いま話題の最新作、前回「君の名は。」の大ヒットを飛ばした新海誠監督による劇場用アニメーション映画で、新海監督の7作目の作品となります。
伊豆諸島の実家を家出して東京にやってきた少年、弟と二人暮らしの少女、零細編集プロダクションを切り盛りする青年男性や女性、彼らを追っていく警察官たち。
話は、その少女が祈れば晴れを呼び込む「晴れ女」の不思議な能力を身につけて活躍していくところから展開していきます。
この少女は、天候を安定させるための人柱なんだとか。
神奈川県内にも横浜・海老名・横須賀などにいくつかの人柱伝説はありますが、このように天候を安定させるための人柱ではなく、土木工事を円滑に進めるためのものが多いです。
むしろ、龍神などにたいするお供えである人身御供と、土木工事の人柱はまったく別物でもありますが。
それにしても、劇中に出てくる老人の話には頷かされるものもあります。
「現代人は、すぐに『観測史上初』などというが、そんなものはせいぜい100年くらい前の話。しかし、この龍神の絵は800年前のものだ。」
「東京は200年も前の江戸時代には海の入江のようなものだった。それが水没したって、ただ元に戻っただけの話」
などなど。
本当にそうなんですよね。
現在の気象庁だって、前身の東京気象台のさらに前身となる「気候測量所」が函館に設置されたのが明治5年(1872年)。今から150年も経っていないんです。
地球が出来てから46億年。そこから考えれば、ほんの一瞬にすぎません。
異常気象だって、現代人の目から見れば異常気象かも知れませんが、地球にしてみれば鼻水たらした程度の話であるのかもしれません。
あと、この映画を見て、やはり東京ってのは暮らしにくいところだと思いましたね。
何年か前に新宿歌舞伎町に行ったことがありますが、まさにあんな感じ。
「客引きの言うことはぜんぶウソです! 騙されたお金は絶対に戻ってきません!」なんて放送もガンガン流れているのに、ワラワラとヤブ蚊のように集まってくる客引きたち。
横浜にだって客引きはいますしぼったくりもありますが、あれほどまでにひどくはありません。
仕事の関係で月に何度か渋谷に行きますが、やはり渋谷も嫌い。人、人、人、酔っ払い、タバコ、客引き、そして無機質な人々。
あんな所にちょくちょく行く気は本当に起きませんね。
「東京って、こえー。」
まさに、同感です。
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