横浜駅から徒歩2分。実は鶴屋町に、驚くほど肉厚なお造りと旬魚づくしのコースをゆったり楽しめる人気鮮魚居酒屋があるのをご存知でしょうか。
今回訪れたのは「三代目魚河岸 青木鮮魚店 鶴屋町店」さん。市場仕入れの鮮魚に加え、日本酒の品揃えや一人一皿の満足感ある構成が評判のお店です。
七輪炙り、圧巻のお造り、鮎、穴子、本鮪の握りまで──飲み放題付きコースをじっくり堪能してきました。

このお店は、駅からは実に近くて、JR横浜駅の北口からは徒歩2分くらいかな。
鶴屋町の繁華街を抜けた賑やかなエリアにあり、この外観からも雰囲気のよさがうかがえます。
この日はいつもの仲良しメンバーで予約をとり、「美味しいお魚をガッツリ食べる会」(ギョ会)と称して楽しみにして来ました!

この日はゆっくりしようと17時の開店に合わせて入店、一番乗り!
店内はカウンターやテーブルなどが並んでいますが、漁師風の造り(どんな造りだ)が実に良い雰囲気です。

このお店は1階席から2階席まであり、実にゆったりとした造りです。
席によってはパーテーションで区切った半個室があったり、ボックス席のような居心地のよい席もあったり、内装にもこだわりを感じますねぇ。

◆3時間飲み放題つき7000円コース(税込7000円)
マグロのカマ焼きをベースにしたコースで、なるほどこれは豪華です。
正直、3時間の飲み放題というのも太っ腹だし、この内容もコスパがすごく良いと思いますよ!

◆ザ・プレミアム・モルツ
やっぱり最初の1杯目は「おビール」ですよね。
みうけんは断酒しているので烏龍茶で(ノ∀`)
このお店は飲み放題にプレモルが入っているのが嬉しいところ。注ぎ方や専用グラスにこだわり、最高の状態で飲めるのだとか。いいなぁ。

【前菜】七輪炙り 三種盛り
炭が入った小さな七輪と共にやってきた、美味しそうな干物ちゃん!
うーん、これが一品目とは実に盛り上がるというか、楽しさがあります。
焚き火とか七輪焼きってワクワクしますよねぇ。

キニナル内容は、キビナゴ・シマアジのみりん干し・ズッキーニというゴーカなラインナップです。
ついてきた自家製燻製マヨは、ズッキーニ用ですが、お魚とも相性が良いですよ。

さっそくパチパチ焼いてみると、周囲に一気に広がる、とても香ばしい香りったら!
これこれ、この香りは炭の直火焼きならではのぜいたくな香りです。もうこれだけでテンションが上がる上がる!

シマアジのみりん干し、これはうまいぞっ!
ねっちりと独特の食感のあるシマアジの身には、ギュッと濃縮された旨味とみりんの甘味がしっかり。
コンガリ焼くと香りも良くて、これはやみつきになります!

そして、キビナゴも美味しいですよね。
関東ではあまり馴染みがなく、沖縄や九州ではよく食べる南方系のイメージです。
焼くたびに銀色が鮮やかに光り、しっかりと凝縮された青魚の旨みでお酒もガンガン進むようです。

◆紀土 純米
こちらの飲み放題は、日本酒の種類が多いのも特徴的。
八海山・ばくれん・奈良萬・賀儀屋・菊姫・青鮮などなど、いろいろなお酒が揃います。
神奈川が誇る地酒「天青 特別本醸造」もあるので、気になる方はぜひ!

【刺身】お造り三種盛り
なんと、これで1人前なのです。
大事な事なのでもう一度言いますよ。これで1人前なんです。
ほんと、このお店は海鮮がスゴいんです!

白身魚代表はイサキさんです。まぁ肉厚!
しっかりと大きい切り方で、食べ応えもねっちりあまあま。
噛み締めるごとにお口の中に炸裂する濃厚な旨味で、これはドリンクも進んでしまいますよ。

赤身代表はホンマグロですが、これがまた驚くほど肉厚なのです。
もはや、刺身ではなくサクに近い状態!
食べてみて納得、赤身なのにものすごく柔らかくてトロけて美味しいのよ!
これがもし中トロとかだったら、ちょっと重かったかもしれないので赤身なのは良き選択ですねぇ。

キンメダイの焼き霜造り、これもまた香りが良くて美味しいですよ。
キンメダイは個人的に、好きな魚の中でもトップクラスですが、皮を炙っているので香ばしさの2乗です。
身もモチモチ感があり、旨味がものすごく深いのでいつまでも噛んでいたくなる美味しさですねぇ。

【焼物】鮎の塩焼き
まさに旬に突入した鮎さん。これも、なんと一人1尾というぜいたくさ。
焼き加減が実に良くて、若鮎なので身も骨も柔らかくて余すところなくいただいちゃえます!

食べかけの写真があまり美しくないので割愛しますが(ノ∀`)
頭からガブッと行くと、うーむ、香ばしくて旨味がお口いっぱいに広がります。
いや、これは実にぜいたくですよ。脇に添えられた蓼酢(タデ酢)につけて食べるのも、また香り高いのにサッパリして通っぽい。
若鮎は骨が柔らかいので、みうけんはザックザックと噛んで余すところなくいただき、スタッフさんもビックリするくらい綺麗にいただきました。

【菜物】しっとり鶏むね肉のサラダ・ツナアンチョビソース
見た目にも可愛いサラダですが、これも豪華に一人1皿。
取り分ける必要がないのが楽でいいですよね。

レタスは湯通ししているのか、しっとりしていて食べやすいです。
鶏肉は本当に驚くほどしっとりシルキーで柔らかく、これは驚きの美味しさ!!
これは作り方を教えて欲しいくらいの美味しさで、さらにツナアンチョビソースの香りと塩味が実に良きアクセントです。

【揚物】鱧のパン粉揚げ 梅肉ソース掛け
おお、関東ではなかなかお目にかかれないハモさーん!
ハモって西でよく食べるイメージがありますが、天ぷらではなくパン粉揚げ(フライ?)というのが面白いです。

噛み締める度に広がるザックザックという音が、実に小気味よいですねぇ(ノ∀`)
あっつあつに揚げてあるので外はカリッと、中はじゅわじゅわ。ハモもしっかり骨切りがなされていて、これは美味しいですねぇ。
梅肉ソースというのがサッパリしているのですが、そこまで梅梅しているわけでもなく、サッパリと食べやすいです。

【煮物】煮穴子の揚げ蓮根餅
これもまた、感動的な美味しさですよ! 穴子好きには絶対に食べて欲しい!
なんといっても、これもまた、これで1人前です。どっしりたっぷり、太っ腹。

穴子は穴子好きの人が大絶賛していましたが、これはふんわり柔らかくて極上の一言。
今まで食べた中でも3本の指に入るトップスリーだそうで、正直穴子の専門店(そんなのがあるのか)で食べるアナゴよりも美味しいと言ってました。
ふんわりと煮上げられたアナゴの食感と力強い香りは、まさに唯一無二ですよね。

レンコン餅はレンコンをすりおろして片栗粉を合わせて丸めて揚げたもの。
サックリ・もっちりな食感がクセになります。これは子供にもきっとウケる!
もちろん日本酒との相性もばつぐん。きっと麦焼酎にも合いそうだなぁ。

【食事】本鮪の漬け握り
いわゆる居酒屋さんの〆ですから、100円で回ってくるようなものを想像していました。
そんな無礼な輩の前に堂々と登場した、江戸時代の寿司サイズのジャンボなヅケ握りです。
本マグロの漬けを使って大きく握ったお寿司は、まさに冷蔵技術に乏しかった江戸時代の定番でした。
まさに、そのお寿司を再現したとも言える、この一品。

お吸い物がね、タイの骨の出汁かな。スッキリとした美味しさです。
ワカメに加えて、たっぷりの白ネギが入っているのが、個人的に嬉しいですねぇ。

ただでさえ美味しい本マグロの赤身を漬けにしているのですから、これが美味しくないわけがありません。
ねっとりとした食感とあふれる旨味がスバラしくてシャリとの相性が実によいんですねぇ。
さらにお口に広がるほのかな酸味としっかりした香りが絶品の一言ですよ。

【甘味】求肥アイス チョコソース掛け
美味しい食事のあとは、美味しいデザートです。
ここで雑にレモンシャーベットなどを出さないところが、このお店の粋なところ。
アイスを求肥に包んで、これは雪見大福のよう。そこにチョコをかけているのも、なかなか。

この日は、このお店にして本当によかった。
「美味しいお魚をガッツリ食べる会」(ギョ会)、大成功を祝って、あたたかいお茶で〆たのでした。
◆◇◆後記◆◇◆
このお店はなんといっても、毎日横浜中央卸売市場で仕入れているという新鮮な魚介をふんだんに使ったお料理がウリ。
横浜駅周辺で「魚が美味しい店」「日本酒が充実した店」を探しているなら、このお店はかなり有力候補かもしれません。

特に印象的だったのは、お造りの厚みと、一人一皿ずつしっかり楽しめるコース構成。
七輪炙りから鮎、穴子、本鮪まで、最後まで飽きずに流れるように食べ進められる完成度でした。

駅近なので会食や飲み会はもちろん、「今日は魚でしっかり飲みたい」という夜にも使いやすそうな一軒だったのでした。
横浜駅・鶴屋町で海鮮居酒屋選びに迷ったら、ぜひともオススメしたいお店ですよ!
三代目魚河岸 青木鮮魚店 鶴屋町店
045-323-1654
横浜市神奈川区鶴屋町1-7-7
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140101/14060739/
【みうけん本 いよいよ完成!】
※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★
三代目魚河岸 青木鮮魚店 鶴屋町店 (居酒屋 / 横浜駅)
夜総合点★★★★☆ 4.4
