みうけんのヨコハマ原付紀行

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。※現在アップしている「歴史と民話とツーリング」の記事は緊急事態宣言発令前に取材したものです。

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港区赤坂の「鮨 ふくなが」でおまかせコース

 

本日やってきたのは、赤坂駅から徒歩5分の「鮨 ふくなが」さん。

この道30年の大将の手練れのお寿司と、ソムリエさんが厳選されたお酒が楽しめるお店です。

 

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お店じたいは、赤坂見附駅・赤坂駅からそれぞれ徒歩5分くらいのところ。

店内は、綺麗な一枚板のカウンター席で、清潔感もあって素晴らしい!!


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じっくりとお話を楽しみたいとき、または数人でワイワイしたい時に最適な半個室も完備。

こういう個室があるお店というのも使い勝手がいいですよね。

 

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今回いただくのは、お寿司と季節の逸品を20品以上も楽しめる「特選おまかせコース」(16000円)

このコスパの高さは注目ですよ。

 

青森の地酒や食材が数々そろっているのも、オーナーさんが青森県出身だからだそうです。

青森県ってお米もお水も美味しいし、お魚も美味しいしでいうこと無しですよね(ノ∀`)

 

とりあえず、のガリ。

お寿司が美味しいお店はガリだって美味しい!!


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▼青森りんご スパークリング(850円)→みうけん用

 

キリッと冷たくて炭酸が効いたリンゴジュース。

乱切りのリンゴがザクザク入っていますが、このリンゴが良い箸休めになります(ノ∀`)


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▼田酒 純米吟醸 百四拾(西田酒造・華想い:2300円)→妻ちゃん用

 

140というのは、酒米が「青系酒140号:通称【華想い】」という名だからそうです。

スッと鼻を抜ける上品な香りは、あくまでも鮮やか。

 

口当たりはまろやかで、お口の中にふんわりと広がるお酒です。

これは自宅でもお取り寄せして、美味しくいただきたいお酒!!


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▼いちご煮

 

青森県の郷土料理で、ウニと鮑のお吸い物です。

ウニの優しい甘さと、鮑のシャクシャク食感がベストマッチ。

 

ワカメと三つ葉の緑も美しく、香りも高い。

一品目からこのクオリティの高さは、ますます期待が高まります!!


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▼前菜

 

実に豪華な作りです。

もちろん、お味も間違いなし。

 

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・磯もずく

 

ツルッツルでシャキシャキな食感が涼しいです。

これからガッツリ食べるので、良い練習戦となりますね。


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・汲み上げ湯葉

 

大豆の味わいがものすごく濃くて、食感もプリプリ。

アクセントに入ったワサビが良い仕事していて、これは美味しい!!


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・子持ち昆布・ホタルイカ・磯つぶ貝。

 

子持ち昆布は、もはや「昆布持ち子」です。

昆布より子の方がどっしりで、プッチプチな食感も素晴らしい。

 

ホタルイカは炙ってあるのか香りも食感もよく、つぶ貝は噛めば噛むほど旨味が炸裂して最強のおつまみですねぇ(ノ∀`)


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▼刺身3点

 

きれいに切られた刺身3点。

ミズダコ・青森県下北半島のヒラメ・カツオわら焼き。


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ミズダコは、綺麗に飾り切りされています。

プリプリな食感、なのにとろける後味。

 

たまに人間くらいの大きさになるミズダコですが、その美味しさは繊細です。


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ヒラメは肉厚で、もともとは淡白なのに味わいが濃ゆい!

カツオはタコ・ヒラメとはまた違ったパンチ力のある味わいで、藁焼きの香りもすごく香ばしかったです。


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▼スミイカ

 

コリッコリで柔らかい!! ねっとりでサクッと噛み切れます。

他のイカとは一線を画す食感がすごくよくて、実に美味しいスミイカ。 


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▼コハダ

 

淡白なイカから光り物とは、変化がものすごくいいです。

酢の酸味が効いており、脂ののりとの対比がスバラすぃです(T ^ T)


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▼赤身漬けマグロ

 

長崎県の壱岐のマグロだそうで、これはプレミアム!!

シャリが見えないほど大きなネタは、柔らかねっとりで臭みがなく、トロけます。

 

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▼ノドグロ炙り

 

海苔に巻いた状態で来ました!!

皮目を炙った香りがしっかりしているなぁ。

 

トロッとしていて旨味も深く、ねっとりもっちり柔らかです。

舎利も海苔も美味しいから、ノドグロの良さがいっそう引き立ちます。


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▼キンキのしゃぶしゃぶ


目の前で大将がしゃぶしゃぶして下さり、ポン酢に入れてくださいました。

さすがキンキ、ふわっふわで柔らか!!


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きめ細かくて甘く、炙った皮目はプリッとしており生の魚と違った食感。

香りもよくて、皮目の脂が炙られた香りはもう香りの宝石です(ノ∀`)


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▼ワサビの葉の醤油漬け・香の物

 

ここで箸休め。ワサビの葉はすごくスッキリして間違いありません。

タクアンも柚子が効かせてあり、シャッキシャキで満足度も高い!!


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▼逸品

 

これまた豪華な小皿がやってきました。

 

アナゴの白焼きは香ばしくて美味しい!!

骨切りもしっかりです。

 

新鮮な筍の酢味噌あえは春の味わい。

メヒカリはフワフワ・カリカリで、いい塩加減。

空豆の天ぷらは甘くてほっくり。

タラノメはまさに春の味で、シャクフワな食感とタラノメの香りが素晴らしいです。


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▼赤貝

 

ブ厚い身の美しい切り込みが、ツヤッツヤでキラッキラです!!

歯応えはコリッコリ・シャグシャグで、赤貝ならではの甘味と香りがいい!!


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▼カマスの炙り

 

カマスなんて、なかなか食べられませんよね。

こちらのカマスは炙った香ばしさが全面にでています。

 

皮目だけ炙って中が生で、香ばしくて飽きないです。

皮目を炙ってあるので、脂の甘味と旨味もすごいです。


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▼中トロ

 

重量190キロ級、水揚げして11日目の脂が乗り切ったいっぴん。

長崎の壱岐のマグロだそうで、それだけでもう間違いないです(ノ∀`)

 

パクッといくと、「うわっ!」て言っちゃうほど美味しい!!

旨味と甘味、香りと食感のバランスがよくて、今まで食べた中でいちばん美味しいです。


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▼太刀魚の塩焼き

 

身が厚くてふっくら。皮目のキラキラも美しいです。

淡白できめ細かいのに、身には旨味がしっかりしています。


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そのまま単体でいただくと、脂の旨味がよりしっかりと。

大根おろしを乗せると雰囲気も変わってサッパリと頂けます。


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▼小丼

 

ウニを混ぜ込んだ舎利に、イクラ・キャビアが乗り、おろしたカラスミが(ノ∀`)

もうね。これぞ食の玉手箱。


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さっくりかき混ぜていただくと、ウニが実に濃厚!!

カニの濃ゆい旨味を、イクラとキャビアがふんわり包んで美味しいです。

 

キャビアで塩気と見た目のアクセントをつけるのが粋なんですよね。

全ての素材の味わいが主張していて、それなのに調和がとれている感じがします。


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▼平貝

 

今や貴重品となってしまったタイラガイ。タイラギともいいます。

海苔に巻かれているんですが、さすが海の味が濃ゆいです。

 

ホタテに比べて一段上をいくは食感どっしりしており、味わいも深い!

貝好きにはたまらない美味しさだし、海苔は旨味がすごく強いです。


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▼茶碗蒸し

 

青森県は十三潟のシジミの出汁を使った茶碗蒸し。

ふるふるで、出汁がしっかり効いておりすごく美味しいです!!

 

海苔とワサビの香りがしっかり効いていて香りもいいなぁ。

きめ細やかな食感が素晴らしくて、これは何度もこしているんだろうなぁ。


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▼陸奥八仙 特別純米(八戸酒造・青森県産米:2000円)→妻ちゃん2杯目。

 

陸奥八仙はもっとフルーティなものかと思ってました。

いや、これでもけっこうフルーティなんですが。

 

どちらかというとお米の風味が濃ゆくなったような?

鼻を抜けていく香りも素晴らしくて、クイクイいけちゃいます(ノ∀`)


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▼加賀棒ほうじ茶(600円)→みうけん2杯目

 

個人的に大好きで、自宅でもよく飲んでいる加賀棒ほうじ茶。

この香ばしさ、芳しさはほうじ茶の概念を変えてくれる一杯です。


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▼クルマエビ

 

まず、見た目の美しさに圧倒されるクルマエビ。

食べてみると、やはりエビならではの旨味が濃ゆい!!

 

シャクッシャクッとした食感も楽しく、鼻から抜けるエビの香りがいいなぁ!!

やはりクルマエビはエビの女王様。この繊細な美味しさはさすがです。


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▼とろたく

 

手巻き寿司になってやってきました!!

パリパリな海苔は、佐賀の有明産だそうで、この食感と香りがとろたくにピッタリ!!

 

味も香りも柔らかさもベストな海苔です。

トロがとろける!! たくあんパリパリシャキシャキでパリッとした海苔で食感も映えます。


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▼アナゴ

 

ぷるっぷるな皮目がテリテリしていて美しい!!

身の食感はきめ細やかで、優しい柔らかさの皮と合わせてトロケるおいしさ!


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▼たまご

 

これは玉子焼きというよりも、蒸し玉子ですね。

このところお寿司屋さんで流行りのスタイルです。

 

一口サイズで、何度もこしている感がします。 

味付けも優しくて最初から最後まで上品なコースにふさわしい玉子でした。

 

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▼あら汁のお椀

 

白味噌で仕立てた上品な味わい。

アラの良い出汁が効いていて、ちょっと甘めがなのに塩けも主張しています。

 

上品に魚の旨味をまとめており、ネギも甘くてさっぱりと良いアクセント。

ただの味噌汁とあなどるなかれ、まさに極上の味噌汁です。


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▼デザート

 

田酒のチョコレートのテリーヌ。

ぷるっぷるできめ細かく、チョコはこってり。日本酒な感じがしませんねぇ。

 

田酒の酒粕を使ったアイス。

こちらは酒粕の風味がしっかりです。お酒の香りがいい!!

 

青森県のふじりんご。

しゃっくしゃくで歯触りも素敵で、優しい甘さ。

 

下には青森県のカシスソースで、全体の甘さをピシッと引き締めています。

 

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◆◇◆後記◆◇◆

 

これで16000円ですよ。

この値段で20品以上も楽しめる充実ぶりはハンパないです!!

 

とにかく、舎利を覆い尽くすネタのパフォーマンスの高さは注目です。

しかし、ネタも大きければいいってもんでもなく、舎利とのバランスもしっかり。

 

この赤坂「鮨 ふくなが」さんは、駅からのアクセスも良く、ちょっと脇道にそれた隠れ家感も嬉しいお店です。

それなのに店内は広々としていて、カウンターだけではなく半個室でもゆっくりと楽しむことができます。


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大将の人柄も気さくで話しやすく、たまたまみうけんの地元近くで修行されたというお話もいただいで、地元話に花が咲いてしまいました。

 

赤坂で、青森の美味しい地酒を傾けながら美味しいお寿司を食べたくなった時。

ちょっと隠れ家ちっくな名店、「鮨 ふくなが」さんは是非ともオススメしたい名店です!!

 

お試しを!!

 

 

 

再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい

 

 

【みうけんさんおススメの本もどうぞ】

※食べログでは表示されません

 

★☆食べログもごひいきに願います☆★

 

鮨 ふくなが寿司 / 赤坂見附駅赤坂駅溜池山王駅
夜総合点★★★★★ 5.0

 

 

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