みうけんのヨコハマ原付紀行

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。※現在アップしている「歴史と民話とツーリング」の記事は緊急事態宣言発令前に取材したものです。

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西区南幸の「金目鯛らぁ麺 鳳仙花」で味玉らぁ麺

 

みなさんも、みうけんも大好きなラーメン。

もともとは中国にルーツを持つ麵料理とされていますが、日本独自の進化を遂げた今、もはや日本の国民食と呼ばれるまでになりました。

 

そんなラーメンのスープには豚骨や鶏ガラ、牛骨や魚介系などいろいろな出汁をきかせたスープがありますよね。

今回紹介するのは、「金目鯛らぁ麺 鳳仙花」さん。

 

その名の通り、金目鯛のガラを煮出したクリアで淡麗かつ、しっかりとした旨味と風味のラーメンがウリなんだそうです。

 

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場所は、横浜駅西口の相鉄がわから徒歩5分。

新田間川にかかる橋を渡り、パルナード通りのランドマークである八百屋さんのある五差路を相鉄ムービルのほうに入っていくと、見えてきます。ここはかつて、「横濱ハイハイ楼」さんというラーメン屋さんがあったところです。

 

店頭には「おしながき」が掲示されていますが、なるほど一番のウリは「金目鯛らぁ麺」なるもの。

よし、今回は一段上を求めて味玉入りを試してみたいと思います。


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注文は、食券機で食券を買うスタイルです。

「らぁ麺」のほかに、「白湯」や「つけ麺」、「茶漬け」などもあり、どれも気になるメニューですよね。

 

しかも、金目鯛を使ったというプレミアムな響きの割には、お値段もリーズナブルに思います。

 

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と、いうわけで食券を購入。

「味玉らぁ麺」(1000円)なり!

 

店内は他のお客さんがいたので写真は撮影しませんでしたが、カウンターのみのスッキリした構成。

なんと、卓上にはコショウなどの味変グッズがないのです。素材のもつ本来の味を、そのままの状態で楽しんで欲しいという自信のあらわれなのでしょうか。


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食券をスタッフさんに出し、お水を飲みつつ待つことしばし。

意外にも早くの着丼ですが、メニューを見て期待した通りの「美しいラーメン」。

 

写真では伝わりませんが、丼の中から立ち上る湯気の中には、確かに高貴な香りが感じられます。


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まずはスープから頂いてみました。

まるで丼の底が透けて見えるかのような、特徴的なクリアなスープ。

 

想像のとおり、あっさり塩味ですが、魚の優しい旨みがしっかりと感じられます。

ところどころに浮いた油もよい香りで、ベタベタとしたしつこさがないのでスルスルと飲めてしまいます。

 

高級魚の代表格であるキンメダイのガラを使うだけではなく、温度管理や炊き出しの時間にもこだわりぬいたという逸品は、もうスープだけで「ごちそう」です。


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続いては、麺です。

「数種類の厳選小麦を絶妙なバランスで配合しコシ、のど越し、風味を高次元でバランスさせた多加水麺」とのこと。

 

太さは細めで、その適度な細さがこの淡麗なスープによくなじんでいます。

これが太麺であれば、ここまで絶妙な組み合わせとはならなかったのでしょうから、よくよく研究されているなと思います。

 

実際に食べてみると、適度な細さの麺はシコシコとした食感が活きていて、このスープとの相性はバツグン。

麺にはところどころ茶色い部分があり、見た目も楽しいです。

 

小麦のプリッとした触感、シャクシャクッとした嚙み心地、お口の中にふんわりと広がる小麦の香り、そしてスープとの相性。

どれもこれも、まさに至福の仕上がりです。


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具材の中でも、特に食べていただきたいのが味玉です。

写真で見ても分かる、実に濃厚な黄身がすばらしく、もはや「黄身」ではなく「赤身」と呼べる濃厚さです。

 

味付けもそこまで濃ゆくないのに、しっかりと旨味を感じる。

お店を出てから思いましたが、作り方を教わればよかったかな・・・企業秘密かな。

 

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そして、柔らかな穂先メンマも秀逸です。

シャクシャクっと小気味よい食感の根元部分から、ふんわりとした食感の穂先部分まで変化と味わいに富んだ穂先メンマは、通常のラーメンについてくる具材なれども食べる価値のある逸品。


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そして、薄切りのお肉。

チャーシューと呼べるのかはわかりませんが、低温調理したお肉を薄くスライスしてあります。

 

美しいピンク色のお肉は柔らかく、そしてむっちりとした食感。噛めば噛むほどジュワジュワとあふれるお肉の旨味はあくまでも力強く、さっぱりとした旨味のスープを良く含んでダブルのおいしさになっています。

 

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◆◇◆後記◆◇◆

 

45年をこえる人生の中で、実にいろいろなラーメンを食べてきました。

その中でも、数えるほどしかない・・・もしかしたら、初めてかも知れない「金目鯛のラーメン」。

 

その美味しさは語るに及ばず。

この、カラになった丼がすべてを物語っています。


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個人的には、血圧を気にして麺類のスープは残すようにしています。

しかし、その中でも年に1~2回ほど、スープを全部飲み干してしまいたいと思えるほど美味しいスープのラーメンに出会えることがあります。

 

ここ「金目鯛らぁ麺 鳳仙花」さんの金目鯛ラーメンも、まさにそのうちの一杯。

その中でも、金目鯛の旨味を前面に出したクリアなスープは、全部飲み干しても罪悪感が少ないのも特徴です。

 

豚骨、鶏ガラ、牛骨・・・

動物系のガッツリしたラーメンもおいしいけれど、金目鯛の美味しさは別格です。

 

動物とは比べられない、動物とは全く違った美味しさの唯一無二のラーメン。

ここ「金目鯛らぁ麺 鳳仙花」さんのラーメンは、特にあっさりラーメンや塩ラーメンがお好きな方にはおススメです。

 

今まで数多くのラーメンを食べてきた中で、自信をもっておススメしたいラーメンです。

 

お試しを!

 

 

 

再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい

 

 

【みうけんさんおススメの本もどうぞ】

※食べログでは表示されません

 

★☆食べログもごひいきに願います☆★

 

金目鯛らぁ麺 鳳仙花 横浜店ラーメン / 横浜駅平沼橋駅高島町駅
昼総合点★★★★ 4.0

 

 

 

 

 

 

 

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