様々なスパイスを効かせた辛さの中にも、しっかりとコクを感じる香り高きカレーとフカフカなナン。
日本でも大人気なインド料理はランチでもディナーでも「非日常感」を味わうことができるのが良いですよね。
今回やって来たのは、東急田園都市線の「たまプラーザ駅」北口を出て歩いて10分くらい。
「美しが丘東小学校前」交差点わきの「インドファミリーレストラン・パラキリティ・パレス」さんです。
このお店は美しが丘公園からもすぐ近くでm子供たちが楽しそうに遊ぶ声が聞こえてきます。
ポカポカと陽気が良い日は、このお店で美味しいナンとカレーを食べて、美しが丘公園を散策されるのも良いですよね。
さて、店内はなかなかに広々としていてゆったりした雰囲気なのが良いところ。
こちらのランチセットは実にオトクで、一度は試していただきたいところ。
胃袋さえ許せば一気に2食も食べられてしまいそうなリーズナブルさでワクワクします。
◆パラキリティパレスセット(1190円)
こちらは2種類のカレー・ナン・ライス・サラダ・タンドーリチキン1P・ソフトドリンクがセットになった、実に豪華なセット。
カレーは本日のスペシャル・キーマ・チキン・ミックス野菜・マトン・ほうれん草チキン・バター海老・バターチキン・ダルの中から選べます。
まずはサラダからですが、キャベツとレタスがメインとなった、シャキシャキでみずみずしいサラダ。
スパイスをピリッと効かせたドレッシングとの相性も抜群です。
サラダを食べ終わる頃を見計らって、なんとも豪華なセットがどっどーんと出て来ました!
カレーやナンはもちろんのこと、真っ黄色に輝くツヤツヤで美しいご飯に心も躍るというものですよね。
今回はダルという豆のカレーと、マトンカレーにしました。
単に「好きだから」という理由で選ぶことが多い組み合わせではありますが、毎回同じものを食べているとお店ごとの比較もしやすくなる、というメリットもあります。
さらに、ツヤツヤなご飯と肉肉しいタンドーリチキンがついてくるんだから、まさに「無敵」のひとこと!
ダルカレーは、ケツルアズキなどの豆をふっくらと煮込んで仕上げた甘味のあるカレー。
しかし、ベリーホットでお願いしたので辛さはしっかりと効いていて、実に爽やかなスパイス使いです。
お豆はそこそこの量ですが、ほっくりふんわりと煮込まれていて優しい甘さが嬉しくなる逸品。
マトンカレーはスパイスをより鮮烈に効かせた辛味のあるカレーで、細切りの生姜が良きアクセント。
しっかりとした大きさのマトン肉が3つ入っており、ギュムギュムという食感とあふれる美味しさがたまりません。
ナンはしっかりとした大きさがあり、表面も内側もふんわりとしています。
大きさもしっかりあって、表面に塗られたギー(すましバター)がテリテリとして良い感じ!
日本人にとってカレーと言ったらライスですが、本場では「チャパティ」や「パラータ」などのナンにつけて食べることも多い食べもの。
長い歴史の中で培われてきた食文化は、やはり完成された美味しさの組み合わせだなぁと思います。
その反面、ご飯もついてくるのは嬉しいですよね。
黄色くてツヤツヤのご飯は、それだけでもう「ごちそう」とも言えるべき存在。
あろうことか、日本米かどうか聞くのを失念してしまいましたが・・・。
日本のお米と思しき短粒種のご飯で、カレーに合うように少し硬めの炊きかげんにしてあるところにこだわりを感じます。
タンドーリチキンは、むっちむちな焼き加減で旨味をギュギュッと濃縮させた美味しさなのが嬉しいです。
噛めば噛むほど旨味があふれて、「いま、お肉を食べているのだ!」という満足感がものすごくて、これは是非とも食べてほしい価値のある逸品でした。
食後にホットチャイをいただきましょう。
以前はラッシーをよく頂いていましたが、最近になって温かいドリンクを欲するようになりました。
やはり温かいお茶はホッとしますし、スパイスがしっかりと感じられて実に香ばしい、食後の時間を締めくくるのに最高のドリンクでした。
◆◇◆後記◆◇◆
ここ「パラキリティ パレス」さんは、ちょっと目立たなくて通り過ぎてしまいがちなお店ですが、地元では確かな人気店。
この日もたくさんのお客さんが入っては出て、入っては出てとたいへんな賑わいでした。
たまプラーザ駅界隈には美味しいものがたくさん集まりますが、ここ「パラキリティ パレス」さんは是非ともオススメしたいお店。
美味しいカレーとナンが欲しくなった時は、是非ともお試しくださいませ!
再訪希望値:★★☆ 機会があれば
【ほしいものある?】
※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★
パラキリティ パレス (インド料理 / たまプラーザ駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0