1980年(昭和55年)日本映画「二百三高地」。
もう100年以上も前の日露戦争。
旅順軍港を攻略する拠点として日本軍の攻撃目標は「203高地」と呼ばれる丘陵へ。
この場所に陣をかまえれば、旅順の軍港は丸見えとなり、砲撃の射程圏内にも入る。
この203高地を奪取し、旅順軍港に陣取るロシア艦隊を撃破し、旅順軍港を手中に収めるは、戦に大いに利する事になる。
しかし、ロシア軍もそうたやすくは手放すわけがない。
高地の上から見下ろす決定的な地の利を活かすのみならず、絶対に攻略は不可能と評される巨大な要塞を築き、日本軍を待ち受ける。
この映画の見どころは、銃弾飛び交い大砲打ち合う戦闘シーンだけではない。
日本全国が日露戦争の為に一致団結していく姿、その陰で徴兵されていく悲しみにもだえる一般市民の苦悩。
父子家庭でありながら、幼い我が子を捨て子のように日本に残して出征していった父親の心中はいかばかりであったろう。
また、ロシアを愛してやまなかった平凡な教師が兵士となり、尊敬するはずだったロシア人と「相手の目玉をくりぬく」ほどの血みどろの死闘を演じ、「ロシア兵はみな、敵であります」とまで言わしめた戦争の悲しさ。
その中でも「当時のロシアと日本では、騎士道精神と武士道の名残があった」と紹介されながら、休戦の時間にお互いに武勇をねぎらいタバコや酒を交換しあう両軍の兵士たち。
そんな深い深い人間模様の中に、ただの戦争映画にはない奥深さを感じることができるのです。
今の日本人は、今の日本の平和と繁栄は、当時の先輩たちの血のにじむ試練の上に成り立っているのであり、この日本を維持し発展させていくのは日本人全員の使命だと思います。
十数年前までは、通勤電車の中で文庫本や新聞を広げていた人が多かったように思いますが、今では揃ってスマホのゲームに没頭しています。
このままでは日本は大丈夫だろうか、と心配になってしまいます。
みなさん、この映画を見て、また、当時の日本の事を本で読んで、もっともっと勉強しませんか。
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