みうけんのヨコハマ原付紀行

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。※現在アップしている「歴史と民話とツーリング」の記事は緊急事態宣言発令前に取材したものです。

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鶴見区仲通の「てぃんがーら」でソーキそば&じゅーしぃ&フーチバー

 

横浜市鶴見区は、内陸は住宅街が広がり、海沿いは工業地帯の様相を呈する街として発展してきました。

その工業地帯で働くために、鶴見区には南米系の住民や沖縄県からの移住者が多く住んできた歴史があります。

 

ことに鶴見区潮田町(うしおだちょう)・仲通(なかどおり)・浜町(はまちょう)・汐入町(しおいりちょう)の界隈には、沖縄県からの移住者とその子孫や血縁者が多く住み、いわゆる「沖縄タウン」としてドラマの舞台にまでなったほどです。

 

みうけんは沖縄大好きで、沖縄の楽器である「三線」まで買ってしまったほどですが(ただしヘタクソ)、そんな沖縄好きが愛してやまないお店が鶴見区にはいくつもあるのです。

 

今回は、そのうちの一軒をご紹介します。

そのお店は、「てぃんがーら」さん。昔は「おきつる食堂」さんという名前でした。

 

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この「てぃんがーら」さん、決してメニューは多くはないですが好きなお店のひとつ。

基本的なメニューはバシッと揃えていますので、小腹が空いた時にちょっと立ち寄って沖縄そばを引っ掛けていくような使い方もできますよ。


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店頭には沖縄の炊き込みご飯「じゅーしぃ」のおにぎりも販売していました。

他にも、「うちなー(沖縄)風てんぷら」なんて気になるメニューも!!


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すぐ脇には沖縄物産店があります。

このてぃんがーらさんで使われている麺は、ここで製麺した自社製品だとのこと。

 

もちろん、沖縄そばやスープの素となる「だし」も売っていますので、自宅で沖縄そばを作りたくなったら重宝するお店です。

 

もし「てぃんがーら」さんが満席で待ち時間が発生しても、このお店でアレコレ見ていると意外にも時間が経つのが早いです。

 

物産店で待つ場合は、「物産店にいますね♪」と一声かけるか、順番待ち表の備考欄にその旨を明記しましょう!


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さて、「てぃんがーら」さんに入店してみましょう!!

このお店を切り盛りされるのは、ニコニコ笑顔が印象的な女将さんと数人の女性従業員の方。

 

店内には沖縄の食器なども売られています。

この綺麗なブルーのガラスを見るだけで、沖縄好きさんはワクワクする事と思います。


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席は一番奥のテーブル席へ。

注文はあらかじめ決めて入店時に注文・会計するスタイルです。


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水とお茶はセルフサービス。

お子様取り分け用のお椀もあって、これは嬉しいサービス。

 

お子様連れでもなかなか来やすいようで、この時も何組ものお子様づれが沖縄そばをたぐっていたのが微笑ましかったです。


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「ソーキそば」(800円)

「じゅーしぃ」(200円)

「フーチバー」(100円)

 

なんともゼイタクなセットがやって来ました!!

ソーキそば、ソーキはしっかり本ソーキ。


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沖縄そばにじゅーしぃを付けると、小皿がついてきます。

内容はその日によって異なるそうですが、この日はミミガーがついていました。

 

ミミガーとは豚の耳で、プルプルしており美味しいです。

まさにコラーゲンの宝庫。


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ソーキそばは、これで中サイズです。

大サイズは900円でソーキ2つ、小サイズは650円でソーキ1つ。


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スープ、というより「出汁」ですね。

沖縄そばならではの、優しくでじんわりと染み渡る出汁の味わい。

 

アッツアツで体が芯から温まるし、脂のドギツさも化学調味料のエゲツなさも感じない、いかにも身体に優しそうな「出汁」。

ラーメンともうどんともそばとも違う、まさに唯一無二の存在ではありませんか。

 

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麺も、沖縄そばらしいモグモグな食感が嬉しい麺。

ラーメンの麺のようであり、ラーメンの麺とは違う美味しさ。

 

中サイズでも量はけっこうな量が入っていました。

今回は「じゅーしぃ」もつけたからでしょうが、大食いのみうけんですらお腹いっぱい、シアワセいっぱいになれましたよ。

 

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フーチバーのトッピングをお願いしたら、「通ですねぇ」と褒められました!!

フーチバーとは、ヨモギのこと。

 

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ヨモギはすりつぶして草餅に入れたりしますが、こうやって生で食べることってあまりないですよね。

 

好き嫌いは分かれるかも知れませんが、お口にガツンと広がるほろ苦さは、まさに大人の味わいといった感じです。


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忘れてはいけないのが、ソーキ。

沖縄のソーキは大きく分けて、あばらを煮込んだ「本ソーキ」と軟骨を煮込んだ「軟骨ソーキ」があり、どちらもそれぞれの美味しさがあります。

 

ただ、高級をされているのはガッツリと骨つき肉を豪快に煮込んだ、本ソーキのほうのようです。

もちろん、こちら「てぃんがーら」さんのソーキそばには、大きなソーキが2つも入っています。

 

ミッシリと食感を残したソーキは、下味しっかりなのに優しげな味付け。

ギュムギュムっとした力強い噛みごたえの中から、ジュワッジュワッと旨味が溢れてきて最高!

 

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ほかに、小ネギと島かまぼこが入り、紅しょうがが別添になっていました。

 

さて、次はじゅーしぃへ箸を進めましょう。

じゅーしぃは沖縄の炊き込みごはんで、「雑炊」の琉球語読みだそうです。


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ひじきやお肉などいろんな具材が入るほか、味付けは天然の味わいといった感じで優しく、ごはんはふっくら。

量もしっかりあって食べ応えも抜群です。

 

ついついホッとしてしまう味わいですねぇ。

 

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◆◇◆後記◆◇◆

 

さすが、横浜でも屈指の異文化エリア鶴見区の沖縄そばやさん。

このごろはドラマの影響もあるのか、けっこうな賑わいでした。

 

沖縄の文化は広くて深く、中国や台湾、日本の文化のいいとこどりな感じがします。

沖縄のシーサーも神社の狛犬も、もとは中国の獅子から来たものであるように、どこか似通ったルーツを持つ文化圏であるからこそ、お互いに親しみやすいのでしょう。



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鶴見区の沖縄タウンには、沖縄そばの美味しいお店が何軒もあります。

その中には地元の方向けのお店もあり、広く観光客を受け入れているお店もあり、実にさまざまです。

 

その中でも、特にここ「てぃんがーら」さんは沖縄初心者にも入りやすく、もちろん沖縄をこよなく愛するファンも通い詰める、そんな銘店なのだなと思います。

 

眺めているだけ、歩くだけ、食べるだけで「ちむどんどん」(心ワクワク)する街、鶴見沖縄タウン。

 

その中の沖縄物産店と併設の「てぃんがーら」さんは、横浜で手軽に沖縄旅行をするのにオススメのお店です!!

 

お試しを!

 

 

 

再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい

 

 

【みうけんさんおススメの本もどうぞ】

※食べログでは表示されません

 

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てぃんがーら沖縄料理 / 浅野駅弁天橋駅安善駅
昼総合点★★★☆☆ 3.8

 

 

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