突然ですが、みうけんは韓国が大好きです。
韓国の文化、風土、芸能、いろんな分野で関心を持ち、ある程度なら韓国語で会話できるようになりましたし、テレビや映画も字幕なしでもだいたい大丈夫です。
友人も日本人より韓国人の方が多いです。
韓国旅行も50回以上行き、かつて日韓の「かけはし」となろうと横浜での日韓交流会を頻繁に主催していたりもしました。
それと同時に、ミリタリーも嫌いではないのです。
マニア、って程かどうか分からないけれど、戦車や潜水艦、爆撃機なんか見るとワクワクします。不謹慎ですいません。
で、そうなると韓国軍の軍歌の動画なんかも見たりします。
韓国軍歌の中で特に好きなのが韓国軍の中でも精鋭の中の精鋭、最強と謳われる海兵隊の「八角帽の男」という歌です。
最近見た「八角帽の男」の動画で、とても残念なところがありました。
それがこの動画なのですが・・・
♬八角帽は迷彩模様 海の男たち~
紺碧の波に乗り 我らはゆく~
なかなか勇ましい歌ではありますね。
この動画の、2分27秒あたりから艦船の乗組員が駆け出てきて、機関銃やら自動小銃を海に向かって構える部分があります。
その後に一瞬だけ映される赤茶けた船。
気になったので船を拡大してみました。
さらに、コントラストを濃くしてみると・・・
「TOKYO MARINE」という文字が見て取れます。
ググってみると、ヒットした画像がこちら。
まさに、そのまんまですね。
「TOKYO MARINE」の検索結果でWikipediaが出てきたので、引用させて頂きます。
東京マリン(とうきょうマリン)は、シンガポールに本社を置き、ケミカルタンカーによる液状化学品や動植物油脂類の海上輸送に特化した海運会社。
1972年に東京にて「東京マリン株式会社」として創業し、1996年には商船三井グループの一員となった。2012年10月に本社を東京からシンガポールに移転し、これによりシンガポール法人である「Tokyo Marine Asia Pte Ltd」が現在の東京マリンの本社となる。現在「東京マリン株式会社」はこの「Tokyo Marine Asia Pte Ltd」の日本子会社となっている。
東京発祥で、今はシンガポールに本拠を置く海運会社です。
この動画では、なぜわざわざ「TOKYO MARINE」の画像を入れたのか。しかも一瞬だけ。ここに計り知れない悪意があるとしか思えません。
先日の自衛隊機へのレーダー照射問題も記憶に新しいですが、この動画の場合は軍隊が民間の商船を狙っている、しかもレーダーではなく直接銃口を向けている事がレーダー照射よりタチが悪いと思います。
これを、そこいらの一般人が作ったのなら問題ないのです。
どこでもあるMAD動画だね、で終わりなんですから。
しかし、これは韓国海兵隊の公式動画です。つまり、韓国政府の公式であると同じことなのです。
通商破壊といって、戦争中に敵国の輸送船や貨物船を攻撃して補給路を断つ、という戦術は確かにあります。
しかし日本と韓国は今現在では交戦状態にありません。
まして、世界でも名高く日本を象徴する都市名である「TOKYO」と書かれている船を、しかも民間の船をわざわざ狙ったように動画を作ったのです。これが間違いだったで許されることではありません。
それは韓国軍もきっと後ろめたく思っていて、だからこそ見えにくい画像を一瞬だけ映したのかも知れません。
現在韓国は北朝鮮と休戦中です。今はドンパチしていないけれど、真の敵は北朝鮮軍です。しかし同じ民族であり、その中に親戚がいるかも知れない北朝鮮軍を攻撃するのは抵抗があるんでしょうか。そこで、銃口を向ける相手に日本を選んでしまったのでしょうか。
しかし、この動画を見ている日本人だっている事は考えなかったのでしょうか。
実際、韓国に50回以上行っていて、みうけんが日本人であるという事を理由に嫌な思いをしたのは1回だけです。
その時はタクシーの運ちゃんが日本嫌いで、日本人は乗せたくないと言い出して無理やり降ろされました。
正直、自らが日本人である事によって海外で嫌な思いをするというのは決してありえない事ではないのです。有色人種だからとバカにされたり、黄色い財布と言われたり、寄ってくるのは強盗やスリばかり、そんな事はよくあることです。だからこのタクシーの運ちゃんには特に驚かなかったし、韓国嫌いな日本人がいるのだから、その逆もあるだろうと思います。
むしろ、50回以上の訪韓で1回だけ、というのはとても驚異的な数字です。
みうけんが見かけがゴツくて韓国語を話したのも理由にあるかも知れませんが。誰だって見かけで相手を判断しますからね。
韓国の人は他人には冷たいと言われますが、いったん仲間になればとことん気遣ってくれます。そうでなくても色んな所で韓国人独特の優しさである「情」というものがあります。
だからこそ、誰が何と言おうとみうけんは韓国を愛し、尊敬し、韓国人の親友も作ってきました。
だからこそ、この動画は特に悲しい気持ちになります。
韓国政府は、徴用工問題にしてもレーダー照射問題にしても、なんで日本をここまで敵視するんでしょう。
ヨンさまブームの時はあれだけ日本人を呼び寄せておいて、今では訪れる日本人もまばら。インバウンドが叫ばれているこの時代に、わざわざ上客の観光客を減らそうとしているのが理解できません。
代わりに中国人もたくさん訪れているのでしょうが、マナーが悪すぎる中国人より日本人に来てほしい、というのが市場などで多く聞いた声でした。韓国政府は、それでも日本を敵に回したいのでしょうか。本当に苦しんでいるのは韓国の商人たちです。
江戸時代から明治大正の時代、官民とわず祖国の為に邁進して近代国家を作りあげ、世界の大国であった清やロシアに打ち勝った日本。
その一方で私利私欲におぼれ民を顧みる事がなかった朝鮮王朝の両班と呼ばれる貴族階級たちと、疲弊しきった貧しい民衆たちによりいつまでも弱かった韓国。
すっかり荒廃していた韓半島(朝鮮半島)国土はやがて列強の植民地として狙われることになり、そこに先がけて日本が鉄道を敷き、西洋風の建物を建て、近代化させ、民に文字を教え、道徳を教え・・・
そして戦争に負けてからの経済復興も日本に大きく引き離され・・・
どうしても、いくら頑張っても、日本に追いつき追い越せない悔しさをぶつけているとしか思えません。
よく韓国は差別されたの何だのって言ってますが、どうでしょう。
徴用されたのは日本人だって同じです。子供ですら勤労奉仕だの学徒動員だのとムチうって働かされていたし、(これは手塚治虫先生の「紙の砦」に詳しい)
慰安婦も当時では高給取りのキチンとした職業であり、江戸時代の花街や飯盛り女なども含めた「由緒正しい」商売でした。
もちろん文字が読めて算盤も出来た頭脳明晰な人なら他の仕事もあったのですが・・・
言葉が通じない、字も読めないんじゃ今でもできる仕事は限られるもんです。
住む場所だってね、もともと日本人はムラ意識、仲間意識が強いんです。それは韓国の田舎だって一緒ですけどね。よそ者はなかなか受け入れない。
そこに言葉も通じない、文化も違う人たちがやってきたって、すんなり受け入れてくれるワケはないのです。
戦時中に疎開していった人たちだって、日本人同士なのに「よそ者」扱いされてひどいイジメを受けたそうですから、外国人ならなおさらです。
その中でも韓国人は日本人にだって狭き門だった軍隊の将校にまでなった人もいて、日本人の奴隷のように扱われていたというのは大きな間違いだと思います。
むしろ、韓国人同士のほうがよっぽど差別意識があったんじゃないですか。だから戦後たくさんの民衆が自国民に虐殺され、済州島の民衆たちが大挙して日本に押し寄せてきたんでしょう。
そして、その韓国人たちは住むところもない。言葉も分からない。したがって仕事もない。じゃあ何をするか。ヤクザにでもなるか。窃盗団を作って悪さでもするか。
そうなったら差別されるのも当たり前な話なのです。
時代が下がったいまでも地方同士でいがみあい、そう遠くない1980年にも地域対立に根差した虐殺行為をしているし・・・
(2007年(平成19年)韓国映画「光州5・18」(原題:華麗なる休暇) - みうけんのヨコハマ原付紀行)
現代の韓国に行くと、現地の人の心からの優しさ、友愛感にホッとするんですけれどね・・・
韓国政府の妄動と挑発には飽き飽きさせられます。
日本中のネットでは、国交断絶すら声高に叫ばれる昨今。
いつの日か、また手を取り合って仲良くできる日がくるといいなと思います。
誰がどう言ったって、昔もこれからも永遠に「お隣」なんですから。