横浜のマニアックなグルメを訪ねる旅では、吉田新田(大岡川と中村川に囲まれた地域)は外せませんよね。
その中でも特にディープな若葉町にはタイタウンがある事でも知られていますが、今回は若葉町の隅っこにひっそりとあるワンタン専門店を紹介したいと思います。
横浜界隈には有名なワンタン屋さんがいくつかありますが、こちらは中国の方が運営されている本格的なお店です。
お店の名前は、「一碗雲呑」さん。
なんと雲呑の専門店としてスタートしたお店です。
今では雲呑以外にもメニューは増えていますが、「ワンタン専門店」をウリにしている事には変わらないんだとか。
店内はテーブル席が並ぶ、広々とした体裁。
BGMは中国の歌謡曲が流れている事が多いです。
この後、数組のお客さんが来て席はけっこう埋まっていました。
店内には、中華街のお店にはなかなかないような絵もあったりします。
みんなで連れ立って歩くアヒルさんは、何を話しているのでしょう?
こういう絵を眺めながらの食事って、現地感があって旅行気分を味わえますよね。
このお店が羊肉串を売り出したころに貼られたポスター。
羊肉串をアピールされたいのでしょうが、羊肉串の魅力は伝わってきますでしょうか?
いつも注文するのは「台湾魯肉飯&雲呑」(980円)のセット。
サラダもついてきますが、サラダに関しては特に特筆すべきところもないので省きます。
▼雲呑
うーん、たっぷり、あっつあつ!! 寒い冬には嬉しいですね!!
雲呑はスープに海老の出汁がしっかり出ており美味しい!!
そして、しれっと入った海苔がイィ香りをさせています。
具材も海苔の他に、青菜がしっかり入っているのも嬉しいですねぇ。
雲呑は5つ入っています。
その1つ1つは実に大ぶりなもの。
皮がプリッとしており、手作り感があって素晴らしい。
さすがは専門店!!
日本の町中華で食べる雲呑はお店によってはすぐにビリビリにちぎれたりして、個数すら分からなくなる場合があります。
しかし、ここの雲呑はしっかりしており、お箸で持ち上げても破れません。
そのため、ガブッと噛んでみるとアンの肉汁がダイレクトにお口の中に広がるのです。
噛み噛みしていくごとに、たっぷりのアンがプリッとした歯応えで嬉しいな!!
お口の中に広がる肉汁も、じゅわじゅわで思わずホッコリニンマリ。
▼台湾魯肉飯
横浜には、中華街以外にも魯肉飯が食べられるお店はいくつもあります。
しかし、横浜で食べる魯肉飯は角煮がメインになっている事が多いんですよね。
こちらの魯肉飯は、角煮はあくまでも脇役。
ちなみにみうけんは台湾に行った事がないのですが、角煮が乗るのは台湾南部式だ、と聞いたこともありますが実際のトコロどうなんでしょう??
レンゲですくっていただきましょう!!
トロトロのそぼろ、ピリッと辛い高菜の組み合わせがすごくいい!!
さらに、しっかり味付けの味玉と、小さいけれどガッツのあるトロトロ角煮が良い脇役です。
これがご飯がいっぱいで食べ応えあるし、ごはんに甘辛いタレが染み染みで実に美味しい。
◆◇◆後記◆◇◆
このセットは、毎回いつもお腹いっぱいになります。
あったかいスープ、ガッツリお肉、たっぷりご飯で満足度もかなり高い。
お店のマスターさんも日本語はゆっくり話せば通じます。
いつもニコニコ愛想が良くて、大好きなお店です。
このお店は雲呑の専門店ですが、他にも羊肉串や四川料理、麺類やチャーハンなどもあっていろいろ試してみたくなるお店です。
お試しを!
備忘録としてメニュー写真を載せておきます。
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
【みうけんさんおススメの本もどうぞ】
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