神田駅で用事を済ませて、横浜に帰る前に目に入った居酒屋さん。
九州と韓国と台湾がコラボした新感覚の居酒屋さんだとか・・・。
もつ鍋ツマミにチャミスル飲んだりできるのか。
面白そうじゃん! と入店してみた、「屋台酒場バッテン」さん。
お店の外側には提灯がズラリと並んで、なんだか千と千尋的な感じがします。
なかなかない雰囲気にワクワクしながら、階段を上がって店内へ。
いざ入ってみると、中にはテーブルがズラリ。
そして、窓際にはチャミスルの瓶がズラリ。
むかし韓国にいたころ、友達と飲みに行ってカラにしたチャミスルの瓶を並べて楽しんだのを思い出しますね。
あの頃は若かった・・・。自己最高は3本でした。
さて、パッと見で韓国人さんかと思っていたら日本人だった、イケメンなスタッフさんに案内されて、さっそく着席。
メニューを眺めてみると、なるほど!!
九州の味と韓国の味、そして台湾の味が一堂に会している楽しいお店ですね!
まずは、お通し。
冷奴ともやしの和え物です。
冷奴はひんやりと爽やか。薬味たっぷりでイイね!!
もやしはシャキシャキで、酢醤油と胡麻油が効いていて香ばしいです。
「炊き餃子」(680円)
1人前6個というハイボリュームなメニューです。
もちろん、数人でシェアしても可。
24時間かけて炊いた鶏ガラの白湯(パイタン)スープがウリなんだとか。
「鶏白湯レギュラー」のほかに、「鶏白湯味噌」「鶏白湯明太子」「鶏白湯梅しそ」「鶏白湯キムチ」「鶏白湯にんにく」「鶏白湯トマト」「鶏白湯柚子胡椒」がありますが、やはりここはオーソドックスにレギュラーでしょう!
しばらく待って出てきたアッツアツ&グッツグツの土鍋さん。
中には並々とスープ、大ぶりな餃子が6個も!
さっそくお玉で取り分けて、いただきまーす。
とは言っても、猫舌なのでしばし冷まーす(ノ∀`)
箸で持った感じからして、むっちり感がものすごく良く伝わってきますね!
ズッシリと重く、スープをたっぷり含んでぷっくぷくです。
ようやく冷めて、ガブッとかぶりついてみました。
すると、中からスープがジャバァァ!!
むー! スープが味わい深くて旨し!!
これは熱いうちに食べなくてよかったわ!
たまに混ざっているネギも良いアクセントで、トリトリしくてこってりなスープをサッパリと食べさせてくれますねぇ。
中のアンはスープをしっかり含んでいて、実にジューシーで滑らか。
これはクセになる味ですね。
このスープを残すのがもったいなくて、ついつい飲んでしまいました。
「焼売3点盛り」(980円)
なにやら階段に乗ってやってきた、シウマイ3種類。
ハマっ子は、「焼売」は「シウマイ」と表記するんです(自分だけ?
手前の段から、高菜・明太子・黒豚というラインナップ。
大きくてむっちりで、見ただけで美味しそうですねぇ(ノ∀`)
もちろんタレもありますしカラシもありますが、せっかくなのでそのままで。
まずは高菜から。
食べた瞬間、肉の粗挽き食感がザクッザクッと伝わってきて食感がいいな!!
むっちり豚肉、ザックリ豚肉、ジャキッと玉ねぎ、そして濃厚な旨味の高菜。
高菜はもともと好きなので、これは本当に嬉しい組み合わせです。
お次は明太子。
高菜の次は明太子とは、これは良くできてますね! ま・さ・に・九州。
上にチョイチョイ乗っているだけかと思ったら、なんと!
アンの全体に明太子がたっぷり練り込まれています。
断面もピンクで、ピリ辛な味わいと豚肉の旨味が良いコントラスト。
これは実に手が込んだ逸品。
そして、原点に帰っての黒豚さんです。
これも箸で切ってみると、綺麗な断面ですねぇ。
アンのお肉が密になっていて、見た感じもギュッとしています。
そして、断面から滲み出してくる肉汁よ!!
深くてアツい、肉の旨みと食感を思う存分楽しめるシウマイですねぇ。
横浜市は全国の中でも飛び抜けてシウマイ消費量が多い市ですが、そんな横浜市で生まれ育ったハマっ子にも納得の美味しさでした。
◆◇◆後記◆◇◆
この「屋台酒場バッテン」さん、新橋駅からも歩いてすぐなので使い勝手が良いお店だと思います。
特に、喫煙可能店なのでおタバコを吸われる方にはたまらないお店でしょうねぇ。
この時も、皆さん幸せそうにジョッキを片手に、チャミスルのグラスの構えて、その反対側の手にはタバコを構えているのが印象的でした。
新橋駅近くで、韓国も、台湾も、九州も楽しめる楽し〜いお店。
「屋台酒場バッテン」さん、オススメなお店です!
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
【みうけんさんおススメの本もどうぞ】
※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★
屋台酒場バッテン (居酒屋 / 神田駅、淡路町駅、小川町駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.8