東横線の大倉山駅を降りて、綱島方面に10分ほど歩いた住宅街にひっそりとある町中華さん。
目印としては、綱島街道の大曽根交差点のあたりです。
この辺りでは地元の方に人気のある町中華ですが、いかんせんカウンター×3、2人がけテーブル×2というこぢんまりっぷりなので、あまり大々的に宣伝できない事情もありました。
お店は寡黙な店主のワンオペで、黙々と調理されるさまはまさに職人さんそのもの。
しかし、会計時などはニコニコされていて好感度高いです。
さて、カウンターに陣取ると、目の前にメニューが。
一品料理、麺類、飯類、点心、小皿、いろいろあって・・・。
「サンマーメン」(780円)にしようかとイキる。
しかし、注文前に財布を確認したら、小銭はまさかの779円。あとは大きいの。
まさに、一円に泣いた感じですね。
サンマーメン一杯で1万円札を出すのも気が引けるなぁ。
よし、ならば「ラーメン」(680円)ヨロシクねがいます!!
待つ間、水など飲みつつ待つ。
むー、横の人が食べてる麻婆豆腐定食、本格な香りがしてすごいうまそうだなぁ。
次回は麻婆豆腐だな・・・。なーんて考えていると、気づいたらの着丼です。
スープは丼の底まで見えるんじゃないかってぇくらいのクリアなスープ。
まずは一口ズズッと。
スープ全体、ものすごいコクです。
何の出汁?って言われると、正直分からないんだけどさ。
適当に言って間違ってたら恥ずかしいから、「すごくいい出汁」としておきます。
あっさりさっぱり、しつこくないのでスルスル飲めてしまいます。
塩分もきつくないので優しいよ。
麺は、細めのストレート麺。
シッコシコな茹で加減が良い感じ。
このスープとの相性もよくてステキ。
伸びにくいのもポイント高く、いつまでも美味しくいただけます。
具材は大判なロースのチャーシューが2枚。噛むごとにギュムギュムな肉の食感が良いです。
味も良く染みていて、噛み締めるごとにあふれる肉汁も最高です。
あとはシャッキシャキな小松菜。しなちく。
のり1枚。シンプル・イズ・ベスト!
大好きなネギもたっぷり入っていて、これは最初から最後まで美味しい一杯だなぁを感慨にふけりつつ、血圧に悪いとわかっていながらスープを完飲してしまったのでした。
◆◇◆後記◆◇◆
このお店は、知る人ぞ知る、と言った感じ。
わざわざこのお店のために、遠方から来る方も珍しいでしょう。
しかし、生まれ故郷の港北区はかつて知ったるふるさと。
今でこそ横浜市南部に住んでいますが、これからも港北区はちょいちょい訪れる予定なので、これからも通わせて頂きます!!
お試しを!!
再訪希望値:★★☆ 機会があれば
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※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★
梅香園 (中華料理 / 大倉山駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.3