き加減。中華のお店ってご飯がイマイチなところも多いけれど、ここのご飯は折り紙付きです。
香の物に、これまた辛い切り干し大根。
シャッキシャキな食感が実によくて、箸休めのはずなんですが箸が全く休まりません!
デザートに杏仁豆腐は中華街の定番ですよね。
なんでみんな杏仁豆腐なんでしょう? 作りやすいとか、コストが安いとかあるだろうけれどたまには愛玉ゼリーとか出ると嬉しいのにな。
しかし、ここの杏仁豆腐も辛いものの後の甘いものといった感じで、なかなかクセになる美味しさです。
◆◇◆後記◆◇◆
前回はみんなでワイワイと大皿を囲みましたが、お一人でサクッとランチをするにも使い勝手が良い「杜記」さん。
このお店は最近になってこちらに移転して来ましたが、もともと杜記があったところは姉妹店「頼記」としてスタートされました。
これも杜記さんの姉妹店という事ですから、決して間違いはないはず。
こちらも近いうちに取材に行ってみなければなりませんね。
お試しを!
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
【ほしいものある?】
※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★
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