鎌倉街道沿いにある、カウンターだけの町中華。
そんなに絶賛するほどでもないし、大きな店でもないんですが、なんとなく目立つのでいつも気になるお店です。
メニューは総じて安め。この立地にしては頑張っていると思いますよ。
メニューがかなり年季入っていますが、それだけ値段を変えずにここまで頑張ってこられた勲章でもあるのでしょう。
店内は5席くらいのカウンターのみ。
店内には灰皿があるので喫煙可なもよう。
おそらく還暦に手が届きそうなマスターが一人で切り盛りされています。
この方、以前は国鉄だかJRだかの駅員だったかなんだか。
政治的な話が大好きで、話し出すと止まらない熱弁家。
ってーなわけでの、「ワンタンメン」(650円)ヨロシク!
かまどの火を落としていたのか、ちょっと時間がかかりましたが10分くらいで着丼です。
見た感じあっさりの、いかにもタダシイ姿のワンタンメン。
緑の青菜が食欲をそそりますよね。
スープは、激あっさりなスープ。
出汁はせいぜい野菜と・・・鶏ガラも入っているのか?
とにかくあっさりで優しい出汁です。
正直、コッテリ系が好きな方には好まれない味かもね。
麺も特徴を感じられない、ごくごくオーソドックスなもの。
普通がいいんですけどね。茹で加減は少しヤワ目でした。
ワンタンのアンは指先サイズの豚肉で、しっかり入っています。
皮はピロピロの大判サイズで食べ応えは充分。
何枚入っていたのかはちょっと数え忘れたけれど、そこそこ満足の行く量が入っていました。
他に、チャーシュー、青菜、ネギ。
どこまで行っても冒険のない、無難に美味しい町中華です。
何か変化を求めたり、珍しいものが好きな方にはイマイチなんだろうなぁ。
◆◇◆後記◆◇◆
カウンターのみの小さなお店でありながら、実はメニューが豊富な「華福酒家」さん。
店頭にはたくさんのメニューが貼られていますが、それだけの食材を常に用意されているのでしょうか。
このお店は麺類は2回ほど食べたので、次回はチャーハンもいいな。
定食なんかもいいなぁ、と思いつつ。
正直、たいして絶賛するほどでもないのに、また来てしまう不思議な魅力を秘めたお店だったのでした。
お試しを!
再訪希望値:★☆☆ 他になければ
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華福酒家 (中華料理 / 阪東橋駅、黄金町駅、吉野町駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.0