粋な下町、横浜橋商店街。
このキャッチフレーズを頻繁に聴くようになると、それは真のハマっ子の証と言っても良いと思います。
横浜三代商店街のひとつに数えられている、ここ横浜橋商店街。
他の商店街(興福寺松原商店街・六角橋商店街または弘明寺商店街)と違うところは中華系、韓国系の店が多く軒を連ねているところでもありましょう。
皆さんの考えは人それぞれですから、このような店を苦々しく思う人もいます。
しかし、その一方で、歓喜して突入する人もいるわけです。
当然と言ってはなんですがみうけんは後者に属する事は、このブログの読者さんなら想像がつくでしょう。
てなわけで、今日やってきたのは、大通り公園側の入り口から入ってすぐ。
「延明」さんというお店です。
ここは中国東北地方のお惣菜のお持ち帰り、イートイン両方行けちゃうお店です。
この日気になったのは、
「醤大骨」(400円)
お持ち帰り仕様です。
醤大骨(ジャンテーグ)という料理は、豚の肉がついた背骨を醤油や酒で煮込んだもの。
まぁ、本当にそれだけなので、これを料理と呼ぶかどうかは人それぞれです。
持ち帰って頂きました!!
店の姐によれば「レンジでチンして食べてネ♡」との事だったので、レンジでチン。
姐よ、「レンジでチンして」とはまた絶妙なる日本語を使いこなしているね。
てなわけで豪快にかぶりつきます。アチッ!!
肉は、正直あまりたくさんはありません。
半分以上は骨、つまり捨てるところです。
それでも、骨つき肉ってのは一番ウマいところですからね。
素手で持って醤油味で柔らかく煮込まれた醤大骨にかぶりついていると、自分が人間であることすら忘れさせられるワイルドな料理ですね。
あ、お手拭きは必須ね!!
うーん、正直に言って紹興酒が欲しくなる!!
バイカルやアルコードでもいいよ!!
これは確実に中国のお酒が合う料理だと思います。
骨から滲み出した旨み、醤油の味、脂の甘味がミックスされた、武骨ながらも深い味。
これはいくらでも食べられてしまいます。
ある方のブログで、「旦那さんや彼氏が帰ってきて、もしもこのメニューが出てきたら喜ぶ人などいるだろうか…?笑」と女性目線で書かれていました。
しかし、断言します。これが好きな男性は絶対にいます!!
少なくとも、みうけんは歓喜のあまり踊り狂ってテーブル倒して台無しにするレベルですよ。
こんなものがお手軽にテイクアウトでいただけるなんてさ。
横浜って、なんてステキな街なんだろうと歓喜を抑えつつ背骨にかぶりついたのでした。
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
【みうけんさんおススメの本もどうぞ】
★☆食べログもごひいきに願います☆★
延明 横浜橋店 (中華料理 / 阪東橋駅、黄金町駅、伊勢佐木長者町駅)
テイクアウト総合点★★★★☆ 4.0