辛さを求めて菊の御紋を自ら痛めつける、究極のマゾたち。
世の中にはそんな奇特な人種が一定数存在しますね。
そして、何を隠そう!!
みうけんも、そのうちの一人です。
そんなマゾたちを誘蛾灯のごとく誘うべく、夜の横浜にともる灯り。
それが、長者町の四川料理の銘店、華隆餐館です。
このお店は、このブログにおいて今さら説明するまでもありませんよね。
本格的なのか、そうじゃないのかは議論があるお店ではあります。
四川料理のお店であり、特に麻婆豆腐が人気なんですね。
容赦ない辛ウマな料理を手頃な価格で食べたい時に重宝するお店でした。
それが、2021年6月ごろからかな。
ネットにおいて、味が変わって不味くなった、という噂が流れ始めます。
この噂が横浜界隈に大激震となったのは言うまでもありません。
あの辛ウマはどこへやら、そんじょそこらの昭和の街中華の味になってました。
あれだったら、わざわざ華隆餐館なんぞ行かないよなぁと。
H高屋とかT秀で良いじゃん!ってレベルでした。
それからしばらくは足が遠のいていましたが、また味が戻ったというウワサが!!
これはまた大激震です。検証せねばなりません。
てなわけで、
「麻婆刀削麺(汁あり)」(990円)
お願いしま〜す!!
いやぁ・・・黒いなっ!!
前回の記事と比べて見ても一目瞭然です。
真っ黒な見た目とツーンとする香り。
スープの全面を覆う、いかにも健康に悪そうな真っ赤な脂。
嗚呼、これが華隆餐館ですよ。
一口すする毎に歓喜の舞を舞ったのは言うまでもありません。
今回は女性コックに代わってました。
もちろん、味も以前の通り。
若干、スープの牛骨が弱いような気もします。
それでも、味が落ちた頃に比べればだいぶ改善しています。
麺は相変わらず、ピロプルな刀削麺。
機械切りに代わって久しいですが、機械が麺を切っている間にコックさんは調理に専念できるので時間も短縮されて良いですねぇ。
途中、たまらずパクチーを追加しちゃいました。
200円だか300円だか。
やはり、華隆餐館の刀削麺にはパクチーがないとシマらない!!
さて、この日は女性コックさんの他に、華隆餐館の創業者である王社長が来ていたので、
「8月、おいしくなかった。
今日、おいしい!」と伝えました。
王社長は満面の笑みで曰く。
美味シクナカッタデショ!
ミンナ言ッテタヨ!!
インターネット見タ!!
ダカラ、私、前ノ、コック。
コレ(首を切る仕草)!!
私、味ニキビシイ!!
とのことでした。
さらに王社長いわく
磯丸水産ノ反対ノ向カイ!
担々麺!麻婆麺!!
今看板、シテルカラ来テ!
アナタ、インターネットデ話ヲヒロゲテ!
500倍!500倍!
なにが500倍なのか。
イマイチよく分かりませんが、新しい店を出すと言いたかったのかな?
その真意は分かりませんが、試しに見に行ったら磯丸水産の向かいの「寅騰」が休業していました。
もしかすると、「寅騰」を改造して新しい店にするのかも知れませんね。
これは、しばらくは磯丸水産あたりの巡回を強化しなければなるまいなぁ、と余韻に浸りつつ原付をまたいで帰途についたのでした。
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
【みうけんさんおススメの本もどうぞ】
★☆食べログもごひいきに願います☆★
華隆餐館 (四川料理 / 伊勢佐木長者町駅、関内駅、日ノ出町駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0