世界中には数多くの美味しいお料理がある中で、特に4000年とも5000年とも言われる「中国大陸」での人々の営みは、多くの食文化を産み出して来ましたよね。
奥深き中華料理には、素朴な料理から芸術的な料理まで数々ある中で、個人的に特に好きなのが「雲呑」(ワンタン)。
ツルツルとした真っ白い皮の中には豚肉や海鮮などのアンが入り、スープごとレンゲですくってツルリといただく瞬間、まさに「雲を呑む」とは言い得て妙なりといったところです。
さて、今回紹介するのは京急鶴見駅の東口を降りてすぐ、駅前の大通り沿いにある「手包ワンタン専門店 港味」さんです!

いざ店内に入ってみると、カウンター席がズラリと並んでおり、テーブル席も揃っていて心強い。
いちおう個人店ではあるのですが、大手中華チェーンのような店内構成にホッとします。

「ワンタン専門店」なので、メニューはワンタンを中心に展開されていますね。
ワンタン、ワンタン麺、さらにおつまみなども揃っていて居酒屋利用も可能なようです。

と、メニューはいろいろある中で。
◆ミックスワンタン麺(840円)
おねがいします!
このミックスワンタン麺は、海老ワンタン×3つ、豚ワンタン×3つといった豪華な内容。
塩味と醤油味が選べますが、今回は醤油味でお願いいたしました。

まずはスープからいただきましょう! スープは食べなれた味わいのアッサリ醤油味。
実に優しい味わいで、どこにでもありそうな味ながら、ギトギトしていないので胃にも優しそうでホッとする味わいです。

麺は刀削麺と中華麺が選べるそうですが、刀削麺は大量生産の乾麺だとのこと。
ならば、と中華麺をチョイスしましたが、茹で加減が上手でシッコシコな食感が良い感じですねぇ。

ワンタンはまずは豚ワンタンから頂きましょう!
むっちりとした豚肉は旨味もしっかり、噛み締めるごとにあふれる肉の旨味がたまりません。

海老ワンタンは、なんと海老がまるごと入っています。
ゴロッとした海老に皮ごとかぶりつくと、プリプリな食感がお口の中で弾けて食感で楽しめるワンタン!

さらに、気になったのがオススメの食べ方。
ワンタンをレンゲにとって、酢をたらしたり「食べるラー油」を乗せたりして味変してね、という事だそうです。

早速試してみましたが、なるほどですねぇ。
優しくも旨味のしっかりとしたワンタンに、キリッとした酢の爽やかさと、体の芯から元気が湧き出るラー油が加わって、今までとはまた違った美味しさになりました。

◆◇◆後記◆◇◆
このお店は、具材やスープもさることながら、皮がつるりとして美味しいのです。
やはりワンタンは皮が命!
他にも、単品料理や点心もいろいろ揃っているし、生ビールも450円で安くて、居酒屋利用としても良さそうですよ。
お試しを!
再訪希望値:★★☆ 機会があれば
【みうけんさんおススメの本もどうぞ】
※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★
手包ワンタン専門店 港味 (中華料理 / 京急鶴見駅、鶴見駅、国道駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.2